田宮 慎

合同会社casane tsumugu 代表社員 / wappa project / M…

田宮 慎

合同会社casane tsumugu 代表社員 / wappa project / MOKUTO|北東北の秋田で、広義のデザイン、編集をしています。秋田出身。大学進学より15年間上京。2009年末から秋田。美しいものが好きです。https://casane-tsumugu.jp

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最近の記事

下戸と上戸

すごく久しぶりのnote投稿です。コロナ禍で大変な状況が続いていますが、そんなときでも川は流れるし、稲は育つし、蝉は鳴き、そして各地でものづくりに励む作家たちは作り続けています。 さて、昨年度お手伝いさせていただいた仕事が、日付け変わって明日7月15日、ようやく世の中に出ることになりました。昨年春、秋田市新屋ガラス工房さんからお声がけいただいて、ガラス工房のオリジナル商品を作り、販売することを目標に、工房スタッフ(ガラス作家)のみなさんに数回にわたって講義(講義というには、

    • 「OZの女子旅EXPO 2019」に出展します。

      先週東京から戻ってきたばかりですが、来週末再び上京します。今度は台風直撃しませんように…。 9月25日〜29日の5日間にわたって青山のスパイラルで開催される雑誌『OZmagazine』主催の「OZの女子旅EXPO」。期間中の9/27(金)9/28(土)の2日間限定で、3Fのスパイラルホールで行われるメインイベントに「casane tsumugu」としてブース出展いたします。 ててて往来市で、主催のててて協働組合の宙郷さんから「なんで持って来なかったんですか〜!」と言われた

      • 講義的なサムシング

        昨日(日付的にはもう一昨日)は、秋田市新屋にあるガラス工房で、スタッフでありガラス作家でもあるみなさんに講義をさせていただきました。   講義的なものは数年前に増田高校でさせていただいて以来、二度目のことで、かつ今回は学生ではなく、実際にものづくりをされている大人のみなさんに対するものだったので、そうは見えなかったのかもしれないけれど、いやぁ〜緊張しました。笑   とはいえ、いわゆる講義のような一方的な関係性は個人的に好みではなく、またガラスに対する経験も技術も知識もないので

        • 「ててて往来市」に出展します。

          「ててて協働組合」が主催する、 使い手・作り手・伝え手を繋ぐ『ててて往来市(おうらいいち)2019』に、casane tsumuguとして出展します。 ててて協働組合は、"作り⼿""使い⼿""伝え⼿"の3つの⼿が共鳴しあえることを⽬的に掲げて活動をしています。「ててて往来市」は2012年よりスタートした「ててて見本市」から生まれたものづくりが紡ぐ関係性を、"使い⼿"のみなさまとも共有する新しい試み。 今回の『ててて往来市』は、商談会を行うバイヤーズ DAY(※事前登録必須

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        記事

          遠くにあるものと思っていた

          #今日の現場 年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れる秋田県仙北市角館。観光客の目的は武家屋敷と呼ばれる黒塀が並ぶかつての武家の街並み。春は空を覆い尽くすような桜、夏は生命力に満ち溢れた豊かな緑、秋はそれらが紅葉し、その美しさは言うまでもなく、深い雪に覆われる冬もまた、冷たく澄んだ空気が与えてくれる心地よい緊張感とあいまったモノクロームの詩的な美しさがある。 JR角館駅を出て真っ直ぐ歩くこと10分。突き当たりを右に曲がると国の重要建造物群保存地区に指定されている武家屋

          遠くにあるものと思っていた

          でんきとえあこんとかぎ

          暑い日が続きますね。 これでもまだ梅雨明けしてないなんて、どういうことなんだろか。秋田も連日30℃です。 旬菜みそ茶屋くらをで約三週間にわたって開催してきた「うなぎの寝床もんぺ展示販売会」は、盛況のうちに本日終了。創業100年の麹屋が6年前に始めた重伝建地域にあるこの食堂は、単なる食堂ではなく、食を軸としながらも、もっと広い、価値観や文化のようなものまでも体現し伝える場所として、また一歩踏み出せたような、そんな企画展だったように思う。 もちろん、遠く九州の福岡は八女を拠点

          でんきとえあこんとかぎ

          背中を押してくれているような

          今日は夕方から、羽場こうじへ。 打ち合わせが終わって外に出たら、通り雨の跡。 ふと遠くを見ると、夕陽で焼けた東の空に虹。 まだまだ出来ることはたくさんあるね。と、希望に溢れた打ち合わせのあとに見た虹は、そっと背中を押してくれているような、優しい虹だった。 昨年創業100年を迎えた羽場こうじ店と、直営のお食事処の旬菜みそ茶屋くらをでは、創業200年に向かって一緒に駆け抜けてくれるスタッフを募集中です。 ご興味お持ち頂ける方はコチラをぜひ。 #羽場こうじ店 #羽場のこう

          背中を押してくれているような

          夏にこそ

          今日も暑かったですね。 北国秋田も、あと1週間くらい、しばらく30℃を超える日が続くみたい。 ところで、漆には抗菌作用があるって、みなさん知ってましたか? 漆器は、暑い夏にこそ、オススメの器です。 #寿次郎 #川連塗り #川連漆器 #漆器 #漆 #japan #japaneselackerware #伝統的工芸品 #器 #伝統 #traditional #japanesetraditional

          夏にこそ

          夏だった

          オイル交換をした。 エレメントも交換した。 切れていたスモールランプも交換した。 タイヤも新しいものに交換した。 夏だった。 車は元気になった。 #summer #sunny #sunnydays #夏 #夏空 #雲 #青空 #akita #japan

          夏だった

          雪に残る足跡

          気がつけばもう3月も終わり。週明け新年度の4月1日には新元号が発表されるとか。昭和から平成になった当時は花輪小の6年。あれから30年も経ったのか…と本当に驚く。人生80年とか100年時代と言われるけれど、自身を考えるときは、とっくに折り返してると思って日々過ごしている。 タイトルの言葉は、中学生のときに友人のお母さんから紹介されて、その後バイブルのようにずっと身近に置いていた星野富弘さんの詩画集『鈴の鳴る道』にあった「雪の道」という詩が、ふと思い浮かんだので。 のろく

          雪に残る足跡

          もう一歩前へ

          あけましておめでとうございます。平成も残り僅か、個人的には三年間の厄年をようやく抜けた2019年、ギアを上げて駆け抜けたいと思っています。 2019年ということは、当たり前だけど来年は東京オリンピック。だけど、ここ北東北では全くと言っていいほど気配すらないのが正直な感覚。大局を見つつも、地に足つけて10年スパンで取り組んでいきたい。 2012年から6年関わってきた「のんびり」を春に離れ、秋田に戻ってやりたくて立ち上げた自身のcasane tsumuguとして専念すべく、ゼ

          もう一歩前へ

          ざわざわさせちゃってるらしい

           4月に新たなスタートを切って、早いものでもう三ヶ月が経った。同時進行で新しいチャレンジをいくつかしている中で、なぜかまわりをいろいろざわざわさせちゃってるらしいのが、秋田の県南に事務所をつくっている件。  場所は横手市増田。国の伝統的建造物群保存地区に指定されている江戸後期から昭和初期につくられた内蔵(うちぐら)が密集して存在する町。 自分にとってこの流れは、ごくごくふつうで、自然なことでしかないから、なんでそんなにざわざわするのか不思議でならないのだけど。みんな注目して

          ざわざわさせちゃってるらしい

          ご報告

          今日、42回目の誕生日を愛媛県の内子町で迎えました。桜満開の秋田ですが、こちらは大好きな藤の花が、深緑の山々の間に美しい色をそえています。日本は広いね。一ヶ月くらい季節が違うかな。 東京から秋田に戻って8年が経ちました。秋田に戻ったのは2009年の暮れで、実質的には2010年。翌年には東北の震災があって、さらに翌年の2012年からフリーマガジン『のんびり』が始まりました。ここ内子町に来ても『のんびり』を読んだり大切に持っていてくれる人に会えるほど、本当にありがたく幸せな仕事

          讃岐へ嫁ぐ八郎潟のつくだ煮

          大学進学を機に上京して約15年間、東京で暮らしました。2009年もほぼ暮れにさしかかる頃、家族と共に秋田に戻り、翌年の2010年春に立ち上げたのが「casane tsumugu」です。立ち上げた、と言っても個人事業で、学生以来の秋田を思い出しながら、というよりゼロから学び直すように、県内各地を走り回って、人に会い、話し、見聞きし、学ぶことを繰り返していました。そのとき出会った人たちは、ぼくにとっていまも大切な存在です。 秋田に戻るに至る経緯や想いは、長くなるのでまた別の機会

          讃岐へ嫁ぐ八郎潟のつくだ煮

          「いちじくいち」を終えて

          「いちじくいち」から早いものでもう一週間。昨年を上回る6,000人以上の、本当にたくさんの方にご来場いただきました。あの辺鄙な場所で開催することは、ぼくたちにとっても挑戦でしかなくて、初めて開催した昨年の不安なドキドキは、いまも鮮明に憶えています。それでもここで開催する意味は、鳥海山と海に抱かれたこの地域が本当に豊かで美しいと思っていて、それを一人で多くの人に体感してもらいたいということと、自分たちの人生は自分たち次第でいくらでも楽しくチェンジできるということを、カタチとして

          「いちじくいち」を終えて

          noteはじめてみます。

          なんて、タイトルで宣言しなくったって、何事もなかったかのように思うがままに書き始めればいいだけなのに、それが出来ない性分。でも、いわゆる儀式みたいなもので、このあと気が楽になるならそれも良し。そう自分次第。

          noteはじめてみます。