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【子連れネパール】混沌。信号のない国と2歳児。

前回の続き。2019年の夏。「まだ行ったことのない近場アジアの国に行きたい!」と思い、2歳児を連れて家族3人ネパールを訪問しました。

(前回記事) 

LCCでタイを経由して、ついにネパールに到着しました。

ネパールの首都カトマンズの様子

タイからいざネパールへ。
着陸の際に空から見た景色。標高の高さが感じられます。他のアジアや同じく高地にある南米諸国ともまた少し違う、見たことのない雰囲気。わくわくが高まる。

タイから雰囲気一変。
機内から見たこの景色にワクワクが高まる。
空港に到着。可愛らしい。
レンガ造の壁や絨毯が独特でかわいい

近代的な大都市の空港とは少し異なる、地方空港のような独特なインテリア。蛍光灯っぽい灯り。はいはい、こういう雰囲気ですね。好きですよ。

空港からタクシーでホテルへ直行。

街中の写真を撮り忘れてしまったんだが、

  • 人が溢れている。道路も人でいっぱい(写真撮ればよかった)犬も多い

  • 信号がないが交通量は割と多いので交差点で旗振りのおじさんがいる

  • 携帯ショップや衣類路面店が立ち並ぶ

空が近い。高い建物もあまりありません

最近東南アジアの発展は目覚ましく、タイやベトナム、フィリピンに行っても都市近郊はどこも似たような近代的な街並みでサプライズのない都会になってきたと思います。一方、ネパールは首都カトマンズ でもこの様子とは驚き。久しぶりに異国感を感じるなあ!と高揚しました。

ホテルは伝統のあるこちら。

事前に調べていて、ここは興味あり!と気になっていたホテルを予約。こちらです。

ドゥワリアスホテル。

ネパールの伝統的な建築様式のホテル。ホテルの創設者である故ドゥワリカス氏が、薪として使用するために美しい彫刻が施された歴史ある柱が壊されているのを見て悲しみ、それをきっかけに長年にわたり美術工芸品を収集したのがはじまりとのこと。歴史博物館のような出立です。

敷地内。迫力のある赤茶色の建物。
レセプション。ウェルカムスペース。
客室の洗面台。おしゃれだ
お風呂はなんだか王様みたいです
ホテルの敷地内も鬱蒼と茂る木々。
ウェルカムドリンクとお茶菓子。
ここ、ベッドじゃなくてソファなんです。
王様みたい。お茶菓子に喜ぶ2歳。

空港からも10分程度だったと思いますが、とにかく人と車の多い町の喧騒から逃げるように、大きな壁に囲まれたホテル敷地内に入ると一気に静かになって。まさに混沌と静寂。

敷地内は広く、全体的に美術館や博物館みたいになってます。建物は古く暗いけど管理が行き届いている。敷地内にレストランもたくさん。プールもあります。(寒くて入れなかった)スパもあるみたいです。

ホテルの詳細は、この記事に分かりやすく書かれています。

ネパール食事を楽しむ。

到着初日なのでホテルでゆっくりネパール料理を楽しむことに。ネパールカレーの印象が強かったのでスパイス効いてそうだし、2歳児が食べるものあるかな…と心配でした。

前菜。カレー味の豆のような?
これは2歳も食べられる水餃子
豆のスープ、美味しかった。
カレー、もしくはカレー風味の野菜。
デザート。しっかり甘い。

案の定、なんでも食べる我が子でも、おぉ?!という反応をする食べ物が多かったですが笑、これもまた経験。パンに似たような食べ物はあるのでとりあえず困りません。レストランの雰囲気も素晴らしかったです。

翌朝、ホテルでは、朝ヨガも。なんかすごく本場の雰囲気。しかも生徒は私1人でした。笑

呼吸法が中心。素晴らしい空間でした。

ヨガの本場っぽい先生。

ホテルの朝ごはんはこちら!

インターナショナルなお味。


朝ごはんは、洋風。2歳児も喜んでパンやヨーグルトを食べました。ヨーグルトは日本で食べるのとは少し違う味かな。

フルーツもたくさん
エッグベネディクトも頼めました

Day1: カトマンズを観光!

いざ観光へ。

有名なのはダルバール広場。カトマンズ は昔1つの王国だったようで、古い王宮の前にあるのがダルバール広場。街の中心のような場所です。すべてユネスコの世界遺産に登録されています。

ホテルからタクシーで行きました。なんか迂回したりなんやらかんやら30分とかかかったかな。とにかく車道も歩道も凸凹。ベビーカーなんてとんでもない。

ランチを挟み、丸一日寺院や市場を見て回る。

帽子がかわいい。
バナナを売る商人。
階段上から全体を撮影。
おじさまたちと1ショット。
小綺麗なとおりにはお土産やさんが並びます
男性
女性
土色が好き

街全体が近代化されておらず手付かずの状態なので、めちゃくちゃ雰囲気がある。人種も東アジアや東南アジア、インド系が混ざっているような。

中国とインドという大国に挟まれ、ヒンドゥーと仏教、インドアーリア系とモンゴロイド系の文化と人が交錯する場所なんだと実感。

日本人にも比較的マイナーな旅先であることから、歩いているととても珍しがられ、一般市民のみならずこんなお仕事中の軍人にまで写真を撮りたいと依頼されることに!笑

日本人がほとんどいなかったため、
なんと軍人の方にまで写真撮影を依頼される。



こちらはタメル地区。こちらは、安宿、お土産屋さんなどが立ち並ぶエリア。

ダルバールとは異なる、市街地へ移動。
こちらはちょっとインドっぽい。
電線の絡まりを激写しました
こういう道にローカルを感じるんだ
人力車も走る広場。空が近い。
カフェから広場を臨む

Day2: エベレストを望む。

ネパールといえばエベレスト。

素人では登れないにせよ、一眼でいいから拝みたい。カトマンズから車で約1時間の場所に位置するナガルコットはヒマラヤの絶景スポットとして人気ということで、一泊二日で訪れました。

ナガルコットから世界遺産チャング・ナラヤンへ続くトレッキングはお手軽なヒマラヤ・トレッキングとして世界のツーリストに屈指の人気を誇るそうな。

カトマンズ 盆地、田舎の風景。是非見てみたい。所要時間も短いコースだと2歳児連れてもギリ行けそうかな…と判断し、簡単なトレッキングもすることに。

ナガルコットの標高は2.100m。カトマンズ 市街地から一路東へ。タクシーで行きました。

カトマンズを出発してわずか数分後、軽く後方の車に衝突される。

(衝撃を軽く感じた程度で全員無事でした)

衝突してきた車とタクシーの運転手がなにやら交渉。15分だけ立ち寄るところがあるから寄ってもいいかと運転手から断りがあり、何やら整備工場?車のディーラー?のようなところへ。15分どころか45分くらい待たされる。

音沙汰なし。

もう堪忍ならんからタクシー乗り換えるわ、とタクシーの運転手に告げると、急いで何か手続きを終え再出発。

ナガルコット近くに来てからは、ひたすら山道を登りました。

美しい!

ナガルコットではこちらに宿泊しました。

クラブヒマラヤ バイACE。

このエリアではかなり良いホテルみたい。サービスは悪くないけど、シーツとかがうっすら湿っているような気がする、そんなかんじ。あと、Wi-Fiが弱かったです。山の上なので仕方がないですね。洞窟のような素敵なプールもあったけれど、寒くて入れませんでした。

夜はホテルのレストランでいただきました。

タンドリーチキン。美味しい!
ビールもいただきました。
キッズスペースも完備。

翌朝。朝の雲海に浮かぶ朝焼けに照らされたヒマラヤ、澄んだ自然の空気、のんびりトレッキングを楽しみにしていましたが、残念ながらずっと雨模様。大雨ではないが、曇りがちでパラパラ降ったりやんだり。

もちろん前日からわかってはいた。前日も雨だったので、そんな予感はしていました。

残念ながら、トレッキングは断念しました…

仕方なく、ホテル周辺を散歩。これだけでもローカルを感じられて面白い。

Day3: もう1日、カトマンズ を堪能。

さて、カトマンズ に戻り、もう一泊。宿泊ホテルはこちらマリオット。

オープンしたばかりでとても綺麗でした。少しエリアからは外れていましたが、ホテルから見る景色も美しい。

この大きな窓がいいよね

ホテルでおすすめしてもらったローカルレストランを訪問したり、周辺を散歩しました。こういうのが一番楽しい。

個人的にネパールは、治安良し、割と近くて行きやすい、物価も安い、その上何よりも異国感が非常に強い、ということで当たり国でした!

帰りの飛行機ではぐっすり…

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