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行きつけの飲み屋を作る方法まとめ

「行きつけの居酒屋が沢山あって羨ましい」

「常連客ってどうやってなるの?」

行きつけの飲み屋の話をすると、そんな意見をもらうことがある。一時期、一人暮らしの寂しさから色々な飲み屋を開拓したため、「どうすればお店の人に覚えてもらえるか」「どうすれば常連客コミュニティに参加できるか」のノウハウがいつの間にか出来上がっていた。

今回はそんな「行きつけの居酒屋を作る方法」をマニュアル化してご紹介する。

「行きつけ」の定義色々な考え方があると思うけれど、このnoteでは「店長さんと仲良くなった状態」とする。つまり店長さんに顔を覚えてもらった上で、相手の心理的ハードルを下げて、こちらもリラックスした状態でお店に行けるようになった状態を「行きつけ」と呼ぶ。


▼お店の選び方

▼店長さんとの会話

入る前の準備

まず初めにすることは「どのお店に行くか」だ。

上のnoteでも書いたが、家から歩いて帰れる距離が良い。家から近い方が行きつけになった時に行き易いのと、帰りが遅くなっても大丈夫だからだ

そして訪問する日にちは、なるべくお店が混んでない日にちを選びたい。またお店が定休日の前日は避けたい。そのため可能であれば何度か下見をしていくと良いかもしれない。

そして当日は必ずひとりで、閉店の1時間前、ラストオーダーの30分前に訪問する。

なぜかというと、閉店に近いタイミングの方がお客も少なく店長さんと話せる可能性が高いこと、ラストの客は記憶に残る可能性が高いからだ。

話が少し脱線するが、以前某アイドルグループの握手会のアルバイトをしていた時のこと。当時の握手会は持っている握手券が使用できる時間帯が決められていて、例えば14時~15時であればその間に、握手列にならばなければ握手をすることができない。しかしコアなファンの方々は、その時間が終わるギリギリになるまで並ぼうとせず、その時間帯の最後尾になるため互いを牽制しあっていた。
その回の最後に握手することで、少しでもアイドルの記憶に残りたい、という魂胆らしい。

お店の中ですること

お店についたら必ずカウンター席に座る。カウンターが空いていない場合でも、なるべく厨房から近い、もしくは店員さんから近い場所がよい。

そして飲み物を頼む。できればビール以外、そのお店のお薦めが良い。

お酒を飲み、口を潤したところで店長さんに話しかける。最初は勇気がいると思うが、相手は接客業のプロだ。ひとりで来ているお客さんから話しかけられることには慣れている。

※話題が思いつかなそう、という人はこのnoteをご覧ください

ほどなくラストオーダーだと思うので、その時には店長さんと話しながらオーダーを決める。食事は出来れば好物がよく、「毎日食べても平気!」と思えるのが良い。明日も食べることになるので。

そして間もなく閉店というところで、「明日もやってますか?」と聞く。もちろん明日も営業日であることを事前に確認している上で聞く。営業時間を聞くことで「また来ます」というよりも、本当に再訪してくれる感を出すことが出来る。

翌日から常連になるまで

そして翌日も行く

そして前日と全く同様のオーダーを頼む。入店した時には思い出してくれなかった店長でも、注文した時点でほぼ100%思い出す。

二日続けて決まった時間にきて、決まったものを注文するお客さんを蔑ろにするお店は経験上まずない。ここで大切なことは「連日で行く」ということだ。

以前、人と仲を深めるコツを株式会社SHOWROOM代表の前田裕二さんが語っていた。前田さんは業界でも知り合いが多く、屈指の人たらしらしい。

そのコツとは「仲良くなりたい人とは、短期間に圧倒的な回数を会うこと」だそうだ。会っている時間ではなく回数というところがミソ。短期間に一気に会うと、その後しばらく会っていなくても関係が持続する。

このコツは飲み屋においても有効だ。試しに一週間連続して飲みに行ってみてもらいたい。きっとその後1ヶ月経ってから行ったとしても覚えていてもらえるだろう。


関係を継続するために大事なこと

ここまでは具体的な方法論を述べた。最後に「長く好かれる常連客」になるために心に留めるべにこと伝えたい。

人付き合いにおいては何でもそうだと思うが、長く良好な関係を築くためには「相手の望みを叶えること」が大事で、それは常連客の立場においても一緒だ。

飲み屋における望みとは、来店したお客さん全員が楽しく飲めて、気持ちよく帰ることである。

店長さんたちに「嫌いな客」を聞くと、「お店で好き勝手する人」や「他のお客さんに無理矢理絡む人」を挙げる。

どんなに自分が楽しくなって、居心地が良くなったとしても、お店のことを考えられない人はそのお店に行くべきではない。そのことだけは忘れずにいて欲しい。


行きつけの飲み屋が出来ると生活に広がりが持てる。今まで会ったことがない人に出会える。人生を豊かにするうえで、得することは沢山ある。


ぜひ節度を守って、アナタに合った「行きつけの飲み屋」を作ってほしい。

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お涙ちょちょぎれ
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真央

真央と書いて、まさおと読みます。会社員をしながら、たまにライターをしてます。映画、教育、飲み屋、の話を書きます。それから、「日刊かきあつめ」という駆け出しのライターたちによる毎日更新の共同マガジンをやっとります。

酒場知見録

年間の飲み屋訪問回数は100回以上。飲み屋が好きすぎて、最近2店舗ほど週末限定で働いています。 そんなこれまでの知見をまとめた、あなたの「飲み活」をもっと楽しくするマガジンです。
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