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五感で楽しむ「夜空と交差する森の映画祭」とは

今年もこの季節がきた。

夜空の下、静かな森の中に大きく貼られたスクリーン。寝袋に入りながら、朝まで夜通しで「映画」を観るイベント。

それが明日10/6に開催される「夜空と交差する森の映画祭」だ。


「夜空と交差する森の映画祭」とは“オールナイトの野外フェス”映画はコンセプトが異なる複数のステージで夜通し同時上映されています。飲食ブースやテントサイト、トークショー、ワークショップなど様々なコンテンツが会場内で実施されています。正解はありません。自分だけの楽しみ方を見つけてみてください。(公式HPより)

映画×夜空×森。日常ではありえない交差が、最高の体験をさせてくれる。映画が好きな人はもちろん、普段は映画を見ない人でも十分に楽しめる映画フェスだ。

恋人と行くのはもちろん、友人や気になるあの人と行っても、今までより濃い繋がりに交差しているに違いない。ちなみに連れて行った友人は皆、映画祭後に恋人が出来ている。縁結び効果もあるのかもしれない。(自分はできない)

今年で参加は4年連続。今回が5周年らしく、最初の1回目以外全てに参加している。あまりに好きすぎて、今年はオフィシャルアンバサダーもしている。

そんな「夜空と交差する森の映画祭」大ファンが好きな理由とその魅力を紹介する。

毎年変わる開催会場

夜空と交差する森の映画祭の雰囲気は、野外音楽フェスをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれない。(映画なので、音楽フェスほどウェイウェイはしてない)

ステージが複数あって、タイムテーブルが組まれていて、見たいステージを巡っていく、そんな感じだ。

しかし、大きく違うのは開催会場が「毎年変わる」ということである。

今年は栃木のカーレース場で開催するのだが、去年は愛知の島、一昨年は山梨のキャンプ場だった。

公式でも「旅する野外フェス」と銘打っているように、毎年日本全国のどこかに会場を変えている。

だから会場に行くまでが、すでに楽しい。毎年友人と車で行くのだが、車内でもう盛り上がる。映画のサントラをかけながら、これから見る映画の期待値を高めるのも良いかもしれない。

映画を目当てにしない楽しみ方

夜空と交差する森の映画祭において、映画は一つのコンテンツに過ぎない。

出店している屋台でご飯を食べ歩きしてもいいし、夜の森を散策しても良い。キャンプサイトもあるので、遠くに映画の音を聞きながらテントでゆっくりしても良い。木と木の間にハンモックを吊るして、夜風に揺られてみても良い。映画を横目に、一緒に来た友人と夜通し語り合っても良いし…(以下略)

映画を中心としたイベントは上映作品にばかり目が行きがちだが、この映画祭は色々な楽しみ方ができる。

自分たちが好きなように映画祭の楽しみ方を見つけるのも醍醐味だ。

好みの映画と運命的な出会い

もちろん映画祭なので、映画好きであれば純粋に映画鑑賞を楽しめる。

お目当ての映画を狙って複数のステージを巡るのも良いし、一つのステージに留まってとにかく映画を見るのも良い。

たまたま見た映画が好みだったりすると、堪らなく嬉しい。自分好みの映画に出会えた時の嬉しさは、運命の人に会った時に匹敵するに違いない。

去年は「真夜中のモラトリアム」という短編映画が良かった。学生時代の友人と集まってオールナイトで映画を見てる自分と、なんか映画が重なったのを覚えている。

とにかく「誰か」を誘って行こう!

映画が好きな人も、そうでない人も、ぜひ「夜空と交差する森の映画祭」に行ってみてほしい。

ひとりで行っても良いと思うが、おススメなのは誰かと行くこと。そしてその相手と映画祭の楽しさを共有すれば、もっと素敵な体験になる。

「何かいい物語があって、語る相手がいる限り、 人生捨てたもんじゃない」
映画 海の上のピアニスト より

それでは明日10月6日、ツインリンクもてぎでお会いしましょう。


編集:円(えん)

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