今有る幸せ、失った幸せ、この先にあるか分からない幸せ

誰かの大切な時間を写真として残す事ができる幸せ、「あなたにぜひ」と依頼して頂ける幸せ、「お願いして良かったです」「またお願いします」と喜ばれる幸せ…。私にできる数少ない事の中で、こんなに幸せな仕事なんてほかに無いと、いつも感謝の気持ちに立ち返ります。

手に入れたはずの幸せも突然失って、自信とか存在意義とかも見失って、地図の無い海原を往くように、本当に毎日が葛藤で、技術も知識もまだまだで、不安や焦燥や劣等感や孤独感ばかり… そうして足りないものにフォーカスしてしまうのが人間の性らしく、他者と比べてみたり、理想の自分への距離を嘆いてみたりしては、落ち込みますが、それでももっと応えられるように技術を上げていきたいという気持ちが、地図も無いまま海を往く唯一の舟。

私は自分に写真のセンスがあるとは全く思っていませんが、求められて応えて喜ばれている結果があることは事実なので、それだけは自分を支える真実です。

手放した船や失った島はもう見えなくなったから、進む以外に無くて、「せめて筏から帆船くらいに出来れば…」とか、「地図が無くても灯台は見つからないかな」とか、「住みたいと思える島が無くても共に往く船員とは出会えると良いな」とか、そんなことを、考えます。


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maliho

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