【皿回しの基礎をやり直す】スローイングスタート

この記事では、皿回しの「スローイングスタート」の基礎について共有します。

皿回しの練習効率を上げるためには、スローイングスタートがかかせません。皿に回転をかけるために、最も速い方法です。

回転が速くなると皿が安定します。そのため技が成功しやすくなります。
速い回転状態では、加速の回数が減るため、練習での試行回数が増えます。

結果的に全体の練習効率がよくなります。

よって、スローイングスタートがただできるようになるのではなく、
「速い回転を、速くつくれる」ようになる必要があります。

◆求められる要素
・回転を速く
・回転がかかるまでの時間を短く
・上下(高さ)と左右のコントロールを正確に

◆私の基礎練習メニュー
私は後続のメニューと連続させるため1皿2棒でやりますが、1皿1棒でもOKです。

  1. 右手の指でキャッチ

  2. 左手の指でキャッチ

  3. 右ハンドスティックでキャッチ

  4. 左ハンドスティックでキャッチ

  5. 高めのセルフスロー

  6. 高めのクロススロー

指でキャッチする練習もついでにやります。

◆スローイングスタートのための工夫
皿の高台(持つところ)にビニールテープを貼ることで皿との摩擦を強くします。
スローイングスタートでよくある「すっぽ抜け」を防止できます。

◆スローイングスタートを技で使う場面

3皿スタートです。カスケードにいきなり入るために必要です。高さが必要になります。

クロススローで3皿423に入る例です。
クロススローでいきなり技に入れるようにするために、高さとコントロールが必要になります。


以上です。
次回は「ヘリコプタースロー」について書きます。



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