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タイトルライティング、5つの法則。

中山マコトat大阪自宅書斎です。
今日は涼しいです。
これならバターにならずに済みそうですね。

では、僕が使っている、タイトルライティングの代表的な法則を
お教えしましょう。

それぞれを使い分けるもよし、あなたに合った手法を徹底的に
極めるもよし。ぜひやってみて下さい。

そして肝心中山マコトことですが、
Kindle出版のタイトルにはSEOの考え方は必須です。

が、今ここでSEOについて組み込むとあなたは間違いなく
混乱するでしょう。

ですからまずは、タイトルライティングの手法についてお話しし、
SEOに関しては別の機会にお話しすることにします。
そしてもうひとつ。
この方法で本のタイトルはつくれるんですが、本の場合、
いくつかの留意点があります。
これに関しても、別の機会にお話しします。
先ずは、タイトルライティングの基礎を身につけるつもりで
読んでみてくださいね。

1:ハイブリッド法。
最初の技法は、ハイブリッド法です。
言葉と言葉を掛け合わせる=ハイブリッドすることで大きなインパクトを生み出す手法です。

同じような言葉を掛け合わせることで言葉の圧力が増し、印象に残るタイトルになるんです。
この方法、やり方に、面倒なテクニックがあるわけではありません。
組み合わせ、やり方は自由です。
つまり、これが最上だ!と言うベストは無いという事です。

が、こうする方が効果は出やすいよ!と言うベターはあります。
ですから、これからお話しするやり方をあなたなりに咀嚼していただき、
適所で使いこなして欲しいんです。

例えば、私が以前、この手法で作った例だと、
*「うまい、おいしい!バカうま」*と言うフレーズがあります。

知り合いの飲食店オーナからの依頼で作ったコピーです。
これ、普通に考えれば、どれも同じ「おいしい」と言う意味じゃん
って言う話ですよね?

ですが、これを「うまい!うまい!うまい!」と繰り返すだけでは、
「うるさい!しつこいんだよ!」ってなります。

「うまい!うまい!うまい!」と、「うまい、おいしい!バカうま」
を比べたら一目瞭然ですよね。

選挙時の駅前の演説と同じで、単なる連呼はうるさいだけです。

さて、話は変わりますが、コマーシャルで使われる「ジングル」って知ってます?
ポリンキーポリンキー♪とか、ドンタコスドンタコス!とか。
ちょっとした短い言葉を繰り返すことで、印象に残すやり方です。

あれも実は、ハイブリッドの一種です。
単純に見えて、実にインパクトがあります。

ですが、あれは、メロディと言うか音楽がついているから成立するわけで、言葉だけではちょっと難しい。

音と相まって成果が出るので、文字を使っただけのタイトルでは
難しいです。

同じ意味でも言い方の違う言葉=同意異語を重ねると、
まさにうまさ三段重ね!
同じ意味なのに、しつこくはならずに興味を惹けるんです。
重ねると言う事には、そういう強みがあるわけですね。

他にも同じ、「おいしい」を表す意味の言葉は沢山あります?
英語でデリーシャス!とかね。
これを繋げても良いわけです。

*「うまい!バカウマ!デリーシャス!」*とか。(笑)

また、逆の意味を持つ言葉を並べてみたりすることもあります。
松本清張先生の「点と線」とか「砂の器」などはまさにそれ。
この対極の意味を持つ言葉を繋げることを俳句の世界で
二物衝撃と呼びますが、まさにそれです。

例えば、
*「甘くて苦い!」*とか*「キリッと優しい!」*とかがそれに当たります。

とにかくひとつの伝えたいことを決めたら、
それをひとつの言葉で言うのではなく、いくつかの言葉を繋げたり、
重ねたりすることで威力を増して行こうと言うやり方です。

例えば、あなたが自分の商品の安さを徹底強調したいとしましょう。
そこで、安いよ!安いよ!とやったのでは、何の面白みも無いですが、
そこに工夫を加えて、
*“安い!お値打ち!超特価!”*
と書けば、一気に安い感じがしてきます。
さらに、
*“安い!お値打ち!超特価!だから激安!”*
までつなげると、
「本当に安いんだな~」「安いってことを本当に伝えたいんだろうな~」
と言う気がしてくる。
これが強烈な、掛け合わせのチカラです。

それから、韻を踏むと言う手法があります。
ラップなどでよく使われる方法です。

ワードを繋げて、そのワードの最後の部分で、
同じ母音を持つ言葉を繰り返す、という手法です。

たとえばMr.Childrenの「名もなき詩」と言う曲の、
Oh darlin'、僕はノータリン
とか、
「シーソーゲーム」に登場する、
シーソーゲーム、She so cute
とかは天才的です。

だとしたらこんな効果的な手法、取り入れない手はないですよね?
*「うまい!おいしい!」*とか、*「安い!おねうち!」*とか。
明らかにリズムが生まれます。
という事は記憶にも残りやすいと言う事ですね。

とま~、ハイブリッドの中にも色んなやり方があるわけですが、
ここはあまり難しく考えず、楽しみながらやってみて欲しいと思います。

コピーの書き方そのものは、私の本を読んでもらえばよいし、
あなたも色々とご存知だと思いますが、
こうした感性の領域は教えられないんです。
とにかく、一番大事なのは、「伝えたい要素=コアバリュー」をみつけて、それをどう伝えるか?
この掛け合わせ、重ね合わせの方法を知っておくだけで、とても強いです。
このやり方には無限の組み合わせがあります。

知っている言葉が沢山あれば、当然ながら、組み合わせの数も増え、
無限の可能性が出てきます。
繋げると言うのは、無限です。
ぜひやってみて下さい。

2:クローズアップ法。
普段は表に出さない要素にフォーカスを当て、
一気に目立たせてしまうやり方です。

商品、特に食品とか飲料って、成分表みたいなの、くっついてますよね?
例えば私が大好きなサントリーの特茶。
毎日3本は飲んでいます。

でこの特茶。
成分表の中に、気になって仕方がない言葉が出てきます。
「ケルセチン配糖体」と言う言葉です。

最初は、「聞いたことない!なんだこりゃ?」ってなりました。
少なくとも私にとっては、未知の言葉だったんです。
高濃度カテキン以来の衝撃です。

このように、クローズアップ法は、自分にとって、
何らかの強いインパクトのあった言葉を選んでいくことがスタートです。

ケルセチン配糖体。

もちろん知らなかったわけだし、だからと言ってコピー的には
それを詳しく説明するのもおかしいです。
スペース取りまくりです。

で、クローズアップ法とは、言ってしまえば、
この言葉を「目を惹く」ためのキーとして使うやり方です。

で、どうするか?と言うと・・・
「ケルセチン配糖体って知ってました?私は知りませんでした・・・」
と素直に書けば良いんです。
それでグッと引き込むことができます。

人は知らないこと解決したいと思うからです。
一旦目や耳にした以上、知らないままではすませられない!
解決をしたい。
それが本能です。

そして、*「ケルセチン配糖体って知ってました?私は知りませんでした・・・」*
のあとに、
「詳しく調べてみるとカテキンとは違って云々・・・」
と簡単に解説する。
これでその商品の強みとか凄味が伝わります。

聞いたことのない、知らないモノだったけど、そんなに凄いんだ!と。
もちろん情報はプラス寄りでなくてはいけませんよ。
身体に悪いものを取り上げたらそこでアウト!です。

こうして裏に潜んでいた情報をクローズアップして、
日の当たる場所に移してあげる。

これをやると、読む側は、聞いたことない言葉だけど、
知らないままで終わるのもいやだ!となります。

この手法、私は時間のない時によく使います。
あなたも是非やってみて下さい。

まだまだ続きます。
と、言う事で、僕はこれまで、50冊以上の本を書いてきたわけですが「出版」に関心がある方・・・・
唯一無二のやり方があります。
読んでみるだけでも目から鱗!かも。
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