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安嶋健太郎 ピアノリサイタル 全4話その5

2023年12月3日(日)銀座 王子ホール

開演♬して気付いた事・・・このピアノ🎹 D-274だよね❓

ショパンが終わり、極上のスイーツを食べ終わった時のような、甘く美しい音楽の余韻に浸りつつ、ちいと気になる事が起こりまして「あれっ・・・❓❓」っと思いました💦

このピアノ🎹D-274だよね❓

若い頃は、スタインウェイのピアノを敬遠していました💦 理由は単純明快で、ホームグラウンドと言ってもいい会場のスタインウェイが、私を嫌っていたんです👆・・・そうなんです「私がそのスタインウェイを嫌っていた」のではなく、「そのスタインウェイが私を嫌っていた」んです👆 一度も、いい音を出してくれたことがなかったからです💦

それが随分トラウマになっていて「自分はスタインウェイに嫌われている」と思い込んでいたものですから、コンクールで日経ホールのDー274を前にした時には、尻込みしました💦「ああ、スタインウェイ・・・💦いい音だしてくれないんだよな💦」と思いながらも覚悟を決め、鬱々としながらもステージの274に向かいました💦

弾き始めて「ええっ💦💦」でした(笑)素晴らしい音が出ました👆最初から最後まで、全ての鍵盤がいい音を出してくれたんです🙌(^_-)-☆🙌ビックリでした💦そして弾き終わってから気づきました。私を嫌っていたのは「あの会場のスタインウェイ」で、全てのスタインウェイではなかった事に。

特に素晴らしいと感じたのは低音です👆 私はヤマハのフルコンも好きで、低音を出すと「ズドーーン」という(あ、読者の皆様、すみません🙇 私、ミリオタなもんで、たとえ話をするときに軍事関係の言葉から引用したりが多いかもです💦不愉快にさせてしまったらゴメンナサイ🙇です)

「ズドーーン」という、まるで大艦巨砲時代の戦艦の主砲を発射したような重低音が鳴り響くんです👆ですが日経ホールのその274は、主砲の口径を倍にしたかのような、物凄い音が出ました💦「ドゴーーーン」って💦いやあまりに驚いて、演奏が止まりそうになりました💦 そして2~3発「ドゴーーーン」を撃ったあとは、超快感となり(笑)嬉しくなり調子に乗って、「ドゴーーーン」を撃ち続けました(笑) 

その後も274に出会う度、ニタァッとほくそ笑みながら「ドゴーーーン」「ドゴーーーン」と撃ち続けました(笑)・・ああっ💦至福の快感💦(笑)この日のスタインウェイ体験により、スタインウェイの素晴らしさを実感しスタインウェイが大好きになりました(笑)

すみません💦 安嶋健太郎リサイタルに戻りますと🙇 

このピアノ🎹D-274だよね❓

冒頭のショパン曲では、確かに「ドゴーーーン」と撃っては、音楽が不自然に大きくなり過ぎちゃうので、なかったとしても不思議ではありませんが、それを予感させるような豊かな低音が鳴り響いてもよいとは思いました👆 でもそれはなかったんです💦

あくまでも甘く、優しく、子猫を可愛がるかのような天上のタッチで・・・274は、安嶋健太郎のような名手の手にかかると、あまりに美しい音色が出せるので、この曲ではひたすら、その甘く美しい音色のみで音楽が構成されていました👆

この曲は嬰ハ短調👆 その響きが、前半最後の「鐘」で、同じ嬰ハ短調での時間を超えた共鳴・・・というか、このリサイタルの前半が「嬰ハ短調」という「音の色」で彩色されたような、それはそれは美しい全体構成となったのでした♬

では、次の曲ではどうなったでしょうか・・・すみません💦また長くなっちゃいました🙇続きは次回に譲ることにします💦🙇次回こそは、前半の最後「鐘」までは、記事にしたいと思います👆 全体的に素晴らしく美しい前半でした🌸・・・その様子を・・・

Dー274

世の中の残酷な真実・・「本物は10分の1」という真実 その5

前回、作曲コンクールの闇、というか腐敗を暴露してしまいました👆 その結果、現在日本で「我が国を代表する作曲家」とか言われている人の10人に9人位は、実力で有名になった人ではないって事です👆コンクール以外の腐敗もあります👆 親の七光りとか、コネクションとか・・・

特に親の七光り・・・ビックリですよ💦、私、若い頃は、親の七光りで有名になっただけの作曲家なんか、誰も相手にしないに決まってるぢゃん👆 と思ってました。しかし現実は違いました💦 ビックリです👆

親の七光りって、スンゴイ威力なんですッ❣

作曲家についてこう感じた事はありませんか❓「この人有名だけど、なんでこんな程度の曲しか書けないんだろう❓」って(笑)👆そう、実力ある「本物の作曲家」は10人に1人くらいしかいないからです。

腐敗したコンクールで優勝したとか、親の七光りとか、その他のコネクションを持ってるとか、そんな理由でテレビや映画、あるいは大きなイヴェントの曲を作曲している作曲家が、約9割です👆 「どうして、こんな程度の曲しか書けないんだろう❓」という疑問・・・そう👆

「本物は10分の1」だからです❣

本物以外の9割の作曲家、冷静客観的に聴いてみると「なにこれ❓曲になってないぢゃん💦」とか「なんてヒドイ曲💦誰だこの曲作ったのは・・・」と思うような作品ばかりです。そしてこのような腐敗は、次の段階として、連鎖反応を引き起こすんです💦

実力で有名になったワケではない約9割の作曲家たちは、こう考えます👆「どうせ聴衆の9割は、曲を聴いて、どの程度の音楽なのか判別できないんだから、9割の聴衆を騙せればそれでいい👆プロデューサーも、テレビ番組制作者も、映画監督も、9割はどうせ判らない人たちなんだから、そいつらを騙せれば仕事をもらえる👆」

彼らはそのようにして、日本の音楽界、テレビ界、映画界の音楽を担当してきたんです👆・・・そして本物でない彼等が最も恐れる事は何かというと、「本物のAさんが世に出てしまい、自分と比較されてしまい、<Aさんの曲のほうがいい曲ぢゃん、あいつの曲より>」と言われてしまうことです👆

優れた本物が世に出てしまうと、せっかく築いた自分の仕事の領域が、全部その「本物」に奪わるんです👆 だから本物でない連中は、本物の作曲家の出現を察知するやいなや、それこそ全力で、死に物狂いで、その「本物」を潰しに、消しにかかるんです👆

「本物」がよい仕事を得そうになると「その人、やめといた方がいいですよ・・その人、〇〇〇って過去があるのをご存じですか❓」とかなんとか、嘘八百を並べて、何とかして「本物」に仕事が回るのを阻止しようとするんです💦・・・

才能がない連中は、いい曲は書けないくせに、そういうふうに、他人の足を引っ張る才能だけはあり(笑)、素晴らしい能力を発揮して、その「本物」を排除しにかかるんです👆嘆くべきことですが、これが現在の日本の音楽界の現状なんです👆

今の日本の作曲界は、ここまで落ちてしまいましたが、実は作曲界よりも、もっと腐敗して、もっと実力と無関係の分野がある事をご存じですか❓ 私、暴露しちゃいますよ🎉

それは次回のお楽しみです(^_-)-☆👆(笑)

いつも申し上げていますが、この記事シリーズを読んでくださっている安嶋健太郎関係者の皆様は、ご安心ください(^_-)-☆👆何度でも言いましょう👆

安嶋健太郎は数少ない「本物」の審査員そしてピアニスト❣

フライヤー

恐縮ですが、私事を少々・・・その5

今日はピアノのお話をしました👆スタインウェイDー274👆 ピアノのお話をあと一つ・私が勤務してたレストラン「ライブステーション狭山」🌸素晴らしいレストランで大好きでした。残念な事に、昨年4月で閉店💦💦 コロナは乗り切ったんですが、その後の戦争による物価高騰が、経営を圧迫の原因のようです💦

レストランのピアノって、多くの場合はC3、大きくてもC7くらいです(ヤマハの)👆ライブステーション狭山は小ホールくらいのスペースと客席があり広々、明るくキレイで、気持ちの良いお店でした👆ステージもあり、ピアノはS4B🌸 いいピアノが置いてあったんです🙌(*^^)v🙌 状態もよく、毎回素晴らしい音を出してくれました🌺

こういうお店の閉店は、悲しいです😿 昨年4月以来、私は、自宅周辺で、ピアノが弾ける(弾かせてくれる)場所を探してあちこち放浪です💦なんか浮浪者みたいですね(笑) コイガクボもその一つです👆 昨年のクリスマスは、24日も25日もここでピアノ弾きました♬  連日最後の曲は「戦場のメリークリスマス」♬

私はあと何回、クリスマスを迎えられるのでしょう・・・

銀座、会場近くのクリスマスツリー

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