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nanoFreaks立ち上げの背景

2019年8月2日
nanoFreaks➝株式会社nanoFreaksに進化しました。
振り返りがてらちょっと過去に遡ってみようかなと思い、このnoteを書きました。

振り返り

2018年4月
九州大学に編入学し、新入生達がサークル勧誘や部活勧誘にワクワクする中に、どう見ても新入生に見えないやつが部活のBBQ歓迎会に行ったのが全ての始まりでした。
ジビエを食べながら「高専生なの?!」「院生なんですねー!なんの研究してるんですか?」みたいな他愛もない会話をしていました。

2018年6月
その後たまたまみんな部活に入ることを決めたみたいで部活でまた再開しました。
その間千葉さんとはご飯にいってどんな将来を歩みたい?みたいな話をしてたり、ないないとは高専生つながりで謎の絆が生まれてたりみたいな感じでした。
部活のチームづくりがはじまって、千葉さんが事業アイデアを持ち寄って仲間が5人集まりました。

2018年7月
最初のメンバーの1人がよく考えた結果違うと言うことで抜けてしまいました。。。
このくらいの時期に、事業アイデアをたくさんだして良い悪いなど検証したり、いい感じに見えるアイデアをブラッシュアップしたりしていました。
一旦落ち着いたアイデアとしては、千葉さんの研究を活かした「nanotechnologyを用いたテープ型の電源コードの開発」でした。
ちなみにこれがnanoFreaksという名前の期限です(笑)

2018年8月
部活の合宿が夏休みにありました。最初はちょっとだるいなぁと思っていた合宿でしたが、実際参加してみるととても楽しかったです。
そこには1人抜けて4人になったメンバーのうちのないないと千葉さんと俺の3人が参加しました。
電源コードのアイデアを様々なメンターからフィードバックを受けてさらに磨きをかけていきました。
この合宿で今のnanoFreaksの方向にすすむきっかけとなる人たちと出会いました。

2018年10月
この頃から様々なビジネスコンテストに出るようになり、その中でも北九州でIoTで100万円の資金が出るアクセラレーションプログラムに採択されました。
今だから言えることですが、やっぱりこのようなプログラムはとても重要だなとつくづく思います。

2018年11月
この時にアイデアは少しピボットしていて、「忘れ物防止のIoTデバイス」へ以降をしていました。
前のアイデアは理論上作成はできるものの、特許や使い勝手などが難しいとの判断を下しました。
北九州でIoTのメンタリングを受ける中で、もっと自分たちが本気で解決したい課題に着目するという重要なポイントに気付かされここで大きくピボットしました。
そのアイデアが今の「漁師の命を助ける緊急救助デバイス」です。

2018年12月
ここから本格的に漁師の市場規模やニーズのヒアリング等が始まり、プロジェクトが大きく動き始めました。

2019年3月
北九州でIoTの発表があり、デバイスのプロトタイプを完成までなんとかこぎつけました。
この間に本当にたくさんの人にお世話になり感謝をしてもしきれないほど助けていただきました。
また、この期間に千葉さんとないないが休学を確定し本気で取り組むことをきめました。

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2019年4月
たくさんのビジネスコンテストで賞を頂いていた中で、IBMCという世界最大のリーンスタートアップコンテストの日本代表に採択されアメリカ行きが確定しました。
この時にメンバーの1人が将来やりたいこととの方向性が違ったことと、チームの間で距離が生まれてしまい抜けることになってしまいました。

2019年5月
アメリカでのピッチをし、英語でのプレゼンをなんとか乗り切りました?(笑)
初めてのアメリカでとても自然豊かで広大な土地を感じたことと共に、場所が違うことでこんなにもビジネス感覚やマーケットが変わってくるのかという衝撃を受けました。

2019年6月
本気で事業化の目処が立ち資金が必要になったので、千葉さんに資金調達するまで帰れま10をやってもらうことにしました。

2019年8月
そんなこんなで2018年8月2日、nanoFreaksは株式会社nanoFreaksに進化しました。

こうして振り返ってみると、仲間が抜けていく厳しさやみんなでワイワイやる楽しさなどとても濃い1年だったなと思います。
1年前の自分にこんなに成長したんだぞとちょっと自慢できるくらい色々あった1年だったなぁ。

水辺の事故を0にし、人々が笑って過ごせる世界を実現する

僕らはまだまだスタート地点に立ったにすぎません。
重要なことは会社をつくることではなく、会社を価値あるものに築き上げて行くことです。
社会の常識もビジネスの欠片も知らない僕らですが、創り上げたい世界があります。
それは、「水辺の事故を0にし、人々が笑って過ごせる世界を実現する」ことです。
まだまだ世の中に課題が認知されていない業界、泥臭く文化も古臭いと言われるような職種。
だけど、そこで働く人たちは本当にかっこいい。僕たちが何気なく食べている魚は命がけで捕ってくれている彼らがいるからだ。船から落ちたら助かる保証はなく、連絡手段もない。船に上がることができなければただただ体温が低くなり命が尽きるのを待つだけだ。そんな世界を変えたい。
千葉さんの祖父も漁をする中で命を落としている。僕らだからこそ成し遂げられると信じて、世界を変えるためにひた走ります。

千葉さん、ないないこれからも頑張っていこう!!
いままで関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました!!!そして、これからもどうかあたたかく見守ってくださると嬉しいです!よろしくお願いします!

最後に、一緒にやりたいという仲間を募集しています!
もし、興味がある方がいたら気軽にご連絡ください。


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