2024/3/2-3 in 東京国際フォーラム
Day1は現地、Day2は配信参戦でした。
現地で見たことに配信で気づいたことを足して書きました。

なんかもう、すげ〜〜以外の感想が出てこない。
別にソロコンはやりたくないならやらなくてもいいし、まあ一生のうち1回くらい見ればいいかな、なんなら坂崎さんとのリサイタルでも全然いいんだけど？くらいの気持ちだったけど、推しのソロコンってこんなに楽しいんですね、、、

そもそも新しく出した12(+1)曲と、過去ソロ曲2曲と、ももクロ曲(孤独は詩織ちゃんの推し曲なのでやりそう、ロザボはしおりん曲なのでやりそう、テーマ的にモノクロデッサンワンチャン、ソロなら走れ歌うかなまでは読めた、天国のでたらめは完全に盲点。個人的には吼えろやるかなと思っていた)でセトリは事前公開されてたレベルだったのに、1曲1曲がこんなにわくわくして飽きないライブ、ももクロのライブでもなかなかないよ？

正直、詩織ちゃんも「#SHIORITAMAI12Colors の曲を披露する場がないから、ソロコンをやることにした」ってずっと言っていたし(パンフにも書いてあったし)、極端な話1月から順番に歌って、アンコールで涙目と愛ですかを歌えば完結するところを、わざわざ個性的な楽曲たちを再構成してそれぞれに演出をつけて1つのストーリーにまとめあげたの、ガチの天才だと思う。

オープニング映像の時、ソロコンの雰囲気が全く分からなくて立ってる人、座ってる人がまだら→映像の雰囲気からなんとなくみんな1回座る→音楽が盛り上がってきたのを見てゾロゾロ立ち上がる→オイ！オイ！と叫び始める、となっていったのが様子見感強くてじわじわきてとてもよかった。(それがSHIORI tureだったらしい)

からの1曲目いきなりまさかのHAPPY-END！！！！
しかもエレキを持った詩織ちゃんがど真ん中に立ってる！！！！人生で2回目(1回目はアヤカネ2019のキミセカ)の「体内の血液が沸騰する」という感覚を味わって、涙腺が大崩壊しました。

衣装は私服っぽいので来るのかなと読んでいたけど、がっつりアイドル衣装だったのと御御足がよく際立つお衣装だったのが非常によい。どっかで短パンにひらひらロングスカートみたいのがついた気がしたけどどこだっただろう。(日常のときだった)

HAPPY-ENDがガチ沸きすぎて、国際フォーラムがライブハウスかと思うかのような熱気。すごかった。生バンドなのも非常〜〜によかった、神。

からの2曲目で早速Rock the Boat。普段の振付とは違くて、椅子もなくて、ダンサーさんと踊りまくる。サビで振りコピを封じられたオタクは無力、、、、「壊しちゃえよ」のところ(たしか)で足を蹴り上げる振りがあって(→映像で見たら「波乱起こせ」のとこだった)、かっこよすぎてリアルにﾜｧ…って声が出た。

暁とは音源とはもう歌い方が全然違くて、余裕すら感じられてばりかっこよかったし、孤独は全コール「しおり！」だったのがアツすぎる。

次のブロックはアコギブロック。この時点で「めっちゃ楽器弾くじゃん！？」の気持ちになる。実はこのライブで一番好きになったのが日常かもしれない。

からの泣くな向日葵もまさかのアコギ！この3週間泣くな向日葵と格闘した人間としては、あの激ムズコードの嵐を詩織ちゃんが弾きこなしてるのがガチで尊敬すぎた、凄すぎる。泣くな向日葵のイントロを聴くと脳みそがバグる身体になってしまったので、曲繋ぎがどんなだったかは配信で確認します。(→めっちゃドラムからの入りだった)

マリンブルーは、レーザーが水面みたいになっていたのがすごかった。アウトロで「Hu-Hu」のコールアンドレスポンスをいづみさんが煽っていたのだけど、音程が難しすぎて一生ついていけなかったごめんなさいww

幕間の映像では都会の街並み？みたいな絵を描いていた。

2着目のお衣装は、青と白の短いワンピース？ぽいやつ。暖色だけじゃなくて寒色も似合うの天才。
Another Worldはダンサーさんを連れてがっつり踊る。QOSともまた違う振付だったような気がする？
(→QOSでやった1番はたぶんほぼ同じだけど、やってない部分が多いので違う振り付けに感じた。間奏でダンサーさんたちと円になる振り付けが最強感強くてよい！！)

Eyes on meではハイヒールを持って踊る振り付けがあったり、ステージ上で曲中生着替えがあったり(ガチでキラキラのキャミ？みたいなの1枚で、これは見て良いものなの！？と目が点になった)して、バチイケ玉井詩織さんだった。

Spicy Girlははしご(？)のセットに登って歌ってる玉井詩織さんもバチイケだった(余談だけど、はしご登ってポーズ取ってるAnna先生、体感えぐいね)。はしごから1段落っこちかけて、「あ！」って声が出ちゃう詩織ちゃんと、ﾜｱ!って声が出ちゃうオタクの図もよかった(あとでMCでなんてことはなかったと言ってたので一安心)。バズーカでのサインボール飛ばしもあった。まさかの自分の席の上を飛んでいくという「席が前すぎて損したケース」だった。
(Eyes on Meでは緑だった衣装が、Spicy Girlのタイミングでピンクになってるのもよい、原色がとっても似合うのね。サビの手の振付もとっても可愛くて好き🤘)

次の幕間映像では、描いた街並みを白で塗りつぶして、薄い黄色でぼんやりとした円を描いてた。これはSepiaフラグ？？

一旦紗幕が下りてお着替えタイム(白の肩出しドレス)からの、幕が上がるとそこにはピアノの前に座る詩織ちゃん。まじかよ。

そこから怒涛のSepiaと宝石を弾き、天国のでたらめのイントロまでピアノを弾いてた、すごすぎる。どれだけ練習したの！？

Sepiaのピアノ、音が飛ぶとこでも指に迷いがないし、コードに合わせてめっちゃペダル踏みかえてるし、これめっっつっつっちゃくちゃ練習してるでしょ、まじで私も頑張ろうと思わされる、もっと弾けるようになりたいと強く思いました。

ソロコン直前に出たAEインタビューで、「#SHIORITAMAI12Colors を後押ししてくれたのは古ちゃん」と言っていたので、古ちゃんに向けたブロックだったのかなあと想像(エンドロールには古ちゃんの名前も入ってたし)。天国のでたらめは、こちらもいつものとは違う振付。

天国のでたらめ終わって、やっとこ初MC。
メンバーがいなくてそわそわしちゃう詩織ちゃん。
「皆さんどこから来たんですかー？」Day1はオランダの方が一番遠いで賞を受賞。(両日とも、詩織ちゃんの海外から来た人への食いつきがよいのが好き)
タマノフって推しに似てかあんまり主張が激しくない感じはあるけど、「ゼーーット！」「フゥーー！！」「しおりちゃーん！！」「玉井さーーん！！」と全ての声援がでかい、長い、なのみんなの想いが詰まりすぎてて非常によかった。

そして初MCなのにもうラストスパートらしい。

We Stand Aloneはスタンドマイクで、サビのところに手振りがついてた(孤独のオリジナルっぽい感じ)。かと思ってたら、間奏で急にスタッフの方が出てきて詩織ちゃんに何かを渡してて、ぱっと見鍵盤ハーモニカ？？(それは愛ですかだろ)かと思いきやまさかのサックス！！サックスって木管だから音出すのすら難しいじゃん？？でもきっと詩織ちゃんがやってみたーーいって言ったんでしょ？？それでそんな吹けるの？？すごない？？？？たぶんソロコンで過去一楽器をやった人だよ？？(2日目はまさかの亀田さんがWe  Stand Aloneとベルベットの森のベースを弾いてくれた！)

ベルベットの森はステージに座ってるところからスタートして、最後舞台裏に消えていく演出。

最後の幕間映像は、描いた薄い黄色の円を地球のように塗っていく。できあがった絵がこれ。

そこからまさかの黒衣装にお着替えしてダンサーさんとゴリゴリにShapeを踊る！(ていうか早替えが早すぎる、2分足らずで着替えてヘッドセットにして前髪かきあげて出てきた)そして最後「I chose this you」でまた舞台裏に消えてしまう玉井さん。これは本編終わりなの？と思ってるとバンドメンバーもはけて行ったので、これは終わりなのだなと気づく。

その瞬間「し！お！り！」とアンコール打ち始めるオタク。あの最初の人まじガチ天才だと思う、その勇気を讃えたい。「し！お！り！」のアンコールガチで楽しかったな、ソロコンって感じがした。

からの玉井さんがアコギを持ってひとりでゆるっと登場。「アンコールありがとうございます〜〜(緩い)」「私はやらなくてもいいやと思ったんですけど、やっぱ弾き語りした方がいいかなあって」「ギターは結構長いことやってるんですけど、その割には弾けないんですけど、、、(弾けない人はあんなに本編でギター弾かないから大丈夫)」「初めてもらったソロ曲をやるんですけど、やり直しokでお願いします、あ、やる前から保険かけたらだめか（笑）」で、なんだかんだ一発で決めてしまう玉井さんがすごい。

愛ですかをフルで聴いたのは実は初めてな気がしていて、あんながっつり学生の恋の歌だったとは知らなかった、、、Aメロでオタクが癖で「しおりー！」と迷い気味にコールを入れてしまって、詩織ちゃんが笑ってたのは申し訳なかった。

私の中で愛ですかは、ももいろ歌合戦のかが屋さんとのコントの印象が強すぎて、「1番が終わった瞬間ギターの演奏がｼﾞｬﾝｯと途切れてみんな毒殺されるのかな？」とか思ってしまった(邪念がすぎるだろ)(愛ですかを毒殺ソングにすな)

MCではサックスどうだったー！？とキラッキラ笑顔で聞いてくれる詩織ちゃん。元はソロコンと関係なくサックスを吹いてみたかったところ、竹上さんが貸してくれたそう(ここで間接キス！？となったオタクは正直に手を挙げなさい)(私です)。そこでソロコンで吹いてみようと思ってWe Stand  Aloneの間奏だけは吹けるようになったそう。

2日目はいろいろと大発表が！
・Shapeの振付はシッキンさん
・ギターピックはオリジナルで作ってもらったもの
・そして6/4にソロアルバムが出る！しかもいろいろのライブ音源付き！
・いろいろのBlu-rayも出る！

続いてはライブテーマにぴったりなももクロ曲ということで、モノクロデッサン🎨
本当は制御ペンラがメンバーカラーにつく予定だったんでしょうけどうまくいかなくて、オタクの手動制御が自動制御を追い越してたの草。これは歌割りの偶然なのだけど、詩織ちゃんパートの「ももクロが世界にいろんな色落としていく」のところで、「やっぱ玉井詩織さんは『ももクロの玉井詩織さん』として生きていくんだな、、、」と感じて激エモだった。

そこから走れのイントロが流れたんだけど、それはバンド紹介の音楽だった。お客さんのことを「タマノフ」ではなく「モノノフ」と言ってたこと、エンドロールにもSpecial Thanksに「MONONOFU」と入ってたこと、
「ももクロの玉井詩織さん」として「誰推しかに関係なく、来てくれた人はみんな仲間だよ」というメッセージを感じて非常に泣けた。

そして最後は「ここまでのお相手は、ももいろクローバーZの玉井ー？(客席にマイクを向ける)」オタク「\しおりー！/」
なにこれ！！！！気持ちよすぎて脳からやばい汁出てたと思う。ももクロ現場でやらないようなことを、オタクを信じてこっちにマイクを向けてくれた詩織ちゃん、瞬時に「これ叫ぶやつだ」って気づいて叫んだオタク、もうこれは人類の奇跡でしょ(これは詩織ちゃんの案だったらしいです)。

からの本当の本当に走れ！走れのイントロで完全に情緒が吹っ飛んでしまい、あんなに泣いた走れは初めてだった、、、(ちなみに配信で見てたDay2も泣きました)。だって全部コールがしおりなんでしょ？しおりんわっしょいくるんでしょ？？やばない？？？？

まず「動き出すよ君の元へ」の手を下げるタイミングがいつもと同じ2番目だったのが、他のももクロメンバーもいるように感じてもう涙涙だった(そこ？？)。その後、客席にカメラ向けてセルフィーを撮ってくれたの、私14列目だったからたぶん写ってるよね？？

渾身の「しおりんわっしょい！」はその前のしおりコールの時点からみんなの来るぞ来るぞ来るぞ感がすごくて、地面が揺れた。落ちサビのウインクチャンスでウインクしないのも詩織ちゃんらしいし、私は詩織ちゃんの「みんな歌ってねー！」でまた泣いた。客席にマイク向ける時間が長かったのも嬉しかったな、、、、

ここまで来たらあとは涙目のアリスで締めれば完璧なので、詩織ちゃんも「次は本当にラストの曲です」オタク「えーーーーー！！」詩織ちゃん「いつまでライブが続くと思うなよ！毎曲がラストのつもりで！(本当にそう)」涙目のアリスはコールしまくれて楽しかった。

総括

私は玉井詩織さんの「アイドルってこういうことすればファンが喜ぶよね」のレールに乗っかるんじゃなくて、常に「自分がやりたいこととファンが望むことの境目をガンガン掘って道を作っていっちゃうところ」と「1人を推しているはずなのに10人くらいを推してる気分になれるくらい何にでもなれちゃうところ」が大好きです。その気持ちがさらに強くなったソロコンでした。

アイドルのライブはレスと近さが命だと思ってたけど、詩織ちゃんは1回もメインステージから下りなかったし、なんなら高いステージもなかった。恐らく昨日「玉井さんからレスもらった！」っていう人は、1人もいなかったんじゃなかったかな(ほぼ最前ドセンにいたずっと片手ハートしてたオタクのこともガンスルーしてたし)。

でも詩織ちゃんがやってみたいこと(サックスとか)と、ファンが見たいだろうこと(弾き語りとかももクロ曲の選曲とか)のバランスがあまりによくて、ちょくちょくオタクから「おぉっ…」という声が上がってたのは、レスや距離の近さがなくても詩織ちゃんが私たちのことをめちゃくちゃ満足させるパフォーマンスを見せてくれた証拠だと思うので、あまりに感動した。

また数年後にも詩織ちゃんがソロコンをやる気になってくれますように…！Day2の雰囲気見てると、前よりは乗り気でなんだかんだ楽しそうだったから、時が来たらまたやるんじゃないかな…？(ソロコンダイエットのせいで、毎年やったら詩織ちゃんがなくなっちゃうらしい)

私、緩やかな玉井詩織さん推しだと思ってたのに、だいぶ玉井詩織さんが大好きみたいです、愛ですね。