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満員電車でテンションを上げる3つの作戦

社会人6年目にして初めて満員電車で通勤をすることになった。

これまでは自転車通勤だった、自宅から2駅となりが会社だったりしたので、満員電車とは無縁の生活だったが
この春からオフィスが移転したことに伴って、会社までが遠くなった。

満員電車に乗るとテンションが下がる。これまではそれを避けるために、わざわざ会社の場所に合わせて引っ越しをしてきたのだが、今住んでいる街が好きすぎて、今回はいたし方なく満員電車を選んだ。

満員電車通勤を初めて1週間ちょっと。最初は憂鬱だったものの、最近は自分なりの満員電車でテンションを上げる方法を見つけたのでむしろ満員電車が楽しみで仕方ない。

そこで今回は「満員電車でテンションを上げる3つの方法」を紹介する。

1)乗るか無理かゲーム

賭け事のスリルは否応なしに人間のテンションを上げる。
そこで思いついたのが「乗るか無理かゲーム」である。

ルールは簡単。ぎゅうぎゅうの満員電車が駅に停まった時に、降車人数と乗車待ちの人数を数える。
乗車待ち全員が乗れるor全員乗れないのどちらかに、心の中でベットし、当たったら(心の中で)賞金が貰える。
ゲームの見どころは、降車人数よりも乗車人数が多い場合、例えば2名しか降りなかったのに、乗車待ちに4人いる時、などだ。
この時の車内の空気は「いや、これ絶対乗れないでしょ・・・」となる。

こういう時に「全員乗れる」にベットするのが楽しい。圧倒的な逆境の中で、1人だけ「全員乗れる」に張ったもんだから、彼らを全力で応援する。ドアに1人の体半分が挟まり、ああもうだめかもしれない、と思った時に現れる駅員さんの「ボーナスチャンス感」たるや・・・!満員の車内の中で思わずひとりガッツポーズをしてしまう。

2)日曜日だと思いこむ

日曜日に朝早く遊びに出かける時って、テンションあがるかも・・・?

そう思って編み出した方法が「日曜日だと思い込む」だ。
このワケのわからないことを実現させるためのポイントは2つ、服装と音楽である。

普段仕事に来ていく服装よりも、少し休日っぽい服装にする。ジャケットを着ないで、靴下や靴をカジュアルなものに変える。職場環境によって多少、出来る出来ないはあると思うが、少しでも「休日使用しているものを使う」ことで、日曜日感を出す。

あと音楽。ここはこの曲一択でお願いしたい。
Maroon 5 - Sunday Morning

この曲を聞きながら、駅に向かっていると「もしや今日は日曜日かもしれない」「日曜日にちょっと出社するだけかもしれない」と、不思議と日曜日な気がしてくる(個人差があります)

3)音楽フェスだと思い込む

実は「日曜日だと思いこむ」作戦は2回目にして断念した。理由は単純に、日曜と思い込んで朝ゆっくりしていたら遅刻しそうになったからだ。

そこで次に思いついた「思い込み作戦」は「音楽フェスの前列にいる」だ。特に野外の音楽フェスなどの場合は指定席などはなく、フリーなスペースでもみくちゃになりながら演奏を聴くことが多い。ロックバンドの中には「モッシュ」と呼ばれる、わざと観客同士がぶつかり合う行為もある(原則禁止)。

その思い込みを実現させるためには「You Tubeで音楽フェス演奏」を流せばよい。映像を見ると現実とのギャップで萎えるので、耳だけで楽しむのが良い。実際に音楽フェスに行ったことがあれば、その時の演奏をかけることで思い出も呼び起こされ、よりテンションがあがるかもしれない。

いつも心に楽しむ心を

いかがだろう。

満員電車で通勤する人は、満員電車の状況が一日の仕事のパフォーマンスを大きく左右するだろう。
どんな混雑状況でも楽しむ心さえあれば、楽しい一日を過ごせる。

毎朝の通勤が苦痛な人はぜひお試しあれ。


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