自己肯定感があっても、うまく行っているように見えないイタい人がいる理由
日本人の幸福度が足りないのは、自己肯定感が低いせい。
そんな分析を信じて、自分や子どもの自己肯定感を上げるにはどうしたらいいのか?「ありのままで〜♪」と歌ってみたり叱らない子育てが流行ったり。
それでも、やっぱり疑問に思っていました。
自己肯定感がありすぎると、努力せずに何もできない人のままで終わるってことないですか?
このままでいい、ありのままでいい。って、思っているだけで幸せなのかな?人が幸せを感じる項目に成長する喜びっていうのがあるけど、そこと矛盾してこないかな?
なんて思いながらも、ある程度自分に自信がないと新しいことにも挑戦できないだろうし、自己肯定感がないと辛いことは確かだな。と、自分のありのままを認める、子どもを認めることを意識してきました。
それが、先日ワーママはるさんのVoicyを聞いていて、私の中で長年モヤモヤしていた自己肯定感問題が、一気にスッキリするという瞬間が訪れました!!
ワーママはるさんの言葉の因数分解で、自己肯定感と、自尊感情、自己有用感の違いを教えてくれていたんです。
なるほどなるほど!自尊感情は、自己肯定感とほとんど同じ意味で使われ、自分の欠点も含めて自分に自信がある状態。→自己のみで感じられる感情。
自己有用感は自分が有用だと思える感情で、自分の存在が周りの人に役立っている、貢献していると認識できているときに感じられる。→他者ありきで感じる感情
私が感じていた違和感はコレでした!!つまり、いくら自分に自信があっても、他者目線からみてイタいだけの人は、周りの人にあまり貢献できない人ってこと。
とくに日本の社会では自分のことや身内を自慢することは嫌がられ、それが自己肯定感のなさにつながっていると言われていました。確かに、外国人のような積極性を持たなければ世界では戦えないので、自己肯定感=根拠のない自信は必要かと。
ただ、人間は他者との関わりがあってなんぼの生き物。周りの人の役に立っている自分を感じることができなければ寂しい。他人からみても「この人がいてくれて良かった」と思われるような人でないと、本当の意味で自信が持てず、幸せを感じられない。
ああスッキリした!!
自己肯定感と自己有用感。どちらも必要♪じゃ、どちらも育つような声かけをするには?
やっぱり子育ては自分育て。子どものためにと自然と学んだことが結果的に自分の成長や幸せになって返ってきます。またひとつ賢くなった♪の連続。
どんどん賢くなって困っちゃうなぁ♪←自己肯定感あるけどイタい人 笑
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