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裁定取引から日経平均の上昇、下落トレンドを読んで取引のパフォーマンスを上げる方法

裁定取引から日経平均の上昇、下落トレンドを読んで取引のパフォーマンスを上げる方法

目次

このnoteでは日本株の株式取引を行う人に向けて、日経平均の上昇トレンドあるいは下降トレンドを読む方法を解説します。

今回、紹介する方法は「裁定取引」と呼ばれる特殊な取引の数字を利用してトレンドを見極めます。

直近2年間で、裁定取引からみた上昇あるいは下降トレンドのシグナルは3回発生しており、そのうち3回とも日経平均が2000円以上大きく変動しています。

この方法を使えば、上昇or下

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リフト(Lyft)のIPOロードショーがキックオフされた

リフト(Lyft)のIPOロードショーがキックオフされた

リフト(Lyft)はウーバー(Uber)のライバル企業です。今日、リフトはIPOロードショーをキックオフしました。それと同時に米国証券取引委員会にS-1の更新版を提出し、発行条件を明らかにしました。

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ジーンズのリーバイスを作っているリーバイ・ストラウスが新規株式公開

ジーンズのリーバイスを作っているリーバイ・ストラウスが新規株式公開

ジーンズのリーバイス(Levi’s)を作っているリーバイ・ストラウス(ティッカーシンボル:LEVI)がニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)します。

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『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』cis(角川書店)を読んでの感想①

日本市場での運用は難しいと言われる。約30年にも及ぶ低迷期の中で、売りと買いを駆使しながら安定的に利益を出し続けるということ自体に無理があると思えるが、そんな中でもcis氏は大きな利益を手にしてきた。
一体、cis氏は日本株をどのように見ているのか?それが分かるのがp68の以下の記述。

企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価こそが答えであり、世の中の総意として適正だとみな

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GMOとSBIから読み解く仮想通貨業界の今後 - 前編: 取引所ビジネス

GMOとSBIから読み解く仮想通貨業界の今後 - 前編: 取引所ビジネス

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今回は、GMOとSBIの2社の決算から、仮想通貨ビジネスの市場トレンドについて勉強していきたいと思います。

前編と後編で、「取引所ビジネス」と「マイニングビジネス」を二つの

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WeChatの提供元Tencentの爆発力とWeChat Payの主要な4つのユースケース

WeChatの提供元Tencentの爆発力とWeChat Payの主要な4つのユースケース

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今日の記事では中国のテンセントを取り上げたいと思います。

テンセントというのは、日本で言うところのLINEに相当するメッセンジャーを中心としたコングロマリット企業です。アリ

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中国最大のオンライン薬局、ワンワンワン(111, Inc.)について

■中国のヘスルケア・薬品市場
独立系市場調査会社フロスト&サリバンによると2017年の中国のヘルスケア市場の規模は1.49兆ドルでした。これが年率+12.1%で成長し、2022年までに2.63兆ドル市場となると見込まれています。

中国は高齢化社会に突入しており、65歳以上のシニア層は1.58億人います。このシニア層人口は2022年までに年率4.7%で成長し、2億人に達すると見られています。

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テクノロジーの地政学:Agri・Food Tech(シリコンバレー編):IT産業の大物たちが「農と食」に投資する理由

テクノロジーの地政学:Agri・Food Tech(シリコンバレー編):IT産業の大物たちが「農と食」に投資する理由

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「Software is Eating the World」。
この言葉が示すように、近年はソフトウェアの進化が製造業や金融業などさまざまな産業に影響を及ぼしています。そこで

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アイ・チー・イー 「中国のネットフリックス」の成長可能性について

アイ・チー・イー(ティッカーシンボル:IQ)は「中国のネットフリックス」というあだ名が付けられたストリーミング・サービス(会員制インターネット・ビデオ)の会社です。同社の親会社はバイドゥ(ティッカーシンボル:BIDU)です。

【市場】
同社はストリーミング・サービスでは中国最大です。競争相手はテンセントとアリババです。アイリサーチによると中国のストリーミング・サービス市場は下のチャートのように成

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フヤ(HUYA)の成長可能性について

フヤ(ティッカーシンボル:HUYA)は中国のゲーム・ライブストリーミング企業です。ゲームプレイの実況、eスポーツ・トーナメントの主催、eスポーツ・ゲームショーの企画などを行っています。類似する企業としてはアマゾン傘下のTwitchを挙げることができます。

【中国のゲームならびにeスポーツ市場の概観】
調査会社フロスト&サリバンによると中国はこんにちすでに世界最大のゲーム市場です。2017年のゲー

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FacebookやSpotifyも利用中!古くて新しい決済サービスAdyenがついに上場へ

FacebookやSpotifyも利用中!古くて新しい決済サービスAdyenがついに上場へ

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最近は海外のIPO案件を多数記事にしている気もしますが、今日も海外のIPO案件のご紹介です。

今日の記事は、FacebookやSpotifyも利用するAdyenという決済

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経営のA理論/B理論

経営のA理論/B理論

昔、銀座SIXにアートギャラリーを抱える友人から、経営の相談を受けたことがあった。内容は親会社からやたらと「コンテンツなんだよね、コンテンツ」と言われて、その意味がわからなかったという。

ちなみに、そのギャラリーは、CCCが親会社であり、同じフロアには蔦屋書店があった。このとき、僕が解説したのが「二つのビジネスモデル」の話だった。A理論とB理論と呼んでいるものである。

そもそも、CCCというの

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テクノロジーの地政学:ロボット産業(中国編)

:「人と機械の共生」で最も未来を行く中国

企業

テクノロジーの地政学:ロボット産業(中国編) :「人と機械の共生」で最も未来を行く中国 企業

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「Software is Eating the World」。
この言葉が示すように、近年はソフトウェアの進化が製造業や金融業などさまざまな産業に影響を及ぼしています。

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NetflixがFacebookと正反対の動画コンテンツ戦略を取る理由

NetflixがFacebookと正反対の動画コンテンツ戦略を取る理由

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2017年10月〜12月期の決算発表が徐々に始まるシーズンになってきました。

いつもネット企業の中で一番決算発表が早いNetflixを、今日は詳しく見ていきたいと思います。

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