船津真琴

フリーランスで働くイラストレーター。東京生まれ東京育ち。英語勉強中 http://ot…

船津真琴

フリーランスで働くイラストレーター。東京生まれ東京育ち。英語勉強中 http://otenbaar.tumblr.com/

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    私のイラストや身の回りのことについてお話します。

最近の記事

The New York Times の仕事 その2

The New York Times の仕事 その1https://note.com/makoto_funatsu/n/n8620d7e50441 の続きの話です。 私が担当したNew York Timesの記事はこちら https://www.nytimes.com/2020/05/05/science/antarctica-byrd-distancing-expedition.html さてラフを描きます折角のNew York Timesからのイラストの依頼受けたにも

    • The New York Times の仕事 その1

      お久しぶりです。船津真琴です。 すっかりnoteをさぼってしまいました。 今回は最近した仕事、New York Times の仕事の事を書こうと思っています。 The New York Times の仕事ってどんなもの?私も実は、ここ4、5年前まではほとんど知らなかったのですが、そういう新聞が外国には存在してニュースで聞くなぁ、という程度には知識がありました。 しかし、数年前に青山塾に入ってから、その講師である木内達朗先生のサイトをくまなく見るようになって、どうやら先生は

      • イラストの描き方、その3 明度調整について

        すっかり間が空いてしまいましたが、アナログ作業が終わった後のデジタルでの明度調整について書きたいと思います。 上の画像の左の画像が手書きで描き進めたもので、 右がラフのラフで制作した画像です。 右のラフのほうが精度は低いですが、左のものよりも見え方がすっきりして中央の男性が主題であることがわかりやすいです。 ですので、左の画像を描き進めつつも、右の絵の印象に近くなるように明度を調整していこうと思います。 その作業は以下の通りです。 ・全体に画像を明るくする(私の絵の場合

        • イラストの描き方、その2 アナログ作業

           こんにちは、船津です。 前回はアイデアからラフの書き方までについてを、「私の名前はルーシー・バートン」の装画の実際のラフを使って説明ました。  今回は、またそれとは違うものになってしまいますが、例を挙げて説明をしたいと思います。  下の絵は小学館STORYBOXという小説誌2019年4月号 日明 恩さんの連作シリーズの扉絵です。このお話は、空港を舞台にした税関職員の小説です。クールな主人公とちょっととぼけた相棒の組み合わせが面白いので、よかったら小説の方もぜひ読んでくださ

        The New York Times の仕事 その2

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          さらに青山塾の授業の話(自分に合ったものを探しましょう)

          絵の話の途中ですが、描いている途中のnoteが完成したのでこっちを先に挙げておきます。  先日、青山塾の説明会で卒業生としてゲスト参加してきました。 青山塾在学中の事など少しお話してきた内容、 また、その当日に言い忘れてしまった大切なことをその後 ツイートで捕捉した内容などを、このnoteにまとめておきます。 私が青山塾をお勧めする理由今から約4年前私がイラストのタッチに迷っていた時に、その当時あったイラストのスクールはほとんどを見学に行きました。そのうちいくつかは実際に

          さらに青山塾の授業の話(自分に合ったものを探しましょう)

          イラストの描き方、その1 ラフについて

           ハーイ!こんにちは。船津真琴です。 ふなつです。濁らないタイプの「つ」の船津です。  さて、今回はイラストを作るにあたって、自分なりの制作の仕方について、 主に仕事などでモチーフや題材がある程度決まっている場合の、イラストの制作の仕方を書きます。 今日はアイデアだしからラフまでの工程についてです。  今回は、「私の名前はルーシー・バートン」(早川書房)装画を描いたときのの実際のラフを参考に使っています。  この工程を大まかに言うと以下の通りになります 1. アイデアス

          イラストの描き方、その1 ラフについて

          自分の美術歴と漫画家を目指していたころのこと

          こんにちは。船津です。 考えてみると私はとても長い時間、日本の美術教育を受けてきました。 挙げてみると ・小学生低学年、お絵描き教室。 ・中学生、美術部 ・中学2年、地元の油絵教室(一年間) ・中学3年、美術専攻の高校を受けるための美術予備校(一年間、週一回) ・高校から美術専攻の高校。(三年間)   高校生二年から美術予備校をかけもち(週一回) ・浪人し、美術予備校を継続(一年) ・美術大学油絵科4年(ただしほとんど絵を描いていない) 美大卒業後はゲームソフト開発の会社

          自分の美術歴と漫画家を目指していたころのこと

          青山塾の授業の話(素晴らしいですねって言われた!)

          前回ののnote 青山塾に行こうと思ったきっかけ、その3(木内達朗氏のこと) の続きとなります。 なんだかんだありまして、最初の授業の日の話。入塾書を書いてから、初めての授業の日になるまでちょっといろいろありました。端的に言うとお金がないことに気が付き(最初に気がついて!)4月入塾を伸ばして7月から授業を受けることにしました。 カリキュラムの途中から授業を受けることになり、 そのころには、見学の時のテンションは下がりきっており、いつもの投げやりな私に戻っていました。 そ

          青山塾の授業の話(素晴らしいですねって言われた!)

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その3(木内達朗氏のこと)

          こんにちは、イラストレーターの船津です。 こちらのポストに続いて 青山塾に行こうと思ったきっかけ、その1 青山塾に行こうと思ったきっかけ、その2 今回は木内達朗氏について書きたいと思います。 その1の冒頭で下のように書きましたが、 それで、なぜ青山塾に通おうかと思ったかというと、 う~ん、いろいろあるのですが... 1、自分の作品を変えたいと思ったことと 2、母のふとしたある一言が気にかかった の二つがあげられます。 しかし、書いているうちに思い出しましたが この次に

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その3(木内達朗氏のこと)

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その2

          こんにちは、イラストレーターの船津です。 前回の下記のポストに続いて https://note.mu/makoto_funatsu/n/n2c22be276b47 青山塾に行こうと思ったきっかけ、その1 今回は、私の変わるきっかけの一つになった母の一言について書こうと思います。まず母についてお話しますと、母は父の土木の零細企業を手伝っている商売人ですが、全く小市民といった風の普通のおばさんです。 そして、うちは父がモラハラなのですがそれにも耐え、バブルに煽られながらもなん

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その2

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その1

          こんにちは、船津です。 今週末の2019年2月9日(土)に青山塾の説明会に卒業生としてゲスト参加することになり、いろいろnoteに書きたいことはあるのですが 予定を早めて青山塾のことをまず書こうと思います。 青山塾に通ったのは2015年7月から2017年3月までの約2年間です。 その前は10年程フリーランスでイラストレーターをしていましたし、 大学は美大で油絵を描いていました。 それで、なぜ青山塾に通おうかと思ったかというと、 う~ん、いろいろあるのですが... 1、自分

          青山塾に行こうと思ったきっかけ、その1

          初めまして、船津真琴です。

          初めましての方もそうでない方も私はイラストレータをしています。 「船津真琴」という名前では、ここ3年程手描きのイラストレーションを描いています。トップの画像のような絵です。twitterでここ最近知っていただいたのはこちらの方だと思います。 そして、私は「なつ容子」という名前でもう10年以上(年数的には中堅イラストレーターと言われてもおかしくないですね)デジタルのガーリータッチと言われるイラストをで描いてきました。 http://www.natsuyou.com/ 下のよう

          初めまして、船津真琴です。