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異なる真実が併存している

厳密性を最重要視する数学でさえ、解が複数存在する場合が普通にある。
まして、日頃の問題の解決策や真相を
「一つだけ」と絞らなければならない理由や根拠などない。

単純に、多くの人にとって、
「真実は一つだけとは限らない」
という状況が、感覚的に耐えがたいことが多いだけではないかと思われる。

しかし、現実は残酷だ。
「真実は一つだけではない」場合が多い。

少なくとも、
私にとっての真実と、あなたにとっての真実が異なっていて、
そのどちらも共に間違いなく真実である
といった状況は、実際に多々あります。
その状況を受け容れられない時に、例えば、争いの火種が生じるのだろう、
とも思います。

もちろん、避けられない争いが生じてしまう場合もあるでしょう。
でも、出来ることなら無用な争いは極力避けたいですよね。
そのためにも、日頃からなるべく冷静に、
上述したような現実的な事実認識をしておきたいものです。

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