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【出国前準備⑤】手荷物・パッキング戦略(海外協力隊:アフリカ)

マラウイ派遣メンバーはシンガポール航空を使用しますが、そのシンガポール航空の手荷物の制限が30kg(個数ではなく重量制限)となっておりかなり苦戦しました。ちなみに他の国の派遣メンバーの半数が23kg×2個のため、いかに厳しいかがわかるかと思います。
そのような中でも以下に記載しておりますような多くの荷物を持っていくことができたので、どのような工夫をしたか記載していきます。

■預入荷物

▼スーツケースの選定

スーツケースは大きければ大きいほど重量が重くなります。そのため、以下の軸でスーツケースを選定しました。スーツケース1つとバックパック1つを預入荷物にしているメンバーもいましたが、私はスーツケース2つでいきました。
*空港〜ドミトリー、ドミトリーから任地での自宅は事務所による送迎があると聞き安心できたためです。
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①セキュリティ(1つは任地で金庫代わりにできるハードフレーム)
②重さ(とにかく軽いもの)
③滑りが良いもの(移動の際に滑りが悪いものは苦労するため)
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いろいろ調べ、結果以下2つのスーツケースを購入しました。

① フレームスーツケース 40L Sサイズ 3キロ
アウトレットで楽天で8000円で購入しました。何よりも重視したのは本体の重さです。フレームスーツケースは重量はとにかく重い…そのためSサイズで購入し、チャック式スーツケースの容量を大きくしました。

② チャック式スーツケース 50L 2.4kg
同じモデルのSSサイズを利用しており、軽くガラガラしやすいこちらのMサイズのモデルに。SSサイズと400gしか重量が変わらないためMサイズの方がおすすめです。

▼スーツケースに入れた方が良いもの

スーツケースには手荷物に入れることができない液体関係を入れることをおすすめします。手荷物禁止でないものは比較的後ほど記載しております方法で持っていくことができます。
一旦液体を詰め、重量を計測した後に、他のものを詰めていきましょう。

▼スーツケースに入れる前に測量

おすすめは一つ一つ持参す手荷物を以下のような吊り下げ式デジタル測りで計測することです。なぜ一つ一つ計算した方が良いかというと、スーツケースにパッキングした後、全体計測した際の重量調整や空港で重量オーバーした際に何を減らせば良いか分かり易いからです。
荷物が多いと面倒ですが、細かいものは袋にまとめて計量するなどして測っておくと後々が楽です。

■手荷物

手荷物の制限はシンガポール航空、マラウイ航空どちらも7kg +PCケース5kg分まででした。しかし、実際重量を計測されることは一度もありませんでした。シンガポール航空ではオンボード時に計量するようなアナウンスがありましたが、添乗員さんに確認したところ実際は個数のみ見ており重量は測らないとのことでした。
*パスポートケースやウエストポーチ、前掛けポーチなどは手荷物の数量には加えられませんでした。

実際に持って行った手荷物は以下画像のスーツケース以外です。
全て持って行けましたが、かなり重くメンバーに助けてもらったので自分で持てる範囲の重さで持っていくことをお勧めします。バックパック大きめのもの一つにまとめても良いかなと思いましたが、オンボードが遅くなると上の棚に入れれない可能性が高いので、なんとも言えないです。椅子の下に入るくらいの大きさはけっこう通過できます。

▼手荷物に入れるもの

重量は厳しくないため、重くて小さいものを手荷物に入れることをお勧めします。
私は最終的には17kgくらいを手荷物として持って行ったと思います。

【作戦①】ネックピローに衣類詰め込み

機内ではよく見かけるネックピロー。100均一のネックピローを膨らませ、真ん中に切れ込みを入れ、Tシャツ3枚、レギンス1枚を詰め込みました。加えて外側にはタオル3枚、手拭い3枚、ズボン1枚を巻き1.8kgくらいのネックピローに。こちらは個数にも含まれません。

こんな感じ

【作戦②】ポケット多めのベスト

ワークマンで1200円くらいのポケットの多いベストを購入しました。ベストに小さめで重めのものを入れた結果2kg超えに。

【作戦③】カラビナ

ほんだしや袋に入っているものは穴あけパンチで穴を開けてカラビナにまとめました。それらは結局グレーの手提げ袋の中に入れましたが、何か言われた際は体に身につけられるようにしました。

【作戦④】PCケース

PCケースに電子機器を全て入れました。一つにまとめることで、セキュリティチェックの通過が楽になります。合計6kgくらいになりました。

2年間という期間と郵送が届きにくいという環境のため頑張りましたが、郵送が届くような地域(アジアなど)であればこれほど頑張る必要はないと思います。


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