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カボチャより重いタマネギ〜たなまち農園日誌 20190717〜

【今日の作業】
・カボチャの収穫
・腐ったタマネギの処分

カボチャの収穫が終わったら、冬野菜の作付けに向けて、畑の片付け。

ハンマーモアという、草を粉砕する機械をつかって、カボチャを土に還した。

カボチャは収穫したはいいけど、今度は保存をしなくてはならない。

「カボチャって運ぶの大変だし、保存も大変だな。ひとりでできるやろか。」

野菜は育てて終わりじゃない。

その野菜が誰かの口に入るまでには、さらに多くのステップがある。

野菜は生物(いきもの)なので、ネジとはちがって、その間に食べられなくなってしまうことも。

この日、腐ってしまったタマネギを処分する作業をした。
(処分といっても、ゆくゆくは土に還るのだけれど。)


毎朝の収穫、やっぱり大変だなと思う日々だったけれど、
この腐ったタマネギの処分作業、
その精神的な負担は、それはそれは大きかった。

一輪車にタマネギを積んで、残渣置き場に持っていく作業を繰り返した。

作業自体は大したことない。

でも、たったそれだけなのに、カボチャを運ぶよりもよっぽど一輪車が重く感じた。

人は気持ち次第で、仕事のきつさがこれほどに違うものかと感じた。


あの光景をみたらきっと、

「捨てるのはもったいない」

と思う人も多いんじゃないだろうか。

けれど、じゃあそのタマネギを買ってくれるのかというと、どうだろう。

今日は、カボチャの収穫とタマネギの片付けという、対照的な1日。


対照的なってことで、ひとつ。

八尋さんの畑にある看板。

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え、どっち。


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