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ムツ牧場

昨日までの10日間、通常の仕事に加え、定期的に依頼を受けるある会社の経営会議の資料の翻訳にかかりきりになっていた。その間、ムツゴロウさんの訃報やら桜花賞でのリバティアイランドのすごい末脚のニュースが通り過ぎてしまった感じだ。

初外乗

実は私が初めて一人で外乗をしたのは北海道の中標津にあるムツ牧場だった。通訳の繁忙期が終わった季節外れの平日だったので、参加者は私一人だった。(2日間乗ったのだが、2日目は確か土曜日で他のお客さんと一緒だった。)

途中でムツゴロウさんのお宅に寄ってお茶をいただくという外乗コースだった。あいにくとムツゴロウさんは不在だったが、奥様と娘さんが迎えてくれた。娘さんの作ったケーキをいただきながら、色々な話を伺った。犬もいたし、外にはエゾリスも。リビングからムツゴロウさんがクルミをあげているそうで、クルミを催促しに来ていた。

この時はまだ乗馬を始めて間もない頃で、しかも25年以上ペーパードライバーだったのを、軽井沢で生活するために運転を再開したばかりで、一人でレンタカーを借りて運転するのも初めてだった。出発前は不安もあったが、行ってみて、思いのほか楽しくて、この後、久米島にも馬に乗りに行ったし、今日まで色んなところへ外乗に行っている。今の乗馬ライフに勢いをつけてくれたのがムツ牧場への外乗旅行だった。

動物王国以外のムツゴロウさんの本も乗馬を始めてから読んだ。文章も好きだったなぁ。馬のショートショートとか、テレビで観るムツゴロウさんとはちょっと印象の違う味があった。

ブログも時々チェックしていた。馬の話をするムツゴロウさんは本当に楽しそうだった。私もこんな情熱を持ち続けて馬に接していたいと心からそう思う。遅まきながらご冥福をお祈りします。



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