「モテるでしょ？」そう言われるけど4人中4人に拒絶されている。彼女達は恐ろしい事をした！眠れない夜以外にも君の事を世界一大切に思う人を拒絶したのだから！どう考えたって損だろう。世界に君の事を思う人なんて何人いるのだろうか？
僕はそんな事を本を読みながら考えていた。カフカの城を読みながら。正直会話が多過ぎるし、内容も冗長だし、主人公の性格はひねくれすぎてるしと言った感じで何度か断念しかけた。まぁいずれは買った金が勿体なくて読み切るのだが。僕は本当に自分が意地の悪い人間だと思うことがある。嫌いな人に酷く冷たく当たってしまう時がある。そこを直したいのだ。
ページを繰る。
まだ喋ってやがる。
今、四畳半くらいの部屋にあるベッドで寝転んで本を読んでいる。僕の部屋だ。本を閉じる。外へ出た。コンビニへ行き、モフモフのキラーマシン（そういう会社がある）製の砂時計を買う。それと夜ご飯のサラサラ丼。家に帰り、テレビをつけるとあたしンちが放送していた。そろそろ寝ようかな。