noteでやりたい事ってなんだろう。noteで記事を書いていたり読んでいたりするとそんなことを考える。noteを始めたきっかけはある人が書いたネットの記事がとても綺麗で、それに憧れて、自分も自分の言葉で自分の考えや世界を表現したいと思ったという、なんとも単純なもの。でも、なにかを始めるきっかけっていうのは、案外単純なもので、かっこいいとか、綺麗だとか、楽しそうみたいな濁りのない純度の高い憧れなんだと思う。

noteで記事を読んでいるときや本を読んでいると、よく素敵な表現を目にすることがある。それは、例えば詩的に情緒を謳うものであったり、素直な感情の吐露だったりすれば、数学の計算式の如く論理的な文章構成から導かれる一寸の隙間もない帰結だったりする。そんな表現のなかでも、私は言葉遊びが上手な表現をみると、すごい嬉しくなる。それは例えば、ちょっとしたダジャレのようなものから、日本の同音異義語を組み込んだものや、はたまた所謂文豪と呼ばれる作家の言葉回しだったりするのだけど、文章のなかに言葉遊びがあるだけで、作者の遊び心だったり、楽しさといったものが伝わってきてクスッとしてしまう。

そうすると、私がnoteでやりたい事は結局のところ、自分の世界や価値観、日常での気づきや好きなものを、自分の言葉で表現したい。そこに遊び心を混ぜていきたいということなんだと思う。自分の好きなものや目に留まった風景、心に引っかかった出来事なんかを、文字でしかできない表現や楽しみ方で色んな人に伝えていきたいなと思う。そして、こういう自分の好きなものをちゃんと言葉にしたいんだと思う。

最近は写真とか、映像とか、詩とか好きなものが多くなってきたのと、やらなきゃいけないことが多くなってきた結果、noteで何がしたいのかわからなくなっていたけど、原点回帰して、これからも楽しみたいなっていう、そんな決意表明でした。