社会的弱者とは何か、社会は弱者をどうするか、、

私達が生活している中で、肩書というものを自然と手に入れている。どういうことかと言うと、任意でも任意でなくても自然とたくさんのコミュニティに所属していることになる。

例えば会社づとめをしているひとは、その中でも課があってグループがあって。
会社づとめをしていなくても仕事関係や趣味のグループ、チーム、PTA、家族、マンションの組合、自治体、、、実にたくさんのまとまりと私達は関わっている。

自分の所属する団体やチームで、【輪を乱す】とあなたが思う人がいたらどう思うだろうか?

うわ、あの人嫌だ辞めてほしい!と思う?うちのチームはいろんな個性があっていいな、と思う?関わらないようにしよって思う?もしくはチームのルールを説明して正してあげようと思うかもしれない。

例えばこんな話があったとする。

自分の働く洋服のセレクトショップ。お店が格好良くて業界でも評判高く、全国数十の店舗展開。みんなスタッフはおしゃれだと有名で所属している自分も鼻が高い。

自分はそのセレクトショップのスタッフの古株、自分の直後に入社した後輩の着こなしが『ダサい』。
あの着こなしだけはない、と思う。案の定お客様もあまりつかないみたい。やっぱりね、『ダサい』もん。見てたらなんか先輩に一人前に意見したりして、生意気な態度も気に食わなくなってきた。

このとき、後輩にどうする?
①見ないふりをする(無視)
②洋服の着こなしのダサさを指摘する(対立)
③上司にその人の異動をお願いする(排除)
④辞めてもらう(対立・排除)
⑤会社にコーディネート勉強会を打診する(打診)

どれが一番いいかな?


コーディネートやがどうこうっていうのは誰でも誰かにとって『ダサい』可能性は無きにしもあらずで。売上成績も良くはなくて、謙虚さもないと嫌われてしまうのはわかる気もするけども(笑)

私だったら向上する努力をしてもらって、後輩さんの精いっぱいはそれで良しとすることにします。チームの成長を考えるなら⑤がいいな。自分も勉強になるし。

この場合、後輩さんは劣等者だと思われているということになる。会社として成績をあげなければいけないというのはこの場合置いておいて、チームとして変な話、『団体での(弱者)の扱い』という話とすると。

世の中、例えば弱者…
わかりやすい例で、社会にとっての障がい者、母子家庭、高齢者、貧困家庭を平均となんか違うから排除するのか?
というとそうではなくて【みんなで守るべきもの】

だから劣等者と思われてしまった方々も努力も必要だけど、周りがどれだけ引き上げてあげられるか?弱きものをどれだけ団体として排除せずにいられるか、というのが

団体としてのクオリティになっていく

…と私は思うんだよね。なぜなら誰でもいつでも弱者になる可能性はあるからなんだよね。

反対に弱者になったときには、『周りにひきあげてもらうのが当たり前』という、傲慢さは捨てなくてはいけない。お互いに、よりよい形でそこに存在するというのが理想だよね。

きっと両極あるのかもしれない、この手の話はいつの世界も人種や宗教などの話と絡んで争いに発展させてきた。

わたしは、ものづくりを通じて個性の多様性を認め合いたいと思う。それが平和につながると本気で思ってる。

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