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最終報告書 「AI世代における、新しい働き方って何だろう」



この実験は、新しい働き方LABの研究員第3期生としての活動内容です。


https://note.com/makoto_nakamura/n/n18d25db3aa60

◆検証したかったこと

この実験を通じて、
①検証したいこと、AIの生成物を観て、自分をどこまで掘り出せるか?
②明らかにしたいこと、自分の気づかなかった考え方や想いの発見。
③目標は、AI時代の自分にとっての新しい指針を見つける。

①に関しては自分でAIに出力しもらった画像をもとに自分がどう感じるか、という実験方法で観測してみました

AI絵画鑑賞

実験方法。アート技法とテーマのみをプロンプトに記入しランダムに出てくる画像の中から気になった絵画をピックアップして深掘りをする。

「自己体験と新しい体験」 浮遊感、時間の流れ、現実と理想の乖離。 左下の女性の意識をあらわしているのかな? もっとやりたい事があるのに目を背けてない?


「無意識の領域」 宇宙空間、バラバラに飛び散る、虚無、白と黒 自分の力ではあがらえないほどの力に飲み込まれている。いや?半身から何かが生み出されているのか?、想像力や妄想。木材のような人工物は何なのだろう? あなたに何が起きている?

実験を通して感じていたことは、絵について考えをめぐらしていると、
昔の子供時代の思い出など、自然に自分の深いところに意識を向けることが出来た事でした。
自分でテーマを設定しているので、より自分事として絵画を観賞したからかもしれません。

自分の部屋の中で絵画を観賞するというのは、思っていたよりも新しい体験でした。

画像生成で好きを具現化


自分が今まで見てきたものや好きな作家や色使いなど
意外と変わらず決まったパターンがあることに気づきました


キュビズムやマーブリングなどの技法の合成、
材質や構図も自分の好きに方向性がある

②画像生成AIと付き合う中での発見

大学の入試問題で色面分割のテストがあり、その時に何パターンも繰り返し色のぶつかり合いに対して考えていたことがあり試験そっちのけで楽しんでいたことを思い出しました。2.5次元的なあいまいな表現、原色や有機的なものと幾何学的なもののぶつかり合いなど画像生成をしていると自分の好きが醸造されていき可視化することが出来ました、
そしてその好みが、幼少期~高校生あたりで、ほぼ形作られたことも発見でした

承認欲求への気づき


はじめて100イイね突破。

全く知らない他人からたくさんの評価される体験は(100ちょっとですが)不思議な体験であり、かつ数字を始めて意識しました、自分もそれなりの承認欲求があったんですね(笑)

画像生成AIを使うことで隙間時間にアウトプットが出来ることは革命的です。なぜなら何かを生み出そうとすると今までは、まとまった大量の時間と集中力を要していたからです。(そしてそれが100人以上の共感を得ることはなかったと思います。)

この ”短時間である一定のレベルのものが生成出来てしまう。” ということで生じるデメリットも、もちろん感じていますが、絵というものを他者に見てもらう、という行動に対しての出力の幅が出来たことは凄いことだと思いました。

実験結果

当初の計画は↓

一月あたり最低5つ、約六か月で30以上のツイートを投稿
最終報告書に自分を表す言葉を見つけ出す。
その言葉通りに生きられるよう。
AI時代における自分の働き方(生き方)の決意表明を書く!!!

6か月の中で見つけたものから導きだされた
自分を表す言葉を見つけて、ツイッター名などにつける。

実際は↓

絵画表現は中途半端になってしまった(他にもやりたいことが多すぎた)
がツイートはほぼ毎日発信できた、自分が苦手だったコミュニーケーションがAIを使うことで世界とつながれた。
意外とあたらしもの好き(好奇心旺盛)な自分を再確認できた。
日々やりたいことが増え、とても楽しい時間を過ごせている

現在はAI動画に対して自分とどう向き合うかを考えています

AI時代における自分の働き方(生き方)の決意表明を書く!!!

③ということで実は結構早い段階で、自分を表すイメージが見つかっていました。

AI(あたらしもの好き) × デジタル(ガジェットも大好き) × ちょっと変わった変な人

ということで新しいツイッター名はAIデジタリアンとなりました(笑)

今年の初めごろから騒がれだした生成AIも12月現在、毎日のようにアップデートがあり、ほとんどの人がついてこれていないほど(自分もふくめ)スピードが加速しています。

自分が触っているのは画像生成というとても小さな一部ではありますが、触っていて感じる事は、万能に思えるAIツールも道具でしかない、
そして自分にとっての頼もしいサポーターでもあることです。

そんなAIと自分の距離をうまく整えながら新しい時代にあわせてみんなと楽しく生きていく。それがここ半年で実感できたこれからの生き方でした。

そして半年間、様々な面でサポートしていただいた皆様にも感謝しかありません。短い期間でしたがどうもありがとうございました。



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