見出し画像

バリカンポン(Balik Kampung)➁

3日間のバリカンポンも終わり、クアラルンプールの日常に戻りました。
ただ、クアラルンプールもすっかり中国正月気分が盛り上がっており、みんなの顔もどこかしら楽しそうで、かつ、疲れた感じです。

いつものOUGのマーケットに、今朝は5:30には行きましたが、すでに駐車場はいっぱいで、20分ほどぐるぐる空きを待って回りました…
やはり中国正月前ですねえ…すごい人です。

早朝から人でいっぱいのOUG
皆さん嬉しそうに買い物
お世話になっている野菜屋、すごい人!

「年年有余」

中国正月らしいものもたくさん売っていましたが、こんな可愛らしいものも。

手作りらしい

饅頭だと思いますが、上手に作られてますね。
魚は「ユィ」と発音され、「有余(有り余る)」(パッケージに書かれてますね)と同じ発音であることから、富と幸福のシンボルとされ、中華系の方は、余裕ある暮らしができるようにという願いを込めて、中国正月に魚を食べたり、飾ったりしてきました。
また、魚はたくさんの卵を産むため、子孫繁栄のシンボルとして扱われてきました。

さらに、中国の伝統文化では、新年になってから数日は、火を使う食事を作らないため、あらかじめ饅頭(蒸しパン)をたくさん作って中国正月に備えてきました。
饅頭をうまく「蒸す」ことができると、新たな年も、「蒸気」のように、上に向かってのぼり、発展できるという願いも込められているそうです。

「鮑魚盆菜」

鮑魚盆菜

「鮑魚盆菜」も、中国正月では、家族でよく食べられる鍋料理?です。
.アワビのスライスやツバメの巣、大き目のエビ、ナツメのスープなど、ぜいたくなものをたっぷりと入れて食べられます。
「盆菜」は「盆栽」からきているのかなあ?
以前、中華系の友人のお宅でいただいた「鮑魚盆菜」は、その中身がすごかったです!
鮑は鍋の三分の一くらいをカバーするほど大きくて、びっくり!
福をおすそ分けしていただき、その後も長くお付き合いさせていただいています。

すごい贅沢な材料ばかり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?