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陰謀論は嫌いです

陰謀論は嫌いです

ワクチン問題やウクライナ問題を取り上げてきて、何を今さら言うかと思われるかも知れませんが、私は陰謀論は嫌いというかむしろ辟易としています。
つまりワクチン問題もウクライナ問題もこのNOTEで一番最初に取り上げたテーマ、「世界は誰のもの」誰がそれを動かしているか、ほぼ99%自分の中では陰謀じゃないと確信しているから取り上げているわけです。
NOTEではまだ取り上げていませんが、原発事故による放射能被爆問題も確信しています。
ところがわからないものもあります。
自分の中で疑いはするものの50%くらい、または30%くらいの可能性しかないものもあります。
それについてはまあ興味ある者同士議論するのは良いですが、まったくそういうことに興味ない人にまで話したいとは思いません。
その不確かな情報によって自分が思っている確かな情報まで疑われたり怪しまれたくないからです。
だから、ケムトレイルや人工地震などの話はあまりしません。
実際、被爆問題を家族に説得しようとしてケムトレイルの話をしたために信用を失い話を聞いてくれなくなったという方もいて、私は何度もその方にご家族を説得したいならケムトレイルの話はしないようにと進言しました。
人によってはそれを99%くらいの確信を持っている人もいるだろうと思いますのでそれは自由です。
あくまでも私自身の中での個人的判断です。
ましてや自分の中で0~1%しか信じられないものに対しては嫌悪感しか出てきません。
宇宙人やレプティリアン、いつ何々が起きるとかいう未来予言(世界情勢をみて経済危機や食料危機がある可能性とか、地殻が変動しているので地震が近づいているなど何かしら根拠がある情報を除きます)など。
そんな話と、ワクチン後遺症で苦しんでいる人やウクライナで虐殺されている命を救いたい気持ちと一緒にしないでくれって思います。
人間は何かしらの疑問を持つとそれを論理的に説明、解釈しなければ不安になります。
グレーなものでも、白黒どちらかに決着をつけたほうが安心なのです。
そして解明しようと思いますが、確かめようもないことはいくら議論しても仕方がありません。

私は聖書を信じているので、頼るは神様です。
信仰があれば何があっても大丈夫という安定さの上に乗っかっています。
だからといって何もしないで歌を歌って暮らしていればよいのではなく、仕事はしなければなりませんし、家族や隣人に危険が迫れば助けなければなりません。
だから社会問題に対しても意見はしますが、自分の中で基準があります。
たとえば政治や選挙には口出ししません。
それは社会に対する私なりの考えあってのことですが、口出ししたところで何の助けもできないと思うからです。
また、今回の安倍元首相が暗殺された件について安倍氏と統一教会の関係が取り沙汰されていますが、私は関係ないと思っています。(追記、まったく関係がないというと語弊があるので訂正しておきますが、入信していたなど、それが理由で殺されなければならないほどの深い関わりはなかったであろうということです)
それについて言及している方がおられますのでこちらをどうぞ。

まあ犯人が誤解をして安倍氏を恨んだということなのでしょうけど、だとしたら犯人が誤解するような噂を信じて「安倍氏は統一教会だ」と断定し拡散をしてきた人にも今回の事件について一抹の責任があるとも言えないでしょうか。
私はカルトの救出活動をする上で統一教会について勉強し、また教会員と接した経験もあるのでわかるのですが、以前からこの情報は人々の誤解であると思っていました。
また政治を批判しても政治家個人を貶めるような発言も控えてきたつもりです。
そんなことをしても意味がないからです。
裏社会との繋がりとかもそうです。
たまたま知らないで食事を一緒にしたとか、写真に一緒に写るなんてことは避けられないでしょう。
それでどっぷり深い関係があるとされたら私なんか、黒歴史だらけだと思いますよ。

さて、もう一つ私が気に入らないのがキリスト教が植民地政策に協力してきたという歴史観です。
ましてやローマンカソリックがディープステート、闇の勢力と繋がっているとかいう話は、それこそ私の中では陰謀論です。
パラグアイへ来てトリニダード遺跡やサンコスメイダミアンのヘスス遺跡などを訪れてみて、そこでイエズス会の修道士たちがどれだけ自分を犠牲にして宣教活動をし、先住民たちと一緒になってヨーロッパの奴隷制と戦ったか、を知ることができました。
ブラザーサンシスタームーンの映画は若い頃見て、アッシジのフランチェスコの信仰体験にとても感動しました。
それらの信仰体験は本物ですしその後に続いた献身者たちも同じでしょう。
でなければ当時、命をかけて船に乗って遠い異国の地まで来ないでしょう。
実際、これまで何人もの宣教師が使命のために殉教しています。
金儲けしたい人は同じ命を懸けるなら商人になったほうが良いです。
もちろん、人間は弱い存在。
その映画にもそれが表されていましたが、組織化され年月が経つと形骸化したり、堕落することがあります。
ときには社会的判断を大きく誤るようなこともありました。
しかし、歴史上、常にそれらは浄化運動が起きました。
ルターの宗教改革やウエスレーのメソジスト運動もそうですが、ローマンカソリックの内部でも、プロテスタントにおいても、信仰復興運動が何度もあり、大きく道を外れないように信仰が守られ継承されてきました。
ワクチン接種を毒を飲んでも死なないと記してあるから大丈夫と薦めたり、ウクライナ問題についてロシア悪一辺倒で偏った立場を取った教会は浄化されなければならないと思ってはいますが・・・。

一個人の信仰においてもそうです。
マザーテレサは実は悪人だったという説も出回っていますが、私はそう思いません。
個人の中で常に迷い、葛藤があるのが人間です。
完全な聖人君主というのはいないのです。
なのに、その悪い部分だけをクローズアップしてそれでその人の業績を悪意の塊りかのように非難する人は自分がどれだけ正しく完全な人間だというのでしょう。
どれだけの善を行ってきたのでしょう?
だからそういう話は私の前ではしないでください。
気持ちが悪くなります。

あ、ちなみに政治批判もお前がその立場に立ったらどのくらいのことができると言うんだ、だから批判しちゃいけないんだというのは違うと思います。
政治というのは私たちの生活に直接関わるものであり、私たちがその正常化に関わって監視しなければならないことだからです。
しかし、宗教家と同じく、政治家個人を貶めるような批判は慎んだほうが良いでしょう。

ということで、私が陰謀でなく事実だと信じているのは経済で支配された今の世界のシステム、製薬業界のワクチン、軍事産業の戦争屋、エネルギー業界の原発推進派などです。
それらの問題については今後も批判、追及していきたいと思っています。

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