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2022年。新しい年を迎えても手帳ジプシーは続く。

皆さんは「手帳ジプシー」に陥ったことはありませんか?「手帳ジプシー」とは、一旦この手帳を使うって決めたのに、やっぱりあれもいいな…いや、それとも…みたいな感じでフラフラさまよう状態のことをいいます。(自分が思う定義)

手帳ジプシーの思考回路

昨年末、2022年の手帳はこれに決めました。

もちろん今もこれを愛用しています。でも、この記事で「使わなくなった」と言っていた手帳を、今年に入って新たに購入することになったのです。

ほぼ日手帳オリジナル!

1日1ページの手帳は、前から魅力を感じてたものの、途中挫折することが多かったので、2022年はやめとこうって思ってました。ところが、今年に入って夫がオリジナル手帳を楽しそうに使っているのを毎日目にするたびに、「手帳ジプシー癖」がムクムクと顔を出し始めたのです。

加えて、昨年末からうっすらと感じていたことではあったのですが、日々の学び、気づきなどはやはり、その日付がプリントされているスペースに書くことで、とても頭がすっきりするのです。

ほぼ日手帳weeks MEGAにも、後ろに膨大なメモスペースがあります。そこにもちょこちょこ書いてはいたのですが、「日付」という縛りがないのは、ついつい書かないで済ませてしまうことも多くなってきました。それは「ラク」なのですが、なんだかもったいない気もするのです。

一方で、ふと思いついたことをその場でメモするのに、そもそも「アナログ手帳」は向いていないような気もしていました。セミナーなどに参加している時はアナログがいいのですが、立ち仕事をしていたり、散歩してる時にふと思いついたことをメモしたいってなった時、大きな手帳をゴソゴソ取り出してページを開いていると、その間に思いついたことを忘れてしまいそうです。

このような場合にすばやくメモを取るのはスマホに限ると感じます。なので、これまでもスマホにメモを取る方法は習慣づいていました。ただ、スマホにメモを取る、この便利な方法にも落とし穴があることに気付きました。

それは「見返さない」。

スマホにメモするのは便利なのですが、その書いた内容は当然ながらスマホの中。表からは見えません。メモしたアプリを起動しない限り、そのメモが目に触れることはないのです。

スマホはいろんなことに使えるマルチな機器です。でもそのアプリを起動しない限り、ただの板。テーブルの上に置かれていても、それはスマホのたたずまい。決して「手帳」の姿ではありません。なので、ついつい手に取ってわざわざ見ない、ってなってしまってることに気づいたのです。

muutというアプリとの連携

とはいえ、1日1ページ書く、というのはなかなか厳しい時もあります。特に忙しくてバタバタした日。夜に手帳を開いても、慌ただしく過ぎ去った一日を振り返るエネルギーもない…。こんな日が何日か続くと挫折に繋がるんですよね…。

そこでスマホにこまめにメモすることと、アナログの手帳の合わせ技を思いつきました。バタバタ日常を送っていても、頭はいろんなことを考えてて、思いつくたびにメモはしている。

そのメモをタイムラインのように並べられたら…それを一日の終わりに開き、それを手帳に書き写すというのはどうだろう?

そもそも、一日の終わりに書くのがしんどい時は、書くことを思い起こすエネルギーがないためです。でも、そのスマホに記録を残しておくなら、それを見ると思い出します。そして、それを書き写すだけ、それならハードルはずいぶんと低くなる…そう思ったのです。

思いついたらすぐにメモ。
写真も添付できる。
メンタルの状態も記録できる。

こうした要望をすべて満たしてくれるアプリがありました!

今のところ広告も出ませんし、なかなか使いやすいですよ。思いついたらその都度メモ。メモした順番に時系列に並ぶので、1日を振り返りやすいです。Twitterとも連携できるので、Twitterで呟いたこともインポートできて、ホント便利です。

この「デジタル」と「アナログ」の組み合わせでしばらく頑張ってみようかと思います。

スマホのメモを改めて書き出す効果

1月も半ば過ぎましたが、今のところこのやり方は好調で、楽しく続けられています。

読み返す、という点においても、手帳が手帳の形のまま、物理的にそこにある、というのは案外効果が大きい気がしています。自然とつい手が伸びます。そこにあるから、「見てみようか」ってなるんです。

スマホのメモはいわば、即興のメモ。思考はどうしても浅くなります。でもそれを持ち帰って、家でじっくり書き写す。ときに、書き写してるうちに思考がさらに深まって、さらに追記することも。

瞬時に圧縮ファイルに保存したものを、家に帰ってゆっくり「解凍」しているような気分です。夜の手帳タイムが負担ではなく、むしろ楽しみになってきました。

今日という一日を棚卸しする、そんな表現がぴったりな感覚を覚えます。

ほかのクリエイターさんたちの「手帳と向き合う姿」にも大いに共感しています。こうした「手帳愛」を共有できることも幸せです。ぜひ参考にしたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。




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