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『青い空』


青い空をみてた
電線と屋根で窮屈そうな

駐車場の桜が 枯れかけの葉を揺らすよ
赤い光を道に落としてる

青い空を買えないかな
ぼくはもう精一杯働くよ

ちぎれそうな心で ちぎれそうな手で
重い荷物運ぶよ

ああ 曖昧な歩き方を笑っておくれ
寒すぎる駅のホームじゃ何度も確かめてた

いつまでも 消えない顔 頰
この胸を濡らすよ 誰にも見えない雨が



青い空を諦める
曇り空と仲良く暮らす
陽が落ちたら寂しいから
思い出した歌を道連れに
とぼとぼ帰るだけ

居なくても 消えない顔と頰
この胸を濡らすよ
誰にも見えない雨 虹も探せないまま
冷たい風にさらすだけ
#音楽 #オリジナル