モノクロ効果
2018年10月、自由が丘にて撮影。モノクロで撮ると、道路のパターンの輪郭が目立つように浮かび上がる。行き交う人々の服装のカラーも消え、すべてがモノクロと化す。そしてその輪郭と陰影のみが残る。モノクロ写真が面白いのはこういう所だと思う。カラー写真とはまた違った効果が狙えるのだ。でも忘れてはいけないのは、被写体となっている風景は元々カラーである、という事実。昔の写真を見る時は、白黒の背後にあるカラーの姿に思いを馳せる。そうすると、その時代は私たちからかけ離れたものではなく現実のものとして蘇ってくるのだ。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？