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『ペライチ創業者山下翔一氏に学ぶ!Withコロナ時代を生きる私たちの【地域の在り方・生活や事業の在り方】を考える』ママ夢ラジオ2周年記念特別講演会(5)


2020年7月26日ペライチ創業者山下翔一さんをお迎えしてのママ夢ラジオ2周年記念特別公演会の文字起こしを複数回に渡ってお届けいたします

《 講演会の動画は⬆︎⬆︎ 》

《 講演会の文字起こしのマガジンは⬆︎⬆︎ 》


山下
「日本人のもったいないと思うところは、出来るものしか発信しないんです。自信があることしか発信しない。これ、超もったいないです。自信があることしか発信しなくなると、発信していくことが限られて行って実現しない。僕の思考は逆で、出来ないと思うからこそ発信します。ワンピースのルフィと一緒ですね。”海賊王に俺はなる”とは言ってない、”海賊王に俺はなりたい”としか言ってないんです。コミットしているわけじゃなくて、こういう事をやりたいんだっていう発信するんですね。
”やる”って言うと、やれなかった時に何か言われたらどうしようとか思うじゃないですか。コミットしているでいいんです、”やりたい!”と言えばいいんです。”やりたいから力を貸してくれ”でいいんです。”でも俺は一人ではやれないから、みんな力を貸してくれて”ってルフィと一緒じゃないですか」


たけおか
「確かにそうですね」


山下
「全く一緒なんですよ。あれは、夢を叶えて行く一人の少年のストーリーであり、それを上手く自分に落とし込んでやると、すごくいろんな仲間たちが集まるんですね。
でも、ほとんどの人たちは、自信を持って発信できることしか発信して行かないから、広まっていかない。自信がない時こそ、自信を持って発信する。”できない”って」


たけおか
「なるほど、それを自信を持って言うのですね」


山下
「そこで大事なのは、”できない”と言った時に、手伝ってあげたいと思ってもらえるような人かどうかなんですよね。普段から小さくてもいいから誰かのために行動をし続けているとか信用があるとか、それがベースにあって、その上で”できない”と言うと”私にやれる事だったら”と手を貸してくれる人が出てくる。そうすると、やれる事がどんどん広まって行って、社会的信用も増えて行って、それにまたレバレッジを掛けてもっと出来ない事を発信していく。

自己紹介で夢を言う時に、”私はこれになりたい、これをやりたい”というのも、本当はその先にあるものを言わなければいけない。例えば僕だと、”世界平和が夢です”なんだけど、何をやっているんですか?と問われた時に、”ペライチというのをやっています”だけしか言わなかったら、それって夢を実現するためにの一つのピースでしかないんです。ワンピース的に言うと、一つの経由する島でしかない。本当に行きたいのは、もっと遠くの島
なのに、今やっている事しか言わないと広がって行かない。何故かと言うと、自分一人のたった何十年かの超狭い経験の中で、自分しか生きていない人生の中で、こうやった方がいいんじゃないか?と答えを出したものでしかない。でも、世の中たくさん魔法使いがいるわけじゃないですか。本当に行きたい島を言うと、こっちの島を通った方がショートカットで行けるよとか、もっと違う可能性もあるよとか反応がある。

何をやりたいかと発信するのは大事。自分の夢として今やっている事だけを発信するのはもったいない。それに関係する人たちもいるから言った方がいいけど、それだけだと他の可能性がある人たち、無限にある自分に見えていない最終目的地の島に行くルートを知っている人を捨てている事になる。

やりたい事の奥の奥を言うことがすごく大事で共感を得られるような話ができると、”だったら私こういう手段を持ってるよ””私こういう人を知っているよ”というのがどんどん集まってくる。そうすると、自分が想像もしてなかった素晴らしい道のりが開けるんです。

自分ではどういう未来が待っているかなんて分からない。でも少なくとも、夢を持つことも夢を発信することも思いを発信することも、一言一言で自分の可能性を広げてるのか狭めているのかが全然違う。一日でも一カ月でも一年間でも違うし、これ一生だったらとんでもない広がり方と狭まり方ですよ。

だからこそ、自分の夢をどういう風に設定して発信していくかが大事。
女性の方が謙遜しがちだったり夢を小さく持ちがちだけど、もっと広めて行きたい・いろんな人たちを助けたいとか、より広がりとか大きさを求めるなら、夢・思い・ビジョンの大きさとそれを叶えたいという覚悟の大きさで巻き込まれてくれたり巻き込める人のレベルが変わるので、それを
理解しておかなきゃいけない。小さな夢を発信する人には小さな夢を叶える人しか集まってこないんですよ。何でも発信すればいいってものじゃない。何を誰に発信するのかがすごく大事で、それによって夢が叶うか叶わないかはめちゃくちゃ変わってくる。

僕、Facebookだけでも一日何十件とメッセージをいただくんですけど、主婦の方も多いんです。すごい思うのは、なんでこの人こんなに謙遜してるんだろうなって。敬う事は大事ですけど、萎縮もしなくていい。”ただの主婦なんですけど・普通の主婦なんですけど”って言う人がめっちゃ多いんですよ。その時点でたぶん意識が違うなと思っていて、僕は主婦にはなれないし、主婦の人たちってめっちゃ凄いと思ってるんです。僕は子供もいないし、責任を持って子供を育てるとか僕に出来ない事をめっちゃ出来ている。すごく尊敬しているのに、”ママだから、ママなんて、私なんて”とか思っている意識自体がすごく可能性を狭めている。それが想像を膨らませている瞬間や夢を持つ瞬間にめちゃくちゃ邪魔するんです。

だからと言って驕る事も違う。みんな対等なんですよ、シンプルに。平等だし一緒。だからこそ、相手が誰であろうと相手を気遣うべきであるし、でも自分を卑下する必要も全く無い。
自分自身の可能性を自分自身で狭めるのではなくて、何でも出来る魔法使いだと思った時に、私は出来なくても世の中には魔法使いがたくさんいて叶えてくれるんだ私の夢をと思ったら気が楽じゃないですか。自分で何でもやらなきゃいけないと思ったらシンドイですよ。僕はもう何でもは自分でやらないと決めてるんで。一緒に夢を見る人たちを増やせばいいんです。

強制になったらダメ。一緒に夢を見る人たちを増やしていくと、すごい幸せなことになる。自分の夢とか家族の夢、一緒にやっていく人たちの夢がリンクして同じ方向に行こうとすると、皆が楽しんでやれる。それを”やってくれ”になっちゃうと、どこかに無理があるので、”やりたい”と思ってもらえるかどうかが大事ですよね」


※山下翔一さんnote


※ママ夢ラジオホームページ


★[ママ夢ラジオの#ここだけの話]文字起こし担当:なかしまゆみえ(ママ夢ラジオ渋谷)

個人ブログ


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