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【Day54】語学最終テスト/一般講座テスト復習

本日はとうとうこの訓練の最大の山場、語学最終テストでした。英語の語学テストを例に書いていきます。合否は当日中に判明し、不合格者のみ18時までにメールで連絡がいくようです。メールやスタッフからの電話にきづかないと訓練所内を探し回られるようです…(;'∀')

午前(Listening/Writing)

テストは入所のときと同じくマークシート形式。英語クラス全員講堂で受験。Writingの問題は一部入所時に受けたテストと同じ内容が出ていました。教科書からも一部出題されていました。形式としてはTOEICに近い内容です。

▼出題内容・時間(8:45-11:10)

・Listening 50問(2点×50)35分
・Writing 100問(1点×100)90分
*途中退場はできません。お手洗いで抜けることはできました。

午後 (Speaking)

20分の口頭試験。早い人はランチ直後の12時半から。私は13時10分からでした。内容は以下の通り。最初は簡単な自己紹介と派遣国の紹介から始まりました。口頭試験終わった後は16時まで部屋で語学自習です。

①Common Topics(3つ)

・ラジオ体操
・成人の日
・アパートの借り方(日本での)
*5秒以上何もしゃべらないと減点になるようです。
*上記の質問は先生ごとに異なるわけではなく、全員共通しているようでした。
💡Point💡①アイコンタクト②話続けること

②WH Qestions(6つ)

A4用紙に6つのセンテンスが記載されており、一部虫食いになっています。その答えを得るための質問を20秒以内で実施するもの。A4用紙は1分間だけ内容を確認する時間が与えられました。間違えても20秒以内に何度も言い直せば大丈夫です。

一般講座テスト復習講義

▼JICAボランティア事業

1.略語(ODA/JIAC/NGO/SDGs)
2.ODAの形態と分類
・JICAの所掌範囲(二国間援助すべて)
・技術協力=JICAボランティア
3.ODAをめぐる動向
・日本の援助金額世界5位以内に入る
・国民一人あたりのODA負担額、日本は28か国中19位
4.JICAのビジョンと目的
・ビジョン:Leading the World with Trust(信頼で世界をつなぐ)
5.JICAボランティア事業の目的(3つ)
6.「人間の安全保障」とは
これまでの「安全保障」の概念=国家間の紛争から国民と領土を守ること。「人間の安全保障」=冷戦後の社会においては、国家間の政治対立に基づいた武力に対する脅威よりも、貧困や健康、環境問題といった人々の生活に根差した脅威の方に重点を置くべきという考え方
7.SDGsとは
・17の目標と169のターゲットで構成。
・二本柱=「極度の貧困解消」+「持続可能な世界」の実現
・ユニバーサリティ=先進国、途上国等すべての国が達成する目標

▼安全管理

・海外安全の3原則(目立たない/行動を予知されない/用心を怠らない)
・無抵抗主義(銃の所持使用は禁止)
 *約99%が金品を狙った犯罪
・危険地帯への下見はNG
・バッグのたすき掛けはNG
・緊急連絡先網を紙で所持する
・周囲の人と良好な関係を築く

▼健康管理

〇狂犬病
・咬み傷、ひっかき傷、目や口の粘膜をなめられることで感染
・脳組織に近い傷ほど潜伏期は短い(2週間程度)。遠位部では数か月~2年。
・発症した場合の致死率ほぼ100%
・予防接種:3回
・咬まれた時の対応:洗う&傷口撮影→JICA事務所へ連絡→受信→ワクチン接種(基本2回:0日目、3日目)
*場合によって5回打つことがある。予防接種を打っていない場合など。
〇気づかぬうちに病原体を媒介するもの
【水・食物】

・水道水は5分以上煮沸
・切り売りの果物は食べない
〇マラリアの予防
・正しい知識
・蚊に刺されない
・薬による予防(発症した場合も症状が軽くなる)
・発症5日以内に適切な治療を受ける(熱帯熱マラリアは治療をしないと死に至る)
・潜伏期:8日~21日
〇デング熱の予防と治療
・予防薬、治療薬無し
〇防蚊対策
・蚊帳 ・網戸 ・虫よけグッズ
・忌避剤
・蚊が寄ってくる三大要因:①体温が高い ②汗をかいている ③におい(酒、香水)
・蚊が好む色(黒、茶、紺、赤)の服を避ける
・定期的に草を刈る

本日のご飯

朝ごはん
昼ごはん
夜ご飯

語学メンバーとの打ち上げ

夜はおそらく一番訓練所で一緒に過ごした語学メンバーとの打ち上げです。いろいろありましたが語学クラスはとても楽しく、みんな大好きです(*‘ω‘ *)✨


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