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自分の身体から出た白い羽 ね!
あれがでたわけよ。
でた!と思って、その羽ね
なんかその羽をみてたら、
こう、上に飛んで、んで、前の座席の人の頭の上飛んでって言ったわけ
それを見てたらさなんかもはや子供やなって
自分のこどもね その子供を見てたわけよ
親心でね、どこまでこの子飛んでいけるんやろって、先ゆきが不安でさ途中どこかでつまづいたりしないだろうかとかそんなこと考えるわけじゃん。親って。いい相手と出会って、安定した暮らしを送れるかって心配するわけジャン。
まぁそんなこんなで、心配しながらみてたら
こう 飛んでるじゃん!羽が、
あ、子供が、
んで、こうとんでって、こう。スッと加速して上に吸い込まれてったねん。
あ、そこって換気口やったんやってその時気づいたんだよな。
あ、電車の換気口ってそこにあったんやって。
それと同時に自分の子供がいなくなった喪失感も同時にくるわけや。
んで、よく考えたら、そこに換気口があるって気づいてたら、そこに入っていくのは想像ついていたわけで、その羽の未来はわかってたわけやけどさ、でも換気口がそこにないと思って見てしまってたから
こっちからしたらどこへ飛んでいくんやろって思ってたわけよ。
あれ、だから結果、道は違うかもしれんけど、結果、行き着くとこは確定していたわけで、導かれてたってわけでもあるよな。
吸い込まれていったよ。一点に向かってさ。一点に向かって。

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