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福(ハッピー)いっぱい福島旅行記

福島県に旅行に行ってきました。

どうして福島県かというと、なかなか福島県配属の会社の同期に会いたくて会いたくて震える病を発症したからです。

福島県、あまりパッとした観光地がないイメージなのですが、今回の旅でそれをひっくり返そうじゃないか!という気合いで臨みました。

※写真を取る癖があまりついておらず、文字ばかりの旅日記になりそうな予感。今後の課題としていこうと思います。

旅パートナー:
・Kちゃん(足短い動物大好きな女の子、岡山弁、同じく西野カナ病を発症し、この旅行を発案した当人)
・Rくん(福島男児、歌超うまい、Kちゃんと私より少し年下、今回めっちゃ運転してくれましたありがとう!!!)

では、れっつごー!


~Day1~

台風の予報があったため、欠航にならないよう祈りまくった甲斐あり、特に問題なく飛行機が飛ぶことに。嬉しい。

10:00
伊丹空港⇒福島空港
テンションあがりすぎて空港に早く着きすぎるKと私。
一旦空港を散策しまくる。120円でたらこが丸々入ったおにぎりを見つけるも、朝ごはん(ファミマの焼き鯖おにぎり←超美味)をすでに買ってしまったため断念。
思ったより小さい飛行機にわあきゃあ言う24才2人と、早く乗ってほしそうに2人を見つめる添乗員。ごめんなさい。

12:30
福島空港⇒喜多方
福島空港に着く。Rくんと久々に会うも、見た目が変わりすぎてちょっとびびる。
そしてこの時点で、予定がほぼ未定の旅であることに焦る。
一番有名な喜多方ラーメンを食べるために、Rくんの運転でゆるゆる喜多方に向かいながらくだらない話大会をする。
そうそう、喜多方って名前めっちゃいいですよね。喜びの多い方だよ!!!「喜びが多い方に向かうなんてハッピーじゃん」「わ、あの山低めに虹がかかってるハッピー」「お、この曲いいねハッピー」という風に、この旅では終始ハッピーを連呼していました。普段ももっとハッピーになっててほしいよ自分。

15:00
喜多方のラーメン屋集結地域に着くも、行けども行けども「本日は終了しました」の張り紙が。アンハッピー。福島にはおやつにラーメンを食べる文化がないそうです(そもそもどこにもない)。
やっとこさ見つけたラーメン屋で喜多方ラーメンを食べる。お店のトイレめっちゃわかりづらかったけど美味しかった。ほっこりした。
食事を済ませ、Kちゃんゴリ押しの「五色沼」に向かう。

架空のお母さんの味がしたラーメン

16:30
喜多方⇒五色沼
基本的に福島旅はどこへ行くにも車で一時間半以上かかる。ドライブ好きとしては良い。ドライブのメリットでありデメリットは、会話がメインということだ。この旅では一生喋っていた(主に私が)。そしてほとんどが車内(そして外は緑)なので何もないイメージがつくが、割といろいろあるんですよ福島は。

それはそうとて、五色沼に着く前に、手前にあるSAがオシャレだったので立ち寄る。
どんぐり味のアイスがあったので食べる。ピスタチオみたいで美味しかった。その隣に、新潟ケバブグランプリ2017で準優勝したケバブ屋さんがあったんだけど、そもそもケバブグランプリって何。
SAに桧原湖を一望できる無料展望台があったので眺める。そういや湖と沼と池って、大きさで一応呼び方が分かれているらしい。池<沼<湖なんだって。

少し車を走らせて五色沼に着く。
ちなみに五色沼情報一切入れ込まずに五色沼に行った私たち。五色沼は沼がいくつかあって、それぞれ個性があるよ〜、それをハイキングしながら見てね〜、ってのが観光ポイントなんですね。
沼がいくつもあることを知らない私たちは、駐車場横すぐにあった池を見て、「これが五色沼か!!綺麗!!」と言って騒いでいました。

確かに綺麗やけども、それはただの透き通った沼や。四天王にすらたどり着けてへんねん。綺麗やけども。
少し先に別の沼が出現したことにより、五色沼のシステムがようやく分かったので、先を目指す。
「熊が出るので襲われないように音を出し続けてください」と貼り紙があったので、しりとりを始める。五文字縛りって難しい。

そして強そうな沼にたどり着く。
エメラルドグリーーーーン!!!
写真じゃどうしてもうまく写せないんですが、おそろしいほどに、美しかった…。
しりとりを続けながら先へ進むも、天気がかなりあやしくなってきたので途中で断念し、気持ち早めにホテルに戻ることに。

晩御飯を調達しにスーパーに寄る。
福島の桃をめちゃくちゃに食べたいというKちゃん、アボカドの刺身を食べたいRくん、地酒を飲みたい私、その他さまざまな食材をカゴにぶち込む。

20:00
五色沼⇒会津若松のホテル
宿に着く。お風呂に入るなどせずにさっそく人生ゲームを始める。ただの人生ゲームではなく、100均で売っている「財テクゲーム」というビジネスマン版人生ゲーム。お金を稼いで10億まで先に貯まった人が勝ち、というゲームなのだが、2時間経っても5億にも達せないという鬼のゲームだったし、金銭感覚がバグった。
さすがに途中でやめて、温泉に入りにいく。滝を眺めながらの露天風呂、最高でしかなかった。
部屋に戻り、スーパーで買った食材を食べながら質問カードに答えていく遊びにチェンジした。そういや福島県といえば野口英世氏のふるさとらしい。Rくんの髪型がちょっとだけ英世さんに近かったので、カードで「尊敬する人は?」という質問が出た時に、やっぱ野口英世なん?と聞いたら、尊敬する人はいないと返ってきた。偏りがなくて逆に健康かもしれない。
大体2:00ごろ、疲れて就寝。

~Day2~

8:00
起床。最高の目覚め。
朝からSAで買った桃を剥きながら、ノルウェーの王女が霊媒師とラブラブでヤバイってニュースとタピオカランドのニュースを見る。福島のニュースを見ろ。

10:00
ホテル⇒さざえ堂
さざえ堂に登る前に長い階段があったんだけど、その横に「スロープコンベア」なる移動手段があった。とにかく楽して生きたい!がモットーの私としては乗りたい気持ち大爆発だったのだが、利用料が高かったので断念。Rくんは「あんなんぼったくりじゃないっすか」とキレてた。というか普通にゆるやかに登れる別ルートがあったのでそこから登る。
さざえ堂は期待以上にすごい建築物だった。エッシャーみたい!と騒ぎながら登り降り。
 おみくじも引いたけど「言い訳はすればするほど自分をみじめなものにする」って書かれてた。ほんとその通りよ。


エモい。

12:00
会津若松⇒白河
福島県は密かなるラーメン県だそうだ。Rくんオススメの白河ラーメンを食べるために白河へ。
ラーメン屋に並んでいる間、バンド組みたいねって話になり、3人でスリーピースバンドを組むとしたらどんなバンド名にするか、ファーストシングルのタイトルは何にするかについて話した。
30分ほど並びネギチャーシュー麺を頼んだのですが、もう最高でした。チャーシューが炭火焼きっぽい味しました。思わず敬語になるくらい美味しかった。

ラーメンを食べ終わって一息ついたところ、突然Kちゃんが叫ぶ。
「どうしよう、帰りの飛行機欠航だ…」台風のせいで乗るはずの飛行機が返って来ず欠航とのこと。
まさかのここで帰れないハプニング発生で、とりあえず爆笑する。笑うところに福きたるからね。

14:00
白河⇒郡山
一旦新幹線の切符を買う。
福島名物「凍天(しみてん)」を食べたいという話になり、さっそく探す。
(ここでアレ?と思った方、そうです、しみてんのお店は諸事情により、もう存在しないのです…! それをちゃんと知らない我々は、ないお店をぐるぐる探し回ったのでした)
なかったので、仕方なしに福島名物「クリームボックス」と、お供として酪王乳飲料類とを買う。「酪王カフェオレ」、毎日飲みたい美味しさ。
お土産屋さんで一緒に旅に行けなかった同期のためにお土産としてオカリナを買う。あと、「ままどおる」ももちろん購入。

15:30
残り一時間ちょっと。Rくんの美声を聞くためにカラオケに行こうとするも満室。悔しい。
Rくんが「すぐそこにスペースパークっていう科学館みたいなところがあるんすよ」と教えてくれ、向かう。ほんとにすぐそこにあった。
宇宙飛行士のトレーニングマシーン(「タイムアタック」の、グルグル回されるあの機械)があり、グルグル回される。見た目が完全に悲惨なので写真はNGで。キャーキャー言いすぎて、そのあと子供がたくさん集まってきた。
最後まで充実した旅だった。

17:00
郡山⇒東京
Rくんとの別れを惜しみながら新幹線に乗り込む。
次はどこに行こうか大作戦を立てる。サンリオピューロランドに行きたいねってなった。
お土産屋さんで買った、ゆべしを初めて食べる。ゆべし〜〜!!!!て思わず叫びたくなる美味しさ。ていうか叫んだ。

19:00
東京⇒新大阪
爆睡。
帰りしなにKちゃんが「旅はやっぱり誰と行くかが一番大事だね」と名言を残した。そう、福島はなんだかんだ色々ある街だった、けれど、何もない街だとしても、ハッピーは作れるのだ。(完)


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