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船津真琴のマガジン

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私のイラストや身の回りのことについてお話します。
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#絵の描き方

イラストの描き方、その3 明度調整について

イラストの描き方、その3 明度調整について

すっかり間が空いてしまいましたが、アナログ作業が終わった後のデジタルでの明度調整について書きたいと思います。

上の画像の左の画像が手書きで描き進めたもので、
右がラフのラフで制作した画像です。
右のラフのほうが精度は低いですが、左のものよりも見え方がすっきりして中央の男性が主題であることがわかりやすいです。

ですので、左の画像を描き進めつつも、右の絵の印象に近くなるように明度を調整していこうと

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イラストの描き方、その2 アナログ作業

イラストの描き方、その2 アナログ作業

 こんにちは、船津です。
前回はアイデアからラフの書き方までについてを、「私の名前はルーシー・バートン」の装画の実際のラフを使って説明ました。

 今回は、またそれとは違うものになってしまいますが、例を挙げて説明をしたいと思います。
 下の絵は小学館STORYBOXという小説誌2019年4月号 日明 恩さんの連作シリーズの扉絵です。このお話は、空港を舞台にした税関職員の小説です。クールな主人公とち

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さらに青山塾の授業の話(自分に合ったものを探しましょう)

さらに青山塾の授業の話(自分に合ったものを探しましょう)

絵の話の途中ですが、描いている途中のnoteが完成したのでこっちを先に挙げておきます。

 先日、青山塾の説明会で卒業生としてゲスト参加してきました。
青山塾在学中の事など少しお話してきた内容、
また、その当日に言い忘れてしまった大切なことをその後 ツイートで捕捉した内容などを、このnoteにまとめておきます。

私が青山塾をお勧めする理由今から約4年前私がイラストのタッチに迷っていた時に、その当

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イラストの描き方、その1 ラフについて

イラストの描き方、その1 ラフについて

 ハーイ!こんにちは。船津真琴です。
ふなつです。濁らないタイプの「つ」の船津です。

 さて、今回はイラストを作るにあたって、自分なりの制作の仕方について、
主に仕事などでモチーフや題材がある程度決まっている場合の、イラストの制作の仕方を書きます。
今日はアイデアだしからラフまでの工程についてです。

 今回は、「私の名前はルーシー・バートン」(早川書房)装画を描いたときのの実際のラフを参考に使

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