Re-Creation

レクリエーション。
これが人間の本分なのだと思う。

「遊ぶのが子どもの仕事だ」とよく言われる。
でも、大人だって同じじゃないの?
・・・というか、遊ぶことをナメてる人が多い気がする。
目先の快楽を追求することだけが遊びじゃない。
命懸けで真剣に遊んでいる人たちだっている。
というか、真剣に遊ぶ、ってそういうことなんじゃないかと思うし、
真剣に遊び続けて生きている大人は、
もう、その遊びが仕事になっているような人なのだと思う。

人間、生まれた時には既に多くのことが決まってしまっている。
生まれた場所、生まれた時代、生まれた社会や環境を、
人間は自ら選ぶことができない。
そもそも自分で生まれてきたわけではないから、
自分で選んだ命でさえない。
自分が生まれてきたこと自体が、既に与えられたもの、ギフトなのだ。

でも、ここから人間は本分を発揮する。
このギフトを活かして、自分を育て、世界を変えていくことができる。
つまり、再創造(Re-Creation)だ。

もし、この世界に神のような創造主がいるなら、
創造主がするのはCreation。
人間がするのはRe-Creation。
どっちのほうがいいと思う?

なんでもかんでも自分でCreationって、かなり退屈なんじゃないのかな。
だって、どんなものでも自分で考えて決めてその通りに作るんでしょ?
しかも作れちゃう。
なんの面白みもないと思う。

既にあるものを利用しながら、工夫してRe-Creation。
こっちのほうが断然愉しい。
たとえ限りある命でも、人間に生まれてよかったと思う。

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