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拡張子の記憶

2024年4月19日
そうか、あれから30年以上の月日が流れたんだ。きっとあの人もオバサンになってしまった事だろう、なんてジジイの私が大きなお世話だけれど、それはさて置き。
20年くらい前、今の会社に中途採用で同業転職した際に当時の社長が「孫に見せられるちゃんとした幼児番組が欲しい」という趣旨に賛同して始めた番組がありました。
児童文学作家の椋鳩十さんの本をアナウンサーが朗読してそれにいろんな画家の方に絵を描いてもらってパソコンで簡易アニメーションにして放送するというもので、社長のトップセールスで一社提供いただき実現しました。何年か続いたのですが、社長も交代、ご友人のスポンサーの社長も交代されて、やがて番組も終了したのでした。

作家や画家やアナウンサーの仕事って永遠に残るんだ

先日ベテランアナウンサーがやって来て、後輩に当時の先輩たちの朗読を聴かせたいというので古いVTRからクリップを起こして渡しながら、そう言えば記録用に全部録ってたけど観れるかな?とMachintoshで作ったクリップをDVDに焼いたやつをWindows10で再生してみようとしましたが「認識できない拡張子で・・・」と冷たいお返事。

ふん!古臭くって悪かったね

何とか変換できないか?とファイル変換アプリでall files設定でやっとこさ見えて1個づつ読み込み、さてこれから変換です。

ガンバレー!

この大量のDVDに収められた山のようなクリップをひとつづつ変換していくんだなぁ。

フォルダ2冊分あるんです

でも拡張子の記憶があるうちにやっつけないときっと消えてしまうデータだから頑張って気長にやるとしましょう。

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