映画に関する話

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ノート

溺れる若者たちの未来は|映画『チワワちゃん』を考察する

「自己責任」

誰かの行為が、その一言で片づけられることがある。あなたがやっていることは、あなたが自分で決めてやったんでしょう?  と。

良いも悪いも、すべてが「自己責任」。世界に墜ち、金と欲望と愛に溺れ、どんどんと堕ちていく「チワワ」の行動は正に「自己責任」のそれだ。

しかし本当に自己責任で片付けて良いのだろうか? この裏には自己責任では片付けられない、大きな流れがないだろうか?

だからこ

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映画の祭典!日本マサオミー賞 発表!

愛と映画はタイミング

こんにちは、真央(まさお)です。

2018年もあと16日。今年も色々な映画が公開されました。

そこで今回は今年公開の映画の中から『日本マサオミー賞』を3作品発表しようと思います!

【日本マサオミー賞とは?】
「優れた芸能には"ま.さ.お."が宿る」の信念のもと、今年公開された邦画の中から、ま.さ.お.に相応しい映画に賞を与えます。賞はそれぞれ、「ま賞」「さ賞」「お賞」

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嬉しいです(泣
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頑張れる幸運を見落としている|映画【予告犯】

「何か夢はある?」 と聞かれてすぐに思い浮かぶことはなんだろう。

何か一発デカイことをやりたい。
彼女がほしい。
回らない寿司屋で、腹一杯食べたい。
友達がほしい。
父ちゃんに会いたい。

夢に大きいも小さいもない。どんな夢でも、夢を持てること自体が素敵なこと。

さらに夢を叶えるために動けることは素晴らしいし、もっと言えば誰かの夢のために動けることは最高なことだろう。

しかし世界はそんなに甘

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わーい!
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【映画は家族モノが面白い】親子の良さが滲み出ている映画4+1選(父&息子編)

「好きな映画はなんですか?」と聞かれたら、
「家族モノが好きです」と答えることにしています

今年のお盆は実家に帰省しなかったのですが、ちょっと申し訳ないなと思い、父にLINEをしました。
(結果、お盆の期間に父は旅行していた事が判明。連絡せずに帰らなくて良かった…)

実家を出た者にとって、お盆は家族と会う貴重な機会。
帰省をしなかった親不孝者のせめてもの償いとして「親子(父&子)の良さが滲み出

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幸子は何故乳を出したのか|映画【黒い家】

この人間には心がない

第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介氏による同名小説を映画化した「黒い家」

人間の狂気が垣間見れる邦画パニックホラーの金字塔。
本当に怖いのは、幽霊ではなく人間だということを味わえた。

あらすじ保険会社に勤める若槻慎二は保険金の説明に訪れた女性の家でその女性の息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しか

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映画界の新しい地図になる|映画【クソ野郎と美しき世界】

元SMAPである稲垣、香取、草彅が出ている映画「クソ野郎と美しき世界」を見た。

オムニバス形式の映画で、それぞれのお話を園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一という豪華監督陣が撮っており、脇を固めるのは浅野忠信、満島真之介、古舘寛治、尾野真千子など、なかなか素敵な映画。(敬称略)

正直、映画自体はそんなに面白くなかった(ゴメンナサイ)。劣化版世にも奇妙な物語で、昨今流行りのミュージカル調の映画と

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映画で現実を忘れたい人は見ちゃだめ|映画【オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分】

苦境だらけの人生でも、一瞬、全てを忘れて休みたい。
映画を見る時だけは、現実から目を背けたい。そんな甘い考えを許してほしい。

しかし、それが叶わなかった映画がある。

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」

人生は苦境の連続だ。思い通りに事が運んでいくことなんて少ない。たった一度の選択の誤りが、人生を苦境に立たせることは往々にしてある。

彼の人生の、まさに苦境のスクランブルを淡々と眺めるだ

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