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『降伏論』スケッチノートをデジタルで描いた場合の利点を感じた

個人的にグラフィックを描くのは、アナログもデジタルもどちらも好きですが、デジタル(iPad)で描いた場合の方がやっぱり便利だなーと思った例を紹介したいなと思います。
今回、高森勇旗さんの『降伏論』を読んで、個人的にいいなーと思った部分をまたまたiPadのProcreateで描いてみました。

『降伏論』スケッチノート(1回目)

高森さんについては、VOOXというメディアで『あなたのパフォーマンスはなぜ上がらないのか』という音声を聴いてすごく刺激を受けたので、書籍も買わせてもらいましたが、ご本人の経験をベースに書かれている内容がとても刺激的で面白かったです。

で、とりあえず描いたスケッチノートをそろそろTwitterやNoteにアップしようかなと思って見返すと、なんかしっくり来ないんですよね。
何だろうと思ってよくよく考えてみると、まず「降伏論」というタイトルに関連する部分が全然描かれてないなと。

高森さん自身はプロ野球選手を6年やったけど芽が出ずに、ビジネスの世界に飛び込んできた人なのですが、プロ野球で成功しようと努力してきたこれまでの自分自身の意思決定はダメダメだったということを認めることから始めたのですよね。これが全く描かれていない。

あとは、KPIについても、自身がプロ野球選手になるために目標を数値に落とし込むことでプロになれたという印象的なエピソードがとても参考になったんですが、これも抜けちゃっていました。なので、今回アップする前に、その二つをあらためて盛り込んだスケッチノートが以下です。(真ん中の段の左右)

『降伏論』スケッチノート(2回目)

まあ、見た目的にはあんまり変わらないんですが、個人的にはもともと印象に残っていた部分を入れ込むことができて自己満足しています。
そして改めて思ったのは、あとから見返して絵を差し替えることができるのもデジタルならではだなーということ。アナログだと全部描き直しになってしまうので、たぶんやらなかったでしょうね。
やったことと言えば、Procreateでレイヤーを複製して、片方は残しつつ非表示にして、新しく複製したレイヤーの一部分を消しゴムツールで消した上で、新しい絵を描いただけで全く違うバージョンが出来上がりました。

高森さんの本はさくっと読めてとても面白いですが、Vooxでも大体同じ内容のことを話されていますので、本を読むのが苦手な人は音声もどうぞ。


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