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【Day59】赴任前オリエンテーション

明日修了式、ということで本日は荷物整理と局長講義の受講で終わりました。

赴任前オリエンテーション

▼公用旅券とは

『国の用務で渡航する場合に発給される特別な旅券で、JICAが組織として外務省に申請し、発給される旅券』

▼JICA海外協力隊と公用旅券の関係

隊員:適正管理義務
*所有権は国にあるため、用務終了後は速やかに返納すること
JICA:適正管理指導義務

▼旅券事故とは

1.盗難・紛失
2.破損
・破いた/水にぬらした/観光スタンプを押した/メモ書きをした等
3.記載事項変更
・姓や本籍地が変わったが旅券の更新を行わなかった等
→担当の企画調査員に連絡が必要。予定がわかっていたら早めに伝える。
4.二重携行
・一般旅券の写しを持参することも不可

▼旅券紛失事故が起きると

多くの関係者に迷惑をかける
外務省
・再発給手続き
・関係者との所調整
JICA本部
・経緯所作成
・再発給依頼手続き等
在外事務所
隊員自身
・活動ができない(任国の移動や活動に制約が出る可能性がある)
・時間や経済的なロスが発生
*任国外旅行中の場合、旅券発給までの滞在費は自己負担
・顛末書作成
・精神的ダメージ(強奪等による紛失の場合)

▼旅券紛失事故防止5か条

①携行時は肌身離さず必ずパスポートホルダーを使用
*本日の班ミーティングで配布予定
他の貴重品と一緒にしない
③使用後は、施錠可能な金属等にしまったことを確認
④不要時は携行しない
⑤旅行中は気が緩みがち*特に注意*

▼旅券事故が発生したら

すぐに事務所・支所に報告する
*迅速な対応が必要
*直接、在外公館には連絡しない
*外務省への事故報告の第一報はJICAから

▼安全対策の強化として

・任国、旅行先、出張先での行動規範順守
・「たびレジ」への登録(全員)
・在留届の提出(現地で企画員に確認)
https://www.mw.emb-japan.go.jp/JapaneseSite/residents.htm
・「JICA国別安全対策情報」の入手(赴任前、旅行前)
*種などの持ち出し禁止

赴任前健康管理オリエンテーション

▼医薬品の準備

■処方薬
・治療中の疾患で医師から薬の処方を受けている場合
→可能であれば3か月分程度の薬を持参する
・赴任後は任国の医療機関で治療を継続する場合
①英文診断書(紹介状)の準備
②薬剤名は一般名(成分)で準備

所長講和『赴任にあたっての心構え』

「元気に帰ってくること」 これが一番大切

▼元気に帰ってくるために

①自己管理の徹底(現地の安全・健康管理ルールの順守)
②危機意識の低下を宇セグ(安全対策連絡協議会等を活用)
③災害等にあった場合は自ら安否を連絡(事務所、自宅など)

▼持っていくもの

①「熱い心」「俯瞰してみる力」
②「折れない心」
③「公人意識」

▼その他アドバイス

活動期間中の写真をBefore・Afterがわかるように撮影しておく。

外務省講和

1.日本の開発協力の概要
2・大使館との連携
3.JICA海外協力隊に期待すること

本日のご飯

朝ごはん
昼ごはん
夜ご飯


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