マインド編・ハンドメイド作家がどうやって売り上げを立てていくか③

※ 過去にアメブロにアップしている【お仕事についてコラム】を今後noteにまとめていくことにしました。私は38歳1児の母、現在第二子の出産を控えています。フリーランス歴13年、もとアクセサリー作家・衣装デザイナーです。そして、キャンディブーケというニッチな商品を作っている作家です。此処で言う「作家」とは小説家、という意味ではなくハンドメイド作家という意味で使っています。

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なんとなくの思い付きで始まったこのコラム第三弾に。

1☆

クリーマ・メルカリ・販売サイト活用編・ハンドメイド作家がどうやって売り上げを立てていくか①

2☆

スケジュール作成編・ハンドメイド作家がどうやって売り上げを立てていくか②

 とても好評いただいておりますので恐縮ながらまたいつものように、前回に書いた記事を手直ししてお見せしたいなって思います。

 私、コーディネーターやコンサルとして勉強したことはないのでまったくもってフリーランス歴10年以上の実践と経験に基づいた気づきのみ、なんですが大人のADHDの方や、近いと感じる方やなにかご縁があってこちらのページにたどり着いた方の何か助けにでもなればと思い、綴っていきます。

 今回はマインド編としてみました。マインドってなにさてはて??・・・精神と書いてあった。心の持ちようってことかな?

■売れるかどうかはマインドの問題じゃない

 自己肯定感が~とか、○○のブロックがあるから~とか最近よく目にするしわたしも思うこともある。幸せに生きていくのにとても大事な哲学だと思うけどぶっちゃけ、売れるためにはマインドどうこうは関係ないとおもう。自己肯定感がめっちゃ低い人でもものすごい売れている。

 言い方替えると『作家やその他クリエーター・経営者の中ですごく売れている人でも自己肯定感のひっくーいひとゴロゴロいる』ってこと。コンプレックスの塊みたいな人w

 若いころ渋谷に住んでいた時は派手派手な生活で(爆)夜な夜なパーティや催しに出かけたりしていたので、いろいろな経営者の方ともお話ししてデートする機会もあったりして(当時独身ですからね)でもちょっとでもお話しすると聞いてるこっちがぐったり・・・ブラックサイドに陥るくらい、精神持っていかれる人もいたなっておもう。

※でも成功者のほとんどは人格者だとは思いますが

 その人は経営者として成功していても全然幸せそうじゃないな~って思ってた。たしかに経済的には成功してたけどね。だから、売れるかどうかはただ単にマインドの問題じゃないっておもう。コンプレックスからのハングリー精神とか、成し遂げるきっかけっていろいろあるんだもんね。売れるかどうかは属性の問題だと思っています。

(この辺は持論ですがまた書きます。)

 でもそうやって生きていきたいと思う?

■やっぱり幸せでいたい

 なぜマインドの話をしようとおもったかというと、あの成功しても不幸そうに見えた経営者みたいになりたいか?とじぶんに問うたら

違う、お仕事を通じて夢をかなえて幸せに生きていきたい

と心の声が。やっぱり、幸せにいきるためにはどうしたらいいの?と、フォーカスするのはやっぱり心のほうで。きっとみんなそうじゃないかな~と思うのだけどどうだろうか。

■自分自身を整えることの大切さ

 こうやってこのキャンディブーケのお仕事を始める前は、衣装デザイナーだったのだけどいつも悩ましくて、焦ってて、忙しい気がしていて正直言ってしあわせなモノづくりなんてできなかった。本当に毎日苦しくて仕方がなかった。

●自分の作りたいものと、クライアントさんの求めるものが違うジレンマ

●つくりたくないもの(爆)をつくっているときのストレス

●そのわりにギャラが低いことの不満・・・w

 そしてこんなんだから豊かさは巡らずに、予算がなくて納得いくものが作れないとか文句たらたらで生きていた。今ならそんなわたしに言えるわ・・・・

そんなもんやめちまえ~~~(笑)

 そういうときって、自分自身を見つめなおす時間が心底必要だったのだと思う。いうなればリセット時期。「わたし、全然幸せそうじゃないってどうなの?せっかく好きなことを仕事にしてるはずなのに・・・?」そんな自問自答もできないほど、当たり前に「仕事って苦しい」精神がしみ込んでいて私の場合結婚・妊娠・出産が転機だったけどいったん強制的にお休みになって自分とその人生を見つめなおす機会をもらって。

 いったんすべて手放したことがよかったのかもしれない。はじめは子育てに対して生まれる感情の得体のしれないものに対して悶々と悩んでいた。私の場合、出産・子育てがきっかけて今までの人生においてのデトックスが始まってしまった。モーレツに孤独だった子育てでGoogle先生に教えてもらったエネルギーワークに興味をもって、当時プロの方に整えてもらった。

■またがんばろうの繰り返しで新たに生まれるものがある

 おかげさまでかいまはその過去のマインドを捨てて新しい気持ちでモノづくりに取り組めていると思う。どうしてそんな風になれたのかな?私はこんな答えを出しました。

仕事は苦しいマインドから

仕事が楽しいマインドへ自分を更新しよう。

そうなるためにやったことがあります。まず自分に対しても、ひと(お客様)に対しても常に誠実でいることを心掛けた。たったこれだけ。

☑目標を低く設定する

☑必ずクリアする

 富士山を登ろう!というのにまずは一合目、二合目、と区切って頂上を目指していく感じ。小さな目標ならクリアできそうだし、出来た時に「あたし、やるじゃ~ん」と思えるのです。目標はちょうちょう小さいことでもいいのです。あした早く起きよーとかでもいいの。ちゃんと早く起きてあげる。自分との約束を守るんだね。

 自分を裏切らないということは、自分に対して信頼が増す、ので・・おのずと自己肯定感が高くなる。

■いいことの連鎖

 そうなると低いギャラでお仕事を受けなくなる。必要以上に天狗になることはないけど、身の丈に合ったお仕事を受けられる。相応のギャラがもらえるということは

☑それで生活できるでしょ。

☑安心感があるでしょ。

作ることがいやにならない。自分が最高のパフォーマンスができる状態に持っていく。

■自分軸なのか?他人軸なのか?

 悩まないで流れに身を任せると、お客様からのダメ出しも楽しい(ドMかw)作るために何をして行くかって?お客様からのご要望をかなえていくのです。ここでは自分の感性など出る幕なし!受動がかっこ悪いことでもなんでもなくて。

それが商売なのだということ。

 これ10年間試行錯誤していま、ようやく行きついたなぁという私なりの答えだった。よく、お仕事とは自分軸なのか他人軸なのか?ということが語られていて、それについて私はこう思うよ

両方のバランスだと。

●自分軸・・・仕事をやるときめたのは自分。

 自分がやりたい仕事、自分を生かせる仕事

●他人軸・・・クリエーション内容を決めるのはお客様の意見

 お客様が喜ぶものを作る。お客様をおもてなしする。

 これらを混同しないようにする。おかげさまでアーティスト気取りだった私もすごく楽で自然体でいられるよ。だからいま作るのもそれを仕事にするのもとても楽しいよ。お金を払ってプロに整えていただくこと以上に

お客様からのありがとうはマインドを整えるのに有効

 今回の編は作家さんだけじゃなくて個人事業主のみなさまに参考になれることがあったかなと思います。

長文、お読みくださりありがとうございます。こうやって自分も育てていくんだね、自分も仕事も。何かを育てるって、たくさんのことを教えてくれるよね。たのしくいこうね、まだまだ続きます

キャンディさんでした♡

わたしが作っているキャンディブーケについて少し説明するとすれば、キャンディやチョコレートをお花のように見立てするお祝い用のお花のアレンジメントのことです。

また、わたしは現在作家業だけでなく多くの作家さんがするように講師もしています。私のハンドメイド講座をバージョンアップさせ、日本キャンディブーケアレンジメント協会を設立いたしました。

日本キャンディブーケアレンジメント協会公式HP

裏メニューでハンドメイド作家さんを中心に個人コンサルも行っております。通称・キャンディさん。
キャンディさんのご提供メニュー
(アメブロリンク)

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