見出し画像

【出国前準備①】PC・スマートフォン編 (海外協力隊:アフリカ持物)

持参するPC・スマートフォンが確定しましたのでまとめました。
*任地で感じたことは随時追記予定です。


■持参するデバイス(5台)

①HP製13.3型ノートPC(Win11・Corei5・メモリ8GB・SSD256GB)
②iPadAir Wifi&Cellular 第4世代 256GB
③iPhone12 Pro 256GB
④iPhone 7
⑤AQUOS wish2
*もう少しスマートフォンを持っていきたかったのですが、航空会社の規定に引っかかり転売ヤー扱いされる危険があったため上記台数にとどめました。

▼PCは2台必要?

IT職種はPC命のため、2台持ちの人もしばしばいるようです。ただ、私はMicrosoftOfficeが使用できれば問題ないため、iPadをノートPC故障時の代替機にしました。iPadはWifi&CellularモデルのためSIMも挿すことができ、ノートPC&スマホの代わりになるというイメージです。
iPadですが、盗難にあった場合は領収書があれば端末代が保険で戻って来るため、購入を決意しました。整備品(Apple直販)・純正のApplePencil2込みで12万円ほどで購入しました。年始のセールも待ちましたが、整備品が一番安く購入できました。

▼参考:中古Android端末は秋葉原の『イオシス』で

中古Android端末は以下を秋葉原の『イオシス』で購入しました。なぜ『イオシス』かというと、IT職種研修の先生のおすすめのお店だったからです。イオシスは店舗が多いので、近くにあればのぞいてみるのも良いかもしれないです。ダイソーでこんなものがあったため購入しました。コンパクトでどんなパソコンも合わせやすくとても便利です。消しゴムでも代用可能かなと思っております。
*現地のSIMを使用する際APN設定が必要になります。

■ノートパソコン

楽天市場で3年前に73,000円で購入したノートPCを持っていきます。IT職種隊員はMacやSurfaceを持参する人が多い印象でした。PCは好きなものを持参すれば良いと思いますが、6年間PCを販売していた経験から一部おすすめできないものもありますのでご参考までに。

× Surface

よく壊れます。冗談抜きで故障多いです。そして故障した場合、分解困難=物理修理不可能です😢 メーカー保証に入っていれば修理対応してもらえますが、アフリカのため不可能です。おすすめできません。

△ Macbook

デザイン性もよくてiPhoneとの相性が良いMacBook。MacBookが購入できる国であれば問題ないですが、MacBook購入不可の国であればあまりお勧めできません。理由としては以下が挙げられます。

①MacBook故障時Windows PC新規購入⇨使い方わからない😭という状態に
②盗難対象として狙われやすい
③Surface同様修理困難

◎Let’s note(中古)

ビジネスでも人気のLet‘s note。新規購入すると約13万〜30万円ほどとノート PCの中では圧倒的に高級品。それでも人気の理由はその頑丈さ&軽さ&保守内容です。そして分解が容易なので修理しやすい✨ 法人の場合、標準で4年オンサイトがついていました(個人の場合でも追加11,000円で引取4年保証にできるようです)。
中古品を購入するときは安易に安いものは選ばず、以下スペックは最低でも満たすものを購入することをおすすめします。
(個人的には富士通製LIFEBOOKも頑丈で軽いのでおすすめです。)
【2024/4/19追記】Lenovo製は同期が購入し、購入後半年ほどでマラウイで故障していました。約1万円で修理してもらい無事になおっておりました。原因はチップの焼焦げのようで、電圧が合わなかった可能性があるのかなと感じております。

▼PC選定時参考スペック

CPU:Corei5以上
メモリ:8GB以上
SSD:256GB以上(×HDD)

■充電器

▼モバイルバッテリー

こちらも航空会社での持ち込み制限があったため、最大数量の2個を持参しました。(実際は3個持ち込めました)
1つは災害用に購入していたソーラーモバイルバッテリー。役に立つかは現地で確認します…‼︎ もう一つはふるさと納税で購入。クレジットカードサイズかつ174gで10,000mAは嬉しいです✨ベストの胸ポケットにいれていきます。

①ソーラーモバイルバッテリー

②MOTTERU 174g 10,000mA

↓ふるさと納税はこちら。13,000円の寄付で購入。

▼その他充電ケーブル

①LIGHTNINGーTypeA
②MicroUSB TypeBーTypeA
③TypeCーTypeA
④TypeCーTypeC
上記に加え、先端のみ先端のみ装着し端子を変更できるアダプタを購入しました。
現在、一つのケーブルで複数の端子に変更できるものもあります。ただその場合、そのケーブルが故障した場合、全て充電できなくなる危険があります。そのためそれぞれのケーブルと、ケーブルが故障した場合に備えて先端のみの変換アダプタを購入しました。
【2024/4/19追記】一部の変換ケーブルはAndroidでは使用できますがiPadでは使用できないなどありますので、事前に確認していくことをお勧めします。マラウイではTypeAで充電できる延長コード(サージ付)が入手できるので、TypeAでの充電器を多めに持っていくことをおすすめします。


■スマートフォン

▼利用用途

スマホは以下利用用途毎に選びました。
①②はeSIM対応&マラウイのSIMが使用できる機種を選定しております。現地のSIMが使用できるかどうか、店舗で確認すると安心です。

①現地外出時利用用(Android中古)
②現地お腹の中&部屋で利用用(現在使用中のiPhone12Pro)
③端末紛失時の予備&端末探す用(iPhone7)

▼SIM

SIMはRakutenモバイルのeSIMからHISモバイルのeSIMへ変更しました。
携帯電話解約or電話番号利用停止を選択する方もいますが、おすすめは電話番号の保持です。

▽電話番号保持>解約or利用停止 の理由

①近年増えているSMSの二段階認証の電話番号変更が不要
②二段階認証の設定変更漏れによるログインできない現象を回避
③各所への電話番号変更・停止連絡が不要

HISモバイルSIMに決めた理由

①価格:月額290円
*データ通信100MBの場合。100MB~1GBの場合は月額550円になります。
②海外でSMSの無料受信ができること
*「国際ローミングオプション」の申し込みが必要。月額料金0円。通話料金は別途必要。
*申込時の国際ローミングの「5万円」はあくまでも上限額。実際に利用した料金のみが発生し、最大5万円まで利用可能なサービス。
③eSIMの再発行が対応端末とネット環境があれば簡単に行えること

価格だけでみるとpovo2.0の方が安いようですが、半年に一度忘れずに「トッピング」なるものが必要になるため、そのような手続きが不要なHISモバイルにしました。(参考:【公式】povo2.0|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン

▽HISモバイル申込(Web&乗換の場合)
①切替希望日の3週間前くらいにはWebから申し込み
②1週間後くらいに住所コードが記された郵送物が届きます
③切替希望日の7日前以降にMNP転出番号を既存のキャリアから入手
*楽天モバイルはWebですぐにMNP転出番号が発行できました。
*MNP予約番号の有効期間は申込時点で7日以上ある必要があります。MNP予約番号の有効期間は通常発行日から15日間です。
④切替希望日1~2日前にWebから申し込み

▼国際電話:Skype

Skypeを使用する予定です。利用する機会はほとんどないと思いますが、スキミング等の被害にあった際、クレジット会社に連絡する必要がある際は活用します。
Microsoft 365 を契約していれば月60分まで国際電話(固定電話宛にOK)が無料でできます。Microsoft 365 を契約していない場合でも、月額の国際電話プランがあるのでいざというときは検討してみるのもよいかもしれません。
格安の国際通話が可能な "Skype で電話と通話" プラン | Skype
*救急車等の緊急通話には利用できないのでご注意を。
*アクティベーションはiOS端末からはできないのでWindowsPCから実施することをおすすめします。
【2024/4/19追記】Skypeの国際電話は便利です。何かしら家にハガキ等が届き、固定番号に電話する必要が発生しているのでそのようなときにとても重宝しています。

■停電対策

【変換プラグ→変圧器→サージ付きタップ】
という構成で使用予定です。
サージ付タップの入力電圧が125Vととなっており、マラウイの230Vで使用すると火事になる危険があるため、上記構成にしました(変換プラグもサージ付きだと安心ですが)。停電があまり無い国の方であればベステックの変圧器がかさばらず良いかなと思います。
変圧器は不要という意見もありますが、停電後の高圧電流から電子機器を守りたい場合は買っておいて損はないと思っています。
【2024/4/19追記】上記のような使い方で現在のところ問題は発生していません。変圧器を使用しなかった同期隊員2名のサージ付きタップからボンという音と煙がでている(きちんとサージが機能)ので変圧器の使用をおすすめします。一応マラウイにもサージ付き電源タップ(クオリティ不明)&フリッジガード&TVガードは存在しています。

▼変圧器(カシムラ製、薄型軽量):YAMADAで購入

▼参考変圧器(停電が少ない国おすすめ)

▼変換プラグ(BFタイプ)400円くらい

▼雷ガード電源タップ(必要最低限)

▼変圧器かまさず電源タップを使用したら…(2024/2/9追記)

同期隊員が変圧器をかまさずやらかしてボンッ!という爆発とこげができたようです。

失敗例

■盗難対策

▼スマホ編

①お腹に隠すiPhone用(これで写真を撮りたいときもあると思うので)

②予備iPhone用 ストラップホルダー&チェーン

③普段利用Android端末&iPad
→なし。iPadは基本居室で使用する予定です。

▼パソコン編

▽盗難防止バックパック Bobby

人口工学に基づいている&盗難防止機能のついたBobbyのバックパックを購入。モバイルバッテリーをカバンの中にいれたまま、リュックの外から充電できるのもとてもありがたいです。構造上多くは入りませんが、普段使い用であれば十分です。
荷物を多く持っていくのであれば「duffle」ですが、普段使いも考えると「regu
lar」。「original」は中身があまり入らなそうなので検討外。結局在庫のあったHero small greenにしました(入荷予定無いと言われた瞬間即買い)。
【2024/4/19追記】日常使いに重宝しています。学校の中とは言え油断ができないので、離席するときにはチャックに南京錠を付けています。スマホへの充電も南京錠をつけたままできるのでとても便利です。また、多くの店ではリュックを預ける必要があり、その際にも施錠をすることで安心して預ける事ができます。

以下のようなものも購入。

▼それでも盗まれたら…?

紛失に気づいたら以下サイトにすぐにアクセスし、データを削除しましょう。一番怖いのはデータ漏洩です。端末の位置が分かったところで取り返すのはかなり危険&困難なので潔くリモートワイプ&ロックです。
(領収書があれば保険で端末代返ってきます)

①iPhone

iCloudの「デバイスを探す」
*iOS17以上の端末が別途あれば、IDがわかればQRコードでログイン可能です。

②Android

デバイスを探す (google.com)
→ここから端末ロック&リモートワイプ。取り戻すことは諦める予定。

▼参考
紛失した Android デバイスの位置の特定、ロック、データ消去を行う - Google アカウント ヘルプ

■砂埃による故障対策

ヤマダ電機とビッグカメラの品揃えが良くなかったのでAmazonで購入。

▼ノートPC13.3インチキーボードカバー

Dynabookシリーズの記載ありますが、HPパソコンにもフィット。サイズは柔軟に調整できます。キーボードの違和感も少なめ。

▼ノートPCダストキャップ

SDカード部分にささらなかったので、付属の別のキャップを適当に差しておきました。一部抜けやすい穴はマスキングテープで埋める予定です。

■熱による故障対策

ダイソーで以下のようなものがあったため購入しました。机とパソコンの間に隙間をつくることができるため、放熱することができます。コンパクトでどんなパソコンも合わせやすくとても便利です。消しゴムでも代用可能かなと思っております。

■セキュリティ対策・データ保護
(長くなるので別途note書きます)

詳細を記載すると長くなるため、VPNだけご紹介。

▼VPN:MillenVPN

セキュリティ向上&現地で日本の動画を快適に視聴するために契約します。
Netflix・Amazon Prime・Tverを日本のアカウントで閲覧したい人は必須です。

・月額396円(税込)×24か月=9,504円(2年プラン)
VPNならMillenVPN (ミレンVPN) | 月額396円でセキュリティ強化
*同時に10台のデバイスで利用可能です。


▼参考ページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?