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鳥獣害の講演、江口祐輔さんの話〜たなまち農園日誌 20190808〜

今日の午後は、JAのリーダー研修というのに一緒に参加させてもらって、鳥獣害を専門とする江口祐輔さんの講話を聞きに行った。

江口さんが言っていた鳥獣害予防のステップとしては、

①周りの環境管理
②畑の全面を囲う
③上記ができた上で、被害をもたらしている特定個体の確保

ということだった。

単純なイノシシの捕獲数と被害額には負の相関関係がないらしい。(単にイノシシを捕まえようとしても被害は減らない。)
そして、特定個体の捕獲も周りの環境整備と畑が囲われていることが前提としてないと捕まえることはできないという話だった。

講演が終わった後の質問タイム。

ある参加者の方「カボチャの被害で困っています。どうやったらイノシシが捕獲できるのでしょうか。」

この質問がでたとき、正直な僕の感想

「さっきの話、全然聴いてないじゃん。」

しかし、帰り際に八尋さんと一緒に車に向かってい歩いているとき、

八尋さん「あの農家の方は、目の前のカボチャのことで本当に頭がいっぱいなんだなあ。すがる思いでこの話を聞きに来たんやろうなあ。」

とおっしゃった。

僕は、その農家さんの気持ちとか考えてもなかった。

八尋さんって、どこまでも人のことを考えてらっしゃるんだなあ。

さて、夏といえばお祭り。
研修先の朝倉街道でも、先日こども祭りで、子どもたちが神輿(みこし)をかついでいた。

八尋さん「神輿って英語で何ていうか知っとる?」

僕「うーん、MIKOSHI、ですか。TSUNAMI的な感じで。」

八尋さん「Potable shrine. 英語にすると改めて本当に意味がわかるよね。」

これ、ホントです!


鳥獣害対策の農水のHPにも掲載されているようです。
お困りの方はぜひご覧ください。

参照HP:農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/

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