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本を出したからと言って、偉くもなんとも無いからね。

本を一冊書いただけで、どことなく言動が”エラソウ”になっちゃう人が多いと感じる。

本を書くなんてのは単に数ある”職能”の1つでしか無い。
毎日300冊生産される本の中のひとつでしかないし、ほとんどの場合、あなたが書いたその本は誰も知らない。
仮に、100万部の売り上げを作ったとしても、人口比、100分の1以下。
大きな交差点で探してもほぼ読んだ人はいない程度の事なの。

だから、ビルのお掃除をしてくれる人や、スーパーで一生懸命売り場に野菜を積んでるおばさんとか、子供をあやすのが上手な保母さんとか・・・
そう言う方達と同じ、単なる仕事の1つで、みんな同じにエライと思うんだけどな。

ただ1つだけ言える事で、僕が強く戒めていること。

”本は情報そのものなので、それだけ社会的な責任は重いのだ!”と言う事。
場合によっては、その責任のすべてを、著者の責任として、背負わなければいけないんですよ。

それだけの覚悟を持って挑まなければ、反作用が大きくなる。

これ・・・大事。
偉そうにピノキオみたい鼻を伸ばしている場合じゃ無いんだよね。

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