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黙々と記事を書く配信をゲリラ的に始めたら驚くべき結果になった話

最近Voicyでの活動がメインになってきまして、ここ2週間くらい週3ペースで投稿しております。


ここ1か月半ほど純粋なnoteの記事という形での投稿をしていなくて、さすがにちょっと不安になってきたんですよ。


書く習慣をリセットすると書けなくなる恐怖ってあると思うんです。毎日書くっていう制約がある中で書いているからこそ頭が冴えてくるし、ある種自分の中でのテンプレートみたいなものが出来てくるように思うんです。

そういうものがこの1か月半の間にリセットされてしまって、ちとこれはヤバいなと。


書けなくなると、あー今日もいいか、っていう負の流れが出来てしまいがちで、まぁこれは確かに年明けから自分の書くことに対するサイクルを一旦リセットしようということで意識的にやっていることではあるんですけど、見事に書かないデメリットにハマりつつあるところだったんですよ。


さぁどうするか。もう一度自分を再始動するうえでいい方法は無いものか?


ってことで一つ思いついたんですよ。
妙案を。


昨年10月にnoteのイベントで、「黙々とnoteの記事を書く会」というのがありまして、外苑前まで書きに行ったんですよね。


本当にあの時はただひたすらnoteの記事を書くために15人くらいだったかな?皆さん集まって、最初に自己紹介とかしたんですけど、それ以外はタイムアップになるまでひたすら無言で書き続ける訳です。


これ、結構シュールなイベントではあるんですけど、周りの皆さんがカタカタキーボードをタイプする音が響き渡っている。


そうなるとね、こっちとしてもやべえ書かなきゃ!って感じになって、どんどん書くモードに突入するんですよ。


多分、強制的に書くモードに入るという意味では毎日投稿をしていた中であの日が一番ストイックで逃げ場が無かったんですね。


よし。
アレと同じ環境を作ってみよう。


ただね。

さすがに物理的に人は集められないですし、千葉某所の西尾邸においでよ!なんて気安く出来ないですもんね。


自分が書くことを宣言しつつ、書いている自分をリアルタイムで公開する。これが出来ればとりあえずはいいわけです。


ということで考えたこと。
それは「黙々と記事を書く」様子をオンライン配信することでした。


無言で記事を書く様を皆さんに共有すれば、記事を書き終わるまでは強制的に居残りさせられる訳ですから、これは逃げ場がないと言える訳です。


まぁ終わった体裁にして止めるってのも出来ますけど、でもそういうの許せない性分でしてね。


それを思いついたのが先週の金曜日。
Stand FMで告知し、実行に移したのが土曜日。


2/11 14:00。

告知はしましたが、さすがにこんな告知を見ている人なんてそういませんし、土曜の昼間にこんな怪しげな配信を聴いてくださる方なんて限られています。


多分存在そのものを知っている方の方が少なかったと思います。まぁ最初の試みですから、敢えて人目に付きづらい形にしたことも事実なんですよ。


大々的に告知して、事故ったら目も当てられないですからね。


ただ、誰にも言わずにやったら誰も聞いてくれない可能性もある。だから地味に、この趣旨のよく分からない試みについてコンセプトとか目的とかあまり説明しないような感じで始めました。


そしたらね。
少しだけ来てくださった方が居たんですよ。
Stand FMに。


おおお。
こりゃやべえ。


スイッチ入っちゃいましたよ。
ちょっとテンション上がりました。 


本当に少人数でしたけど、お客様が居る以上はもてなさないといけないし、「黙々と」なんて逃げ方はしているけど、どうせだったら楽しんでほしい。そして、少しでも多くの人数を集めたい。


そんな風に考えたんです。
そこで私は二つの試みをしました。


一つはTwitterの「スペース」機能で同時に配信を始めたこと。

そしてもう一つが、話しながら書くこと。


嬉しいことに、Twitterからも聞いてくださる方は現れました。猶更テンションが上がってきたことから、私の中で楽しませたい欲求は更に深まりました。


その結果、「黙々とnoteの記事を書く会」と謡いながらも、私は文章にすることをひたすら話しながら記事を書き続けました。


書くには書くなりの集中があって、私はそれは喋らないことであって、そうすることで書くことに没頭できると思っていました。


これね、違うんですよ。
それが違うことをこの日に初めて知りました。


自分が書きたいことを思いついたらそれを口に出しながら実況すると、どんどん次の展開が浮かんでくるんです。


で、浮かんできたことを更にまた次のタイミングで話しながら手を動かす。これをやると、文章が無限に出てくるんですよ。


書いて、ひらめいて、また書いて。

だから、私はこの実況やってる最中はずーっと喋っていました。だって、すぐに文章思いつきますからね。


タイトル的には確か「スポーツライター西尾克洋が黙々と記事を書くだけの配信」って感じだったと思いますが、ふたを開けてみたら私がひたすらカタカタ言わせながら思いついたことをつらつらと喋っている不思議な配信になりました。


勉強配信って結構やってる学生が居るってことは聴いたことがありますけど、モノを書いている様をお届けする配信なんてこの世にどれくらい存在するんでしょうね?


そして、書く様をお届けするつもりがサービス精神から書きたいことを喋り続ける配信になるなんていう異空間なんて、果たして存在するんですかね?



っていうか、私は喋りながら書くと枯れない油田状態になりましたけど、他の方がこれやったら同じモードに突入するかはわかりません。


ただ、私は1時間10分で5000字を書き上げました。当初はnote記事と思っていましたが、その後Voicyの方にアップしました。内容は、例の彼女に魔改造された話です。


これ、ちょっと面白かったんでまたやってみようと思います。ただ、タイトルはちょっと変えなければなりません。


「スポーツライター西尾克洋が黙々と記事を書くだけの配信」という謳い文句でしたが、「スポーツライター西尾克洋がひたすら喋りながら記事を書くだけの配信」に改める必要があるからです。


これっていつやったら皆さんリアルタイムで視聴可能ですかね?夜の22時くらいにするべきなのか、週末の14時くらいの方がファミリー層としてはいいのか。その辺のこともお聞かせいただけると嬉しいです。


あ。
ただね。

一つ悲劇があったんですよ。


それは、Twitterのスペース機能で配信すると、Stand FMからは音声が出なくなるということでした。


つまりね、Twitterで配信始めて以降、何も知らない人からするとStand FMでは1時間くらい無音が続いたらしいんです。


意図せずStand FMでは当初の謳い文句通り「黙々と記事を書く配信」状態になり、視聴数は上がったものの、大半の方が去ってしまったのです。あんなに漫談のようにひたすら喋りながらキーを叩いていたというのに。。


何気なくさぼてん主婦さんがコメントを下さらなければ私はそのことを知ることは無かったでしょう。さぼさん、本当にありがとうございました。


というわけで、皆様のコメントを踏まえて

「スポーツライター西尾克洋が黙々と記事を書くだけの配信」改め「スポーツライター西尾克洋がひたすら喋りながら記事を書くだけの配信」は行いたいと思いますので視聴可能な時間帯についてコメントお待ちしております。


あと、今日アップしたVoicyです。
是非お聴きください!


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