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私が学んだ実践アロマセラピー「ケーススタディー」

春分の日の朝。

今朝は4時半に起きてモーニングノートを書いて、アロマセラピストさん&フォトグラファーさんでもいらっしゃる、こいまゆ先生こと、小池まゆみ先生の「習った通りにしか使えない」が「自分で選べる!使いこなせる!」へ成分作用からの精油選び5つのステップの無料ライブレッスンに参加しました。

朝イチでアロマセラピーのお話が聞ける〜と思うと、鼻が膨らんで、1時間おきに目が覚める私。なんでしょうね〜〜(笑)

3日間ライブレッスン初日は、1、何をどうしたいか?はっきりさせる。2、精油に何を手伝ってもらうかを考える。これについてお話をして下さったのですが、お話を聞いているうちに、あれ??とリンクしたのが「ケーススタディー」

実はこれ、私がアロマセラピーを学んだ時に、たくさんやった「ケーススタディー」そのものだったのです。ケーススタディとは、トレーニング手法の一つなのですが、あるケース(事例)を題材に対して、どういう意思決定や行動をとるのか、といった判断力を養うことが目的中心のトレーニング法。

アロマセラピーでいうと、クライアントさんの症状を題材にし、それに対して、何を目的(症状の緩和)にして、どういったアプローチをどの精油でしていくのか、その精油たちを選んだ理由、どういった効果を期待したのか、そして、その結果どうだったのか、これらを数多くやらされました。泣きのケーススタディー。

私のアロマセラピーのともこ先生(Ohana Healing Institute in Hawaii)に言われたのが、「暗記をしないでくださいね」と。ん?ん?と初めは思いましたよ。筆記テストもありますしね。

その答えがまさにケーススタディーにありました。

最初は、精油についても、精油の化学についてもざっくり学んでいくわけですが、ふむふむ、そっかそっかって軽い感じですよ。(それでも既に化学をすっかり忘れていた私は苦戦😅)例えば、柑橘系に含まれるリモネンという成分。これはモノテルペン炭化水素類というグループに所属していて、リラックス作用があるとか、抗菌作用があるとか学ぶわけ。へ〜〜ですよね。

ところが、ケーススタディで実際にクライアントさん相手にやるとなると、へ〜と知っている程度ではできないわけです。

例えば、「ストレスが溜まっていて疲れを改善したい」と言うクライアントさんへの実践アプローチでは、まず、どういったストレスで、どんな疲れなのか? しっかり眠れないことからくる疲れなのか、仕事上いつも神経がピリピリしているところからきている疲れなのか、、それををきちんと聞き取り、どうしたいのか目的をはっきりさせ、そこから、改めて精油の効能や成分とじっくり向き合うわけ。何度も何度も精油の成分、効能などと向き合うことを繰り返す作業。もちろん、クライアントさんの香りの好みなどもあるから、そういうのを考慮していくとレシピは無限大ですし、精油の使い方一つとっても、ラベンダーなら鎮静効果を目的としてブレンドする時もあれば、抗炎症作用を目的として使用する場合があったりするのですね。

もちろん最初は出来ないから、先生のレシピをちょこっと変えてみる、そんなところからスタートですよ。そんな風に精油と向き合っているうちに、なんだか自分の中に精油というものが刷り込まれていくんですね。先生の言っていた「暗記をしないでください」の意味がようやくここで分かった次第です。

こいまゆ先生も仰っていましたが、知識といった部分はある程度調べれば、わかる。アロマセラピストは学者や化学の専門家ではありませんし。わからないものがあればその場で調べる。でも大事なのはそこからで、それをどのようにクライアントさんにあったセラピーを施すか、それを考えることはとても大切なことだと私は思うのです。(もちろん、日々の勉強で知識を増やし深く学ぶことも大事ですよ)

こいまゆさんのライブレッスンで、改めてケーススタディで学んだ意味の大切さを実感。知らず知らずに学べていたんだと。ただ、知らず知らずではダメなんですよね。私もクラスで教える時には、なんでこのケーススタディーが大事なのか、そういった細かい所までお伝えできる、そして実践できるアロマセラピーを教えていきたいと思いました。伝え方や発信の仕方といった意味からもこいまゆさんからは本当に学ぶことが多々あるので、あと2回のライブレッスンでは、教える立場からみた伝え方や進め方、資料の作り方や出し方、そういった視点からも学ばせてもらうと思っております♡

みゆ


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