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【費用節約】D2C・輸入総代理クラファン・OEM販売の事前集客から出口戦略まで。Instagram/Youtube/TikTok広告用ティザーサイト2次活用法

こんにちは、5歳と2歳の子どもを持つ30代ママのしるみ(@ikelogue)です。最近は自社ネットショップをメインにまったり商品販売しています。

本コンテンツはティザーサイト(販売前の情報発信サイト)の作成手順から出口戦略についてまとめました。

主に以下の方を想定して執筆しました。

・単純転売から輸入総代理、OEM商品販売にシフトしていきたい

・購入型クラウドファンディングやAmazonの事前集客のために初めてWordPressでティザーサイトを作る予定

・できればティザーサイト制作は内製化して費用節約したい

・広告配信で類似オーディエンスの精度を自力で上げていきたい

・クラファン後のキャッシュポイントを長期視点で作りたい

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急激な円安や原材料・輸送費の高騰だけでなく、AppleやGoogleの情報収集規制などでネット広告市場のルールも変わってきた現在、思うように集客販売ができずスパッと早々にクラファンやAmazon販売に見切りをつける方が意外と多く周りにいらっしゃったのでおよそ2年ぶりのnoteを書いてみました。

BtoB 卸販売もできます!日本市場での販促は安心して任せてくださいねと海外メーカーを口説きませんでしたか?

信頼して想いを込めた商品の日本初進出を任せてくださったメーカーさんや購入するタイミングをたまたま逃してしまったお客さんのためにも短期利益を見るだけでなくもう少し長期視点で粘ってみませんかという提案も兼ねてます。

この2年いろんなメーカーと商談しましたが、短期的な爆発的な注文よりも少なくてもコンスタントに発注してくれる代理店に任せたいという声が多いです。

卸取引は望んで確実に決まるものではないですが、自力でネット販売することでメーカーの売上に多少なりとも貢献することはできます。

同業他社さんは総代理契約した商品ごとに新規でドメインを取得して最低利用期間の1年で即ドメイン解約しているケースが多く、SEO上がりの私としてはせっかくプレスリリース経由やプラットフォーム本体からの良質な被リンクがついているのにもったいないなあと常々感じていました。

ティザーサイトはサクッと外注デザイナーさんにお願いして作って広告回してお役御免とどなたか著名な方が発信されているのかもしれませんが、プラットフォーム依存を抜け出してリスクヘッジするためには事業用の独自ドメインを1個のみ取得してコツコツ育ててEATを高めていった方ががいいんじゃないかなと個人的には思います。

EATとはExpertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthiness(信頼性)のこと。SEOで重要なGoogleの評価基準の1つです。

独自ドメインで複数ティザーページを作っていけば、後々情報を追加して自社ECのランディングページとしても使えます。ピクセル(広告配信効率を高めるために必要なタグのこと)を埋め込んでおけばサイト訪問者数増加に伴い広告配信の類似オーディエンスの精度が高まります。

広告費をかけないオーガニック自然検索流入による売上も見込めます。

固定ランニングコストはサーバーとドメイン代以外に増えることはないのでやらない理由がないです。

決済ページも無料でAmazonPayやPayPayも使える汎用性の高いものが多くあります。予約販売にも対応しているのでリードタイムを長くとって受注発注ができ在庫を抱える必要がありません。

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為替やCookie規制など市況が変わることは避けようがないので、自分がコントロールできる範囲にフォーカスして長く続けていれば結果としてサイト全体のドメインパワーも上がり、多くのプロジェクトを実行した実績があるということで海外メーカーの信頼度アップにもつながります。

前回のInstagram/Facebook広告note同様に随時最新情報を追記していきます。

【インスタ・FB広告運用2022年・春版】未就学児2児のママがクラファン・D2Cローンチに成功した全戦略。おすすめ広告初期設定とリスクヘッジ策を図解。

✅本noteを読むことで得られる気づき・行動変容

・事前集客用のティザーサイトを独自ドメイン・WordPressで作り、費用節約する

・ティザーサイトを商品ランディングページとして2次利用しクラファン後・Amazon以外の出口戦略を意識した販売設計を行う

・取扱商品ページを過去実績として蓄積していくことで、海外メーカーからの第一印象をよくして輸入総代理契約を取りやすくする

・独自ドメインをコツコツ育てて、購入見込み客との接点をプラットフォーム頼みにしない

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過去私自身がプラットフォーム頼みで痛い目を何度も見てきたので、今はそういった形で自前の見込み客を集めてリピート購入してもらう仕組み作りにシフトしつつあります。

長期視点でキャッシュポイントを作ることにご興味ある方はぜひご覧ください。

✅事前集客なしで商品リリースしても売れない時代

購入型クラウドファンディングプロジェクトや中国輸入OEMのAmazon販売などの新商品リリース前にどれだけの見込み客を集められるかが鍵と以前のnoteでも書きましたが、参入者も増えてその傾向はさらに顕著になっています。

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どんなに革新的で思い入れがある商品でも、インフルエンサーさんでもない限り広告での事前集客がしっかりできていなければ即新着プロジェクトに埋もれて圏外になり存在自体を知ってもらうことができません。

M社は現在プロジェクト数が目標KPIの模様。基本方針を読み解くとすでに初期認知フェーズは終わってます。Amazonも同様で発売初日の売上がその後の販売数を左右します。

最初に賑わい感を出すことが全てになってきています。

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