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【夏休み映画2019】興味に合わせてオススメを紹介するよ★

今年の夏は、例年に比べて酷暑すぎると思いません? ビアガーデンやバーベキューをしたくても、日中は暑くて楽しめたもんじゃない。

そう思うと、せっかくの夏休みもなかなか出掛けにくいですよね。

そんな夏休みは、映画を観てはどうでしょう? 涼しい映画館で、物語の世界を堪能しながら飲むビールも良いものです。そこで今回は普段映画を観ない人でも選び易いように、興味別にこの夏公開中の映画をご紹介します!

自分の興味に合う目次だけをクリックして、おすすめ映画をご確認ください。くれぐれも、上から順番に全て読んでは駄目ですよ・・・!


興味A:冒険が好き! 日常の中に非日常を感じたい

興味Aを選んだアナタはきっと、世界の秘密に迫る物語や主人公が邪魔する敵を乗り越える物語がお好きではありませんか? 

とはいえ、SFのような非日常すぎる設定は受け入れがたいのかもしれません。日常と非日常のバランスを兼ね備えた映画が良さそうです。

そんなアナタにお薦めしたい映画はズバリ、『天気の子』です!

(公式サイトより)

雨が降りやまない東京の街に、家出をしてやってきた高校1年生・穂高が出会ったのは100%晴れにすることが出来る少女・陽菜。彼女がなぜ「晴れ」をもたらすことが出来るのか? 
その秘密を知ってしまった穂高は究極の選択を迫られる。世界を救えるのも、彼女を救えるのも穂高しかいない状況で、彼が出した答えは―。運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。

現実の世界からちょっとだけはみ出した世界観は、冒険好きのアナタをきっと満足させることでしょう。

ちなみに副題になっている「Weathering With You」。weatherの意味は「天気」ということだけではなく、「嵐を乗り越える、風雪にさらされる」という意味もあるようで、「困難な状況を君とと乗り越える」というようなメッセージも込められているそうです。

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興味B:旅行が好き! 見慣れた街でもカメラを持って出掛けたい

興味Bを選んだアナタは、この世界を自分だけの視点で切り取ってみることが好きなのでしょう。

実写映画の場合にはつい人にばかり焦点が行ってしまったり、人物の心情を代弁するために風景を活用するため、日常風景を上手に切り取ることは後回しにされがち。興味Bのアナタに向いているのはきっとアニメーション映画だと思います。

そんなアナタにお薦めしたい映画はズバリ、『天気の子』です!

(公式サイトより)

以前に『君の名は』で広く名前が知れ渡った新海誠監督の最新作。普段はアニメ映画を見ない人にでも受け入れられた理由のひとつとして「現実のような繊細な背景描写」があります。

新海監督の作品は東京の街を題材にしていることが多く、普段から東京の街に慣れている人であっても、「東京にこんな場所があったんだ!」と思えるような街の切り取り方が出来る監督です。

題材になった場所を巡る「聖地巡礼」も話題で、天気の子では山手線沿線、特に新宿、代々木、田町周辺が多いようです。ぜひ映画を観てから、カメラ片手に巡ってみてはいかがでしょうか?

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興味C:音楽が好き! 心揺さぶられる音の空間に浸りたい

興味Cを選んだアナタはきっと、音楽ライブなどが好きなのではないでしょうか?
ライブ会場のあの独特の空気感は音楽の力だけではなく、音楽を基に視覚的に作り込まれた世界観があるからこそだと思うのです。

映画の音楽というと映像ありきで、そこに音楽を当てているので、どうしても補完的な役割になりがちなんですよね。そこで、音楽を聴くための映画が興味Cのアナタには向いているのだと思います。

そんなアナタにお薦めしたい映画はズバリ、『天気の子』です!

(サントラジャケット:公式サイトより)

主題歌をはじめ、映画の中で流れる全31の楽曲に携わっているのはRADWIMPS。
映像を見たRADWIMPSがそれに合わせて曲を作り、その曲を聴いて「ここは音楽を、歌詞を聴かせたい」となった時には、ごっそりとセリフを削ったり、見せ方を変更するそうです。多くの映画では脇役である音楽を、主役に持ってきているので、まるでライブを見に来ているかのような音楽体験が出来ます!

特に「ランドエスケープ」という曲がかかるシーンでは、明るくなっていく東京の街並みと音楽がシンクロしていて、心が震えました。音楽好きのアナタはぜひ音響が良いシネコンで観て頂きたいです!

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いかがでしょうか?

まだまだ暑い日が続くようなので、ぜひぜひ涼しい映画館で今年の酷暑を乗り切ってくださいね!


・・・もしかして、全文読んでしまいました?

全文読んでしまったアナタはもう、今回お薦めした映画を観るしかありませんね。もしかしたら、今年の酷暑の秘密に気が付いてしまうかもしれませんよ。

夏休みのうちにぜひ、劇場でご覧ください!

編集:鈴木の彩子

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