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理念(アート)と経済(ビジネス)の両立を実現するには?

小学校の銅像で有名な二宮金次郎(二宮尊徳)の名言にこんなものがあります。
「道徳なき経済は罪悪である。経済なき道徳は寝言である。」
この言葉は自分にとって座右の銘のようなもので、会社を作ったときにも、いの一番にこの言葉を会社の価値基準に書き込みました。

個人的には、
「アート(世の中への問い、新しい価値基準の提案)とビジネス(経済合理性)の両立」もまさに同じ話だなと思っていて、日々事業をしていく中でこの点については考えを巡らせています。
「一度きりの人生。経済合理性だけを追い求めて生きてもこの時代に生まれてきた意味がない。それなら、かすり傷くらいにしかならないかもしれないけれど、世の中への問いや新しい価値基準を提案するような事業を通して今の時代に生きたからこその爪痕を残したい。」そんな感覚なのかもしれません。

最近、色んな経営者の人とはなして面白いなと感じるのは、人によってこの「アート<ーーー>ビジネス」のどこに軸足を置いているのかが全く異なるということ。
この軸足の位置がお互いに異なると、正直まったく会話がかみ合いません。

「は?あんた何言ってんの?」状態です。

これが非常に厄介で、放置しておくとアート志向の人とビジネス志向の人の間の距離はどんどん離れていき、アート志向の人はアート志向の人同士、ビジネス志向の人はビジネス志向の人同士で集まっていきます。SNSの普及がさらにその流れを加速させていきます。それがより定常状態に近いから(熱力学的にはエントロピーが低い状態だから)です。

これじゃあいつまで経ってもアートとビジネスの両立は実現できないなと思いますが、なかなか世の中のアート志向の人とビジネス志向の人が入り乱れるような状況を作る施策は思いつきません。
なので、まずは自分の中でそういう状態を作りたいなと考えています。

私自身はもともとは、新卒で戦略コンサルの会社に入ってるキャリアが示す通り完全にビジネスよりの志向だったんですが、色々な経験を経て今の会社を立ち上げる時には「出来る限り真ん中よりアート(世の中への問い、新しい価値基準の提案)寄りで事業をしたい」と志向するようになりました

アートとビジネスを両立しつつ、出来る限りアートに寄せて事業をしていくにはどうすればよいか?、コネも知名度もカネもない自分がそれを実現するには2つ大事なことがあると考えています。

➀:企業規模はニーズの大きさに合わせる。ムダに図体を大きくしない。
⇒「背に腹はかえられない」状況につくらない。
例)フェラーリが「需要マイナス1台」しか生産しない哲学を貫き通すことで、自らのブランドアイデンティティを崩すような車は作らないという選択が出来る。

②:「WEBマーケティング」を身につける、突き詰める
⇒どんなアートや商品でも、規模の差こそあれ必ずニーズはある。(もしかしたらそのニーズは海外に存在するかもしれないけれど)
問題はそのニーズを持つ人たちに、"お金と時間をかけず"にピンポイントでマーケティング出来るかどうか。
頭をつかうことで、お金と時間をかけなくてもグローバル規模でピンポイント訴求できる可能性のあるWEB/デジタルマーケティングのスキルは、理念・アートを志向するベンチャー企業には必須。


まだまだこれからだけど、こんなことを意識し続けることで、アートとビジネスを両立した事業を実現していきたいと思う今日この頃。ゆくゆくは世の中のアート志向の人とビジネス志向の人をごちゃまぜにしていくような流れを生み出していきたいなと思っています。

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有井誠

日本から海外で勝負するCrafted in Japanブランドを創ろうと、日々右往左往しています。Unsungs&Web代表。ブラックコーヒーが好きそうな顔と言われますが、コーヒーは飲めません。 レア・ドライフルーツ【FRUITEST】公式HP:www.fruitest.jp/
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