タイプライター風アニメーション

今回はMoTextを使ってタイプライターのように一文字ずつ表示されるアニメーションを作ります.

先に断っておくと,タイプライターのような表現はいろいろな方法で作れるので,一つに方法に固執しないように注意しましょう.

まずは軽めなTipsを(もちろん,自分用の復習や勉強もかねて)書き綴っていくようにしたいと思います.また,動画もはさんでなるべくテキストが冗長になりすぎないようにしていきたいと思っています.あくまで方針なのでまた変わる可能性も高いですが.まぁ,マイペースでぼちぼちと.

今後は基本的にCinema 4D R21を使用した内容になります.

今回はタイプライター風のアニメーションをCinema 4Dで作成します.そんなんAftreEffectsで秒で作れるわ,と言われるかもしれませんが(確かにその通り),Cinema 4Dの機能的な学習も兼ねていますのでタイプライターではない「何か」を作るときに役に立つかもしれません.

今回は動画を作りました.5分くらいで作る予定が20分になってしまいました.もっとギュッとおさめたいですね.

動画内容をざっくりまとめると以下のようになります.

1. MoTextを作成する

MoTextを作成して,好きなテキストを入力します.

2. MoGraph選択範囲タグをフィールドでコントロールする

MoTextはクローンの仲間なので,文字単位はそれぞれクローンになっています.そのほか,行単位,単語単位もクローンにすることができます.

クローンはMoGraph選択範囲で選択範囲タグとして記録できます.また,MoGraph選択範囲タグはフィールドを使ってアニメーションさせることができます.

順番に選択させるにはステップレイヤが最適です.

3. 簡易エフェクタを使って可視性をコントロールする

簡易エフェクタで可視性を使ってクローンを表示・非表示を切り替えます.

効果を反転させてタイプライターのようにします.

最後の文字はステップの最大値をわずかに減らします.

4. アニメーションをさらにつける

簡易エフェクタのパラメータや減衰に他のモディファイヤレイヤを組み合わせてアニメーションを微調整できます.


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