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警告!この記事を読んではいけない46「銃」について13<イギリス空軍>

前回の記事の、フォークランド紛争の続きですが、今回はイギリス空軍の、お話しです。イギリス海軍は、空母2隻を含む大規模空母艦隊で、大挙してフォークランドに攻め入りました。まあ、敵地に攻め込もうという訳ですから、出来るだけ装備を整えて出陣しようという気持ちは判ります。

ですがこれ、本当にこんな大艦隊が必要だったんでしょうか、という疑問もわきます。以前の記事で、湾岸戦争の際、多国籍軍という名の主に米軍(笑)が、それこそ、これでもかこれでもかっ!っというほどの軍勢を送り込んで、イラクという軍事後進国に対して、容赦なく不必要なほどの攻撃を重ねた事がありました。

まあ米軍は、それまで実戦で使ったことのない兵器を、実戦に投入すると、どんな戦果を挙げることが出来るかという「実戦実験」をしたかった訳ですから、必要最小限度の軍を送り込む、ぢゃなくて、ありったけの新兵器を投入して、実戦実験して、実戦データを収集しようとしたわけです。

つまりイラクは、米軍の新兵器の実戦データを取るための実験台にされちゃった訳です。米軍にとっては、勝敗なんて関係ないっていうか、勝敗なんて、始めから判り切ったことで、軍備後進国のイラクに負けるはずなんかありませんから。

で、軍事力の違いをいやというほど見せつけられたイラク兵は、次々と投降し米軍にすり寄って「ご飯ください、ご飯くださいっ!」となった訳です。これ、すでに戦争ぢゃないですね。単なる弱い者イジメです。アメリカってそういう国なんです。見ようによっては、かなり許せない国です。

そういえば、と言うか忘れもしませんが、日本もアメリカの新兵器の実験台にされた事、皆さん知ってますよね。私のような、戦後すぐに生まれた世代は、戦後すぐの東京に、戦争の爪痕がたくさん残っていた事を実際に見てますから、かなり切実に感じるんです。

アメリカは、新しく作った爆弾、原子爆弾の実験場として、日本の広島と長崎を選んだんです。それだけぢゃなくてアメリカ陸軍の進軍と言うか、侵略と言うか、沖縄だけぢゃなくて、九州全土を制圧するような計画もあったみたいです。

科学の実験の為に、日本に原爆を落としたんですよ!核兵器を実際に戦争に使用した国なんて、アメリカ以外、どこにもありません!アメリカだけが、あの大量殺戮兵器を、実戦で使用したんです。私、個人的にはこの行為、ドイツのアウシュビッツでのユダヤ人虐殺より、原爆使用の方が、より残虐で、同じ位罪が重いと思いますが、いかがでしょうね。

なので私、少なくとも今はアメリカ嫌いです。なに同盟国とか言って仲良くやってるんでしょうね。信じられませんよ。日本人ならばもっとアメリカを憎むべきぢゃないでしょうかね。あいつら、原爆落としただけぢゃなくて、東京の一般市民に対しても、新型のナパーム弾の実験の為に、東京上空から絨毯爆撃したんですよ。これも信じられませんね。

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すみません💦原爆の事思い出しちゃったら、フォークランドの事、頭から飛んでました💦フォークランド紛争の、イギリス空軍のお話しです。さて、イギリスは大挙してフォークランドに攻め入りました。相手はアルゼンチンです。軍事的には明らかに後進国です。本当にあんな大艦隊が必要だったんでしょうか。私は疑問です。

ところがです。アルゼンチンも、最初から負ける事は判っていたでしょうが、それでもあの「一矢報いてやるぞ!」という意気込みは感じましたね!なんせ緒戦で、イギリスの大型艦を2隻、撃沈したんです。しかも使ったのは、低性能の攻撃機と、欠陥対艦ミサイルを使ってです。

いやあこの意気込み、というか戦意というか士気というか、アルゼンチンの軍人、立派です!戦争行為ですから、褒めるのも躊躇いがありますが、攻め込んできた巨大な敵に対して、まず先制攻撃で2隻撃沈!これは立派な戦果と言えると思います。

一方「ちょいと一捻りしてやるぞ」とか、バカにして乗り込んでいったイギリス海軍は、驚いたでしょうね。「窮鼠、猫を噛む」と言いますが、まさしくこれでしたね。非常に残念なのは、ここで撃沈したのが駆逐艦とコンテナ船だったことです。当然ですがアルゼンチン軍が狙っていたのは空母です。

アルゼンチン軍だってそのくらいの事はちゃんと考えたんですよ。空母さえ沈めちゃえば航空機による攻撃ができなくなりますから、それは大戦果になります。そして空母を狙いました。そしてコンテナ船を空母と間違えちゃったんです。この辺はさすがに実戦経験皆無のアルゼンチン、お粗末でした。

空母艦隊の中心である2隻の空母、もしこれが初戦で沈められちゃっていたら、イギリス軍は撤退していた可能性が高いです。だって空母ないと、内陸部への攻撃ができないぢゃないですか。まさかボートで乗り付けて歩兵が攻め込むんですか?、第2次大戦の時ですら、ちゃんと装甲のある強襲揚陸艇で、ノルマンジー上陸作戦やったんですよ。

ともあれ、この緒戦の奇襲が、一応撃沈はしましたが、空母は2隻とも無傷だったんです。これでもう、勝敗は決したと言ってもいいですね。イギリス軍はアルゼンチン軍をバカにしていましたから、本気ぢゃなかったんです。ところがいきなり2隻撃沈されちゃって、驚き、焦り、激怒したでしょうね。あ~あ、これでイギリス、本気になっちゃいました。

そしていよいよ、イギリスは空軍までも駆り出したんです!遠くの国ですから、空母に載せた海軍機ならば戦闘参加できます。しかし、空軍機は自国の地上基地から飛び立つわけですから、ほぼ地球の反対側の国になんか行けません。これ、どうもイギリス空軍「オレたちも活躍したいっ!」とか思ったらしいです。

そして登場するのが、「アブロ・バルカン」です!

今日はここまでにします。「アブロ・バルカン」のお話しにしようと思ったんですが、名前出たところで終わっちゃいました💦次回必ず、これのお話し、しますね。

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