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【まとめ】この魅力を知ってほしい!宮崎あおい出演のおすすめ映画10本

屈託のない笑顔と輝く美貌を兼ね備え、感情豊かな演技が魅力の「宮崎あおい」。
しばらく芸能活動を自粛している彼女だが、メデイア露出が減っている今だからこそ、彼女の魅力を知ってほしい…!
ということで、宮崎あおいの出演作をまとめて紹介しよう。

宮崎あおい プロフィール

宮崎あおいは1985年11月30日東京都生まれ。
4歳で子役デビューを果たし、CMや雑誌を中心に活動。その後大林宣彦監督の「あの、夏の日/とんでろ、じいちゃん」(99)でスクリーンデビュー。映画初主演作品「害虫」(01)でナント三大陸映画祭コンペティション部門主演女優賞を受賞。その後、テレビドラマや舞台へと活躍の場を広げる。
2008年以降は日本アカデミー賞の受賞歴も多く、『少年メリケンサック』(08)での優秀主演女優賞を皮切りに、『ツレがうつになりまして。』(11)優秀主演女優賞、『舟を編む』(13)優秀主演女優賞、『怒り』(16)優秀主演女優賞、など立て続けに受賞、人気女優としての地位を不動のものにしていく。
近年では2017年にV6岡田准一と結婚、2018年には第一子が誕生するなど、プライベートでも活躍をみせ、多くの男性ファンが枕を濡らした

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『害虫』(2007)

孤立した少女が向かう先は

『黄泉がえり』『どろろ』などを手がける塩田明彦監督が、思春期特有の不安定な心の機微を描く。

宮崎あおいは主人公の少女サチ子を演じる。感情をあまり表に出さず、微妙な表情の変化で魅せる演技から、彼女の大女優への片鱗を垣間見る。もっと笑っているほうが好きだが、これはこれで良い。


『NANA』(2007)

彼女の明るい笑顔は、音楽以上に元気をくれる

矢沢あい原作の同名人気コミックを、『黒執事」などの大谷健太郎監督で実写映画化。同じ名前を持つ正反対の性格を持つ2人の女性が出会い、ルームシェアをしていく中で運命が交錯する。

前編・後編のある今作だが、宮崎あおいは前編の小松菜々役で出演。明るい笑顔で、もうひとりのナナ(中島美嘉)を始め、周囲の人を元気にする。

後編に未出演なのは過激なシーンがあるため、事務所NGで出演を控えたという噂もあるが・・・。彼女にはぜひこれからも清純派を貫いてほしい

ちなみに宮崎あおいの第一子はコウノトリさんが運んできてくれたそうだ(カツセマサヒコ氏 談)


『好きだ』(2007)

こんな高校生活がしたかった

お互いに「好きだ」を言えずに、17年越しに再開を果たした男女の青春を描く。「台本なし、キーワードだけが渡される」という独特の手法で、導き出した自然な演技に心奪われる。川辺での長回しシーンは、息を飲みすぎて窒息するかと思った

17才のユウを演じた宮崎あおい。「好きだ、」そのたった3文字を言えたら、どれだけ気持ちがラクになるのだろう…。このもどかしさを知っている人には突き刺さる作品。

そして見終わってこう言うだろう、「好きだ、宮崎あおい


『ただ、君を愛してる』(2008)

ベスト・オブ・宮崎あおい

『いま、会いにゆきます』『そのときは彼によろしく』などの市川拓司原作小説を映画化。恋ができない少女と、カメラ好きな青年が繰り広げる、一生にたったひとつの恋物語。

不思議な少女・静流を演じた宮崎あおい。たった116分の映画だが、その中横断歩道で出会い、森で成長し、NYで再開するまで。かわいい、きれい、美しい、とその各場面で3種類の宮崎あおいが楽しめる(軽くネタバレ)。一本で3度美味しい作品


『少年メリケンサック』(2009)

メロウでパンクな彼女に一目惚れ

クドカンこと宮藤官九郎監督が手がける長編映画2作目。50歳を過ぎたパンクな親父集団と全国ライブツアーに出ることになったOLの奮闘をコミカルに描く。

間違えて50歳過ぎのバンドと全国ツアーに出ることになったOL・かんなを演じた宮崎あおい。前作『ただ、君を愛している』のイメージを一変、中指を突き立て、飛び蹴りをかます彼女も愛くるしい。特に彼氏との甘々な関係から、現実を見てブチ切れた姿は必見。


『ソラニン』(2010)

ギターを弾いて歌う姿にエモさ爆発

浅野いにおの同名人気コミックを実写映画化。大学生とOLの緩やかでも、変化していく日常を「ソラニン」という歌に重ね合わせる青春ラブストーリー。

会社を辞めた元OL・芽衣子を演じた宮崎あおい。映画のクライマックス、それまでの伏線を全て回収して、ギターをかき鳴らす姿に魂を揺さぶられる。音楽は上手さではない、魂なのだ、と。

ソラニンのほかに演奏する、「ささやかな」という曲も良い。


『ツレがうつになりまして。』(2011)

辛いことも楽しいことも、君となら

細川貂々のベストセラーを『半落ち』の佐々部清監督で実写映画化。夫のうつ病をきっかけに、これまでを見つめ直しながら、夫婦で成長をしていくヒューマンドラマ。夫婦だけでなく、周りの人を大切にする「思いやり」の素晴らしさに気がつくはず。

妻・晴子を演じた宮崎あおい。夫(堺雅人)を心配し、添い寝する姿に癒やされる。髪型が2つのお団子なのもGOOD


『おおかみこどもの雨と雪』(2014)

こんな母さんが欲しかった!

『時をかける少女』『サマーウォーズ』などの細田守監督が手掛ける、アニメーション映画。人間とオオカミ、その間に生まれた子どもたちと、世間のやり取りを通じ、母と子の愛と絆を描く。大自然の綺麗な色彩にも注目。

おおかみおとこと運命的な恋に落ち、半人間・半おおかみの二人の姉弟を持つ母・花の声を担当した宮崎あおい。信念をもって強く生きる花に育てられる子が、現実世界に存在していることを羨むばかりです。


『舟を編む』(2015)

ここの割烹料理屋は行きつけにしたい

三浦しをんの同名小説を、『川の底からこんにちは』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 』などの石井裕也監督が実写映画化。落ちこぼれ編集部が新辞書を発行するまでの軌跡をユーモラスに描く。

言葉に対する感性が鋭い馬締(松田龍平)が下宿する大家の孫娘・林香具矢を演じた宮崎あおい。料理人を目指し板前修業をする姿と、自然体な普段着とのギャップがイイ!

またこの頃から大人の女性としての魅力が溢れ出ており、今まで思い描いていた可愛いイメージが上書きされ、宮崎あおいにハマった


『世界から猫が消えたなら』(2015)

水も滴るイイ女は幸せになるべき

川村元気の小説を原作に、『ジャッジ!』『帝一の國』の永井聡がメガホンを撮ったヒューマンドラマ。余命の延長と引き換えに、身の回りの大切なものを奪う悪魔とのやり取りを通じ、人生に大切なモノに気がつく。

主人公の初恋の彼女を演じた宮崎あおい。彼と南米を旅行した際、悲しい出来事に遭遇してしまい、滝の前で水しぶきを浴びながら、絶叫する彼女を見て思った。
幸せになってほしい、と。


『怒り』(2017)

新しい”宮崎あおい”が心を打ち砕く

『横道世之介』『さよなら渓谷』など吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が実写映画化。「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後。謎の3人の男が現れた三つの街を舞台に、彼らと出会った人々が、その正体と殺人事件の犯人を重ねながら、疑惑と信頼の間で揺れ動く。

千葉の漁港で暮らす洋平(渡辺謙)の娘で、謎の青年・田代(松山ケンイチ)恋仲になる愛子を演じた宮崎あおい。

これまでの「宮崎あおい像」を打ち破る迫真の演技で、観たもの全員の心を打ち砕く。新・宮崎あおい、いや「宮崎あおい2.0」と呼ぼう。


いかがでしたか?


結婚をし、子供も生まれ、人間としての輝きを一層強める宮崎あおい。次にスクリーンに戻ってくる時には「宮崎あおい3.0」としてパワーアップしていることでしょう。

宮崎あおいについて書き上げたことで心が浄化されたので、今日はゆっくり眠れそうです

あ、紹介した映画もチェックしてもらえたら嬉しいです。
あなたの好きな宮崎あおいはどれですか?



※もしよければ、まじめに書いた「○○出演のおすすめ映画まとめ」もご覧ください!

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