いちばん親や世間に感じていた違和感が何かわかった瞬間
あなたはいつも自分の感情を大事にできているだろうか。
いつも自分の気持ちを優先できているだろうか。
自分の気持ちを優先させようとすると、周りに咎められた。または咎められるのではないかと勝手に周りに合わせるために我慢したことはないだろうか。
思えば、私たちは親や学校、世間から悪気もなく、ずっと言われ続けてきた。
「あなたの気持ちなんて関係ない。いちばん優先させなければならないことはみんなと合わせること。」
それができなければ、厳しい世間で生き残ることができない。この子のためだ。
うちの親は本気でそう思い、悪気なく我が子にそう教えてきたのだと思う。
うちの親もまたその親や社会からそう学び、時代が変わってきていることにたいして興味もない親世代の人たちはそのズレに気づきもしない。
今の若い世代の子たちは、生まれながらにして(自分を生きられない仕組み)になっている世の中に違和感を強く感じ、違和感に抗う覚悟がある感じがする。
私のような真ん中の世代はどうだろう。違和感を感じない世代に育てられ、その違和感を抑えながら暮らしてきた。
そんな自分が親になり、子育てをする番が回ってきた。出産を期に社会から離れる時間ができた。
我が子のために、自分に何ができるかはわからなかったが、これだけはわかっていた。「子供には違和感を感じさせてはいけない」世間とズレていたとしても、自分の気持ちを抑えて周りに合わせるようなことはしなくていい。
自分の気持ちを正直に人前で話せる子。そのくらい自分のことを信じられる子になって欲しかった。
そのためにはどうしたらいいか?
私が読んだ育児書や教育に関する心理学などの本は300冊を超えたと思う。
さすがにそれだけ読めば道筋は見えてきた。結局どんな方法でもいい。その子が心から望んでいることをさせ続けて、成果を出しやすくすればいいのだ。
子育てにもたった一つの正解はなかった。親子の数だけ正解がある。
大体、いつも世間から押し付けられる正解に違和感を感じ、「違和感の正体を知りたい」と中二病をこじらせ続けた私に、ぴったり合う育児法が本になって出版されているわけがない。
私にとって子育てとは
「子どもがやりたいことを続ける手助けをすること」
「子どもが自分らしく居られるような居場所をつくること」
こうやって自分で出した答えに違和感はまったくない。答え合わせはまだまだ先になると思う。私と子どもの成長が続く限り、結果はわからないし、そもそも答え合わせなどできない。
違和感の正体。自分にとっての正解は、外にはない。違和感を感じたくなければ、自分の気持ちに正直になること、自分の頭で考え続ることだ。
世間に対して、いちばんに感じることが違和感ではなくなった今はとても幸せを感じられる。もっと多くの人がこのことに気づけば、明るい未来がやってくるんじゃないかと思う。自分が幸せを感じていれば、他人にも寛容になれるはず。
子どもたちが希望を持って生きられる世界をみせたい。そんな世界を私も一緒に楽しみたい。結局コレ!自分の感情がいちばん大事なのだ。
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